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明治27年創業のさいたま市桜区の酒屋です。
覚悟ある造りを行っている彼らのその1本をを、その仕事量、努力、そして当然ですがその実力に見合った対価で楽しんでいただきたいとの考えをもとに皆さまへご案内させて頂きます。
定休日:日・祝日(土曜日の午後のご注文は週明けの対応とさせて頂きます。)
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・価格は全て税込価格となっております。
・温度管理に敏感な商品を取り扱っておりますので、商品の出荷は全てクール便でのご対応(通年※グッズ類、ウィスキー、スピリッツ、一部リキュール、一部ビールを除く)とさせて頂きます。
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・商品画像の生産年表記は異なる場合がございます。(商品名の生産年が正しい生産年です。)
・業務用でも販売しておりますので、注文確定後に欠品している場合がございます。欠品の際はこちらからお電話またはメールにてご連絡させて頂きます。
・購入条件の付いている商品も多々掲載しております。条件に満たない場合は自動でキャンセルとなりますので予めご了承ください。
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ルビーゴ・フリッツァンテ22 750ml / クローチ
¥3,020
【B240】 Type:スパークリングワイン(微泡) Region:イタリア/ エミリア・ロマーニャ Variety:オルトルーゴ100% マセ7~12日、セメント槽発酵 残糖を残したまま瓶詰のメトードアンセストラーレ SO2極少量添加、ノンフィルター 今年のルビーゴは果実味が穏やか、シダー(杉)のニュアンス、ドライでスマートな印象。2021年同様、梗の様なニュアンスがあり、タンニンも感じます。少し寝かせたいヴィンテージです。 Croci クローチ Emilia Romagna / Castell’Arquato クローチは1935年、もともとこの地で農業を営んでいたジョゼッペ・クローチ氏が、この土地を購入した 事から歴史が始まる。当初は酪農等、兼業農家として生計を立てていたが。80年代よりワイナリーとしての活動を本格化。少量ずつ自社でのボトル詰め、販売を開始した。畑は10ha。北向きのなだらかな 斜面でアペニン山脈からの涼しい風が常に吹き降ろしてくる。当初より有機農法での栽培を行い、地元密着でワイン販売していく。畑の標高は260m。現在は孫にあたるマッシミリアーノ氏と弟のジョゼッペ氏 が志を引き継ぎ、祖父から伝わる家族の味を守り続けている。 醸造はセメントタンクにて白も赤も皮ごと自然酵母のみで醗酵。冬の間セメントタンクで過ごしたあと、それぞれの熟成期間の後瓶詰め。クローチのメインとなるワインはフリッツァンテ。彼らの土地は大きく山の上側と下側に分かれ、上側は鉄分を含んだリッチな土壌、下側はエミリエでも珍しい海由来の窒素分の少ない砂質土壌となっており、この下側の部分では窒素不足の為、酵母の発酵が緩やかになる。冬にカンティーナの温度が下がると共に、発酵は一時停止する。春になり、残糖を残したままボトル詰めを行う。次第に暖かくなり、ワインの温度も上昇すると停止していた酵母が再び動き出し、瓶の中で再発酵が始まり、フリッツァンテとなるのだ。 このフリッツァンテはこの土地ならではの味なのである。山の上側の畑からはそのリッチなミネラル分からスティルワインが造られる。総敷地は18haあるが、森や木々に囲まれている。 また、彼らは代々そうしてきたように小麦を造っている。単一品種ではなく、複数の品種を栽培している。それは農業として売るためというよりは、まず自分たちの食糧であり、余ったものを外へ売るのが昔からの農家の基本だからである。自給自足が基本であり、ビオディベルシタ(生物多様性)が大切であり、ワインが売れるからと言って小麦畑をつぶして葡萄畑にしようとは決して思わないという。 そこには代々この土地で他の者に左右されない確固たる農民としての信念と、人類が安易に歩んできてしまった道への警鐘も含まれている。SO2はトラヴァーソ(移し替え)の時にフリーの量を図って1回だけ10~15mg/L添加。 (輸入元資料参照)
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パンパネオ・アンセストラル・アイレン・ナチュラル23 750ml / エセンシア・ルラル
¥2,640
【A960】 Type:スパークリングワイン Region:スペイン/ラ・マンチャ Variety:アイレン ティナハもしくはセメントタンクで10日間マセレーション 瓶詰め前に、ステンレスタンクで温度を下げて醗酵を止める ボトル内で1次醗酵を終了 2017年まではピエ・フランコのブドウのみを使用し、ごく少量だけDEDALOの名前でリリースしていた。2018年は、自社畑からで、接ぎ木された樹齢70-80年のブドウも使用している。エセンシア・ルラルらしく、スパークリングであっても、ティナハでのマセレーションにはこだわっている。 エセンシア・ルラルについて マドリードの南、ケロ村にワイナリーを持つ。地元消費用にワインを造っていたが、2002年にマーケットにおいて独自性を打ち出すため、エセンシア・ルラルという会社を設立した。厳しく乾燥する気候のラ・マンチャだが、灌漑をしないため、40ha以上の畑を持ちながら、生産量は100,000本に届かない。エセンシア・ルラルで使うブドウは、樹齢100年を超すアイレンとテンプラニーリョも多く、ゴブレに仕立てられた平地の畑が地平線まで続く。その畑の中に、かつての大量生産時代の遺跡ともいえる巨大な円筒状のコンクリートタンクを備えた協同組合のワイナリーがあり、ワイン産業の盛衰を感じる光景だ。栽培・醸造家のフリアン・ルイスは、醸造を開始当初は、マーケットの要望に合わせ、醸造技術で管理されたワイン造りをしていたが、会社の設立と合わせ、自分の感性の向くままにワイン造りを始めた。通常大量生産に向くとされるアイレンの古樹は、とても凝縮したブドウを少量実らせ、超長期のマセレーションをかけることで、独特の濃厚な味わいを持つ。推し量れない要素も確かにあるが、フリアンのワインはラ・マンチャの自然とワイン文化への最大の賛辞なのだ。 (輸入元資料参照)
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ロンカイエ ヴィーノ・フリッツァンテ23 750ml / メンティ
¥2,925
【B170】 Type:スパークリングワイン(微泡) Region:イタリア/ヴェネト Variety:ガルガーネガ 土壌:沖積土壌 ステンレスタンクかコンクリートタンクで醗酵させたのち、レチョート用の、陰干ししたブドウの果汁を加える。濾過せずにボトリング。春になり暖かくなると、瓶内で二次発酵が起こり、そのまま熟成させる。 亜硫酸無添加キュヴェで、瓶内二次発酵用の糖分も陰干ししたレチョート用の果汁を使う。ブドウの果汁のみから浸かられた、口当たりのやわらかなスパークリングワイン。デゴルジュマンをしていないので澱が沈んでいるが、絡めて飲むことで、より”楽しい(divertente)”飲み心地になる。 ロンカイエは、畑のあるガンベッラーラの土地の名称で、「森林」を意味する「Ronchi(ロンキ)」に由来している。その昔、実際にその地は雑木林だったそうで、それを開拓して今の畑ができたことから名づけられた。 ステーファノ・メンティは、イタリアワイン界の中軸と目される逸材である。この造り手の登場で「イタリアのナチュラルワイン界は、面目を一新した」とさえ思わせる者。1600年代に建てられた石造りの農家を今もワイン造りに活用。建物自体が今なお呼吸しているように感じさせる。周囲の山と畑に、鷹、鷲、雉、ウサギなどが日々現れるのは、「2001年にビオロジックに転換して以来」と、若き4代目当主ステーファノ・メンティ。2010年からはビオディナミを採用し、6haの自社畑を管理している。ブドウ圧搾は基本全て全房で行うのも、ステーファノの信条で、ガルガーネガ100%の白ワインを中心に、オレンジワイン、瓶内二次発酵・澱引きなしのスパークリングも生産している。いずれも個性あふれる洗練されたナチュラルワイン。包み込むようなテクスチュア、優しくあたたかな味わいと、無類にきれいな仕上がりで、ワインはイタリア本国でも毎年リリースと同時に完売となる。 (輸入元資料参照)
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グラン・サンドレ2012 / ドラピエ (箱付)
¥20,400
【A1153:限特】 ※こちらは箱付です。 Type:スパークリングワイン Region:フランス/シャンパーニュ Variety:ピノ・ノワール、シャルドネ ウルヴィル村のピノ・ノワールを中心にクラマン、モンターニュ・ド・ランスのシャルドネを使用。ジュラシック期キンメリジャン土壌のピノ・ノワールは熟度が高い上に、ミネラル分も多く含んでいる。「グラン・サンドレ」の区画は樹齢が高く、真南を向いているので特に品質の高いピノ・ノワールが収穫される。35%は樽熟成。9年間シュール・リーで瓶内熟成。20年間大樽で熟成させたリキュールを4.5g/L 添加。ノン・フィルター。 Drappier ドラピエ マルセル・ラピエールが愛した『シャンパーニュ』 「マルセル・ラピエール」「フィリップ・パカレ」「Ch.ル・ピュイ」そして「ジャック・セロス」も愛飲するシャンパーニュ。南部コート・デ・バールでピノ・ノワールを主体に栽培。ブリュット・ナチュールの第一人者としても知られる。 ナチュラリストに愛される 「フィリップ・パカレ」との食事は「ドラピエ」で始まる。パリで人気のワインショップ、カーヴ・オジェが薦めるブリュット・ナチュールも「ドラピエ」。世界3大テノールのルチアーノ・パヴァロッティは喉に優しいと「ドラピエ」を歌う前に飲んだ。 『自然と芸術を愛する人々に愛されるシャンパーニュ。本物の純粋さを求める人達の為に造っている』 シャンパーニュの南端、オーヴ県ウルヴィル村。12世紀にシルタシアン派の僧侶によって築かれた地下セラーは現在も使われており、当時からこの地でワイン造りが行われていた事を示している(ドン・ペリニヨンより古い)。1808年より、この地でシャンパン造りを始めたドラピエは現当主「ミッシェル」で8代目。他の大手メゾンとは異なり、常に家族経営を続けている。 完全無農薬とノン・ドザージュを追及 所有する53haの畑では1989年から一切の農薬を使用しない有機栽培を実践。きっかけは長女シャルリーンの誕生だった。 『子供達の将来を考えた時に自然と今の自然な畑作りと葡萄栽培をやるべきと決断した』 しかし、ビオロジックへの移行は簡単ではなかった。合成肥料から堆肥への切り替え。農薬の不使用によって病や、害虫被害が増え収量は30%減った。土壌改善はゆっくりと進み、今では以前よりも個性をしっかり持ち、強い葡萄が収穫されている。 『葡萄畑の見栄えは悪くなった。でも、それが本来の姿。静と言うより、生命感に溢れる動の畑だ』 味わいに大きな影響を及ぼすドサージュ。「ドラピエ」ではワインに蔗糖を足し25年間熟成させたリキュールを品種毎に手作りしている。そして各キュヴェのセパージュと同じものを少量添加している。ブリュットは15g/lまで許されているが、カルト・ドールは6g/l。 『ドサージュの少なさはビオロジックで葡萄が強く自らの個性を表現できるようになったからできること。完熟した強い果実でないと6g程度の少ないドサージュでは骨格の無い寂しいワインになってしまう』 SO2無/ノン・ドザージュ/PN 『亜硫酸は香味を消す。少量であれば問題ないにせよ刺激物。純粋さを実現する為に添加量を少しずつ減らしている。現在、通常100mg/l程度使われるところ35mg/lまで減らしている』 収穫された葡萄は小分けにし、できる限り短時間でタンクに運ぶ。18度の完全な温度管理の下、野性酵母を使ってゆっくりと発酵を開始。酸素を遮断する為、圧搾機を発酵槽の真上に設置したグラヴィティシステムを採用。SO2無しでも果汁はバクテリアに侵されること無くワインへ変化する。2007年にはSO2完全無添加の「ブリュット・ナチュール・サン・スフル」をリリース。仏国内で大きな話題となった。15年の歳月を経て誕生したピノ・ノワール100%・ノン・ドザージュ・SO2無添加という一切を削ぎ落とした究極のシャンパーニュだ。 『SO2にアレルギーのあった母親は食事の時にタンクからSO2添加前のワインを抜き取って飲んでいた。ある時、遊びに来ていたソムリエがそれを飲んで感激してしまい、このキュヴェを造ることになった』 (輸入元資料参照)
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カルト・ドールNV 750ml / ドラピエ
¥8,000
【D400:限特】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/シャンパーニュ Variety:ピノ・ノワール+α コート・デ・バールの個性を最大限に引き出す事を目的にしたキュヴェなのでピノ・ノワールの比率を年々高めている。垂直プレスではなく、空気圧で優しくプレス。このプレス機は空気と触れないのでフレッシュさも失わない。自然酵母で2週間低温発酵。5%だけ木樽で熟成させることで複雑味を与えている。40%リザーブワイン。ドサージュ6.5g/L。ノン・フィルター。 Drappier ドラピエ マルセル・ラピエールが愛した『シャンパーニュ』 「マルセル・ラピエール」「フィリップ・パカレ」「Ch.ル・ピュイ」そして「ジャック・セロス」も愛飲するシャンパーニュ。南部コート・デ・バールでピノ・ノワールを主体に栽培。ブリュット・ナチュールの第一人者としても知られる。 ナチュラリストに愛される 「フィリップ・パカレ」との食事は「ドラピエ」で始まる。パリで人気のワインショップ、カーヴ・オジェが薦めるブリュット・ナチュールも「ドラピエ」。世界3大テノールのルチアーノ・パヴァロッティは喉に優しいと「ドラピエ」を歌う前に飲んだ。 『自然と芸術を愛する人々に愛されるシャンパーニュ。本物の純粋さを求める人達の為に造っている』 シャンパーニュの南端、オーヴ県ウルヴィル村。12世紀にシルタシアン派の僧侶によって築かれた地下セラーは現在も使われており、当時からこの地でワイン造りが行われていた事を示している(ドン・ペリニヨンより古い)。1808年より、この地でシャンパン造りを始めたドラピエは現当主「ミッシェル」で8代目。他の大手メゾンとは異なり、常に家族経営を続けている。 完全無農薬とノン・ドザージュを追及 所有する53haの畑では1989年から一切の農薬を使用しない有機栽培を実践。きっかけは長女シャルリーンの誕生だった。 『子供達の将来を考えた時に自然と今の自然な畑作りと葡萄栽培をやるべきと決断した』 しかし、ビオロジックへの移行は簡単ではなかった。合成肥料から堆肥への切り替え。農薬の不使用によって病や、害虫被害が増え収量は30%減った。土壌改善はゆっくりと進み、今では以前よりも個性をしっかり持ち、強い葡萄が収穫されている。 『葡萄畑の見栄えは悪くなった。でも、それが本来の姿。静と言うより、生命感に溢れる動の畑だ』 味わいに大きな影響を及ぼすドサージュ。「ドラピエ」ではワインに蔗糖を足し25年間熟成させたリキュールを品種毎に手作りしている。そして各キュヴェのセパージュと同じものを少量添加している。ブリュットは15g/lまで許されているが、カルト・ドールは6g/l。 『ドサージュの少なさはビオロジックで葡萄が強く自らの個性を表現できるようになったからできること。完熟した強い果実でないと6g程度の少ないドサージュでは骨格の無い寂しいワインになってしまう』 SO2無/ノン・ドザージュ/PN 『亜硫酸は香味を消す。少量であれば問題ないにせよ刺激物。純粋さを実現する為に添加量を少しずつ減らしている。現在、通常100mg/l程度使われるところ35mg/lまで減らしている』 収穫された葡萄は小分けにし、できる限り短時間でタンクに運ぶ。18度の完全な温度管理の下、野性酵母を使ってゆっくりと発酵を開始。酸素を遮断する為、圧搾機を発酵槽の真上に設置したグラヴィティシステムを採用。SO2無しでも果汁はバクテリアに侵されること無くワインへ変化する。2007年にはSO2完全無添加の「ブリュット・ナチュール・サン・スフル」をリリース。仏国内で大きな話題となった。15年の歳月を経て誕生したピノ・ノワール100%・ノン・ドザージュ・SO2無添加という一切を削ぎ落とした究極のシャンパーニュだ。 『SO2にアレルギーのあった母親は食事の時にタンクからSO2添加前のワインを抜き取って飲んでいた。ある時、遊びに来ていたソムリエがそれを飲んで感激してしまい、このキュヴェを造ることになった』 (輸入元資料参照)
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ヴーヴレイ・ペティアン・ル・ナチュレル22 750ml / セバスチャン・ブリュネ
¥3,960
【B330】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/ロワール Variety:シュナン・ブラン 90年代に植樹された畑で、平均樹齢は30年。粘土が比較的大目でシレックスが混じる。手作業で収穫後、空気圧式プレス機で圧搾。48時間低温管理の後デブルバージュ。自然発酵。醸造は80%ステンレスタンク、20%は225Lのバリックで行う。発酵が進み味わいのバランスが取れたら、ボトルに移して発酵を続ける。トゥフォーでできたカーヴで最低12ヶ月間澱と共に熟成させる。醸造中は酸化防止剤は加えない。瓶詰め前に少量添加。 Sebastien Brunet セバスチャン・ブリュネ 今や珍しい「超正統派」シュナン・ブラン 流行に流されて果実や甘み、ゆったりとしたシュナン・ブランが多くなっている今。もう一度注目したい正統派ヴーヴレの伝道師がセバスチャン・ブリュネ。硬質で高い酸度がヴーヴレの最大限にミネラルを引き出す。 最も難しい産地ヴーヴレ アンボワーズからロワール川が蛇行した辺りの右岸、トゥフォー土壌が広がるエリアがヴーヴレ。ロワールの多くの産地の中で最も難しい産地と言われる。 『天候の振れ幅が大きいのでロワールで最も天候に左右される産地。毎年の天候を素直に反映したワインこそがヴーヴレ』 基本的には湿気が多く、冷涼な年が多いが、入り組んだ丘陵のお陰で全く雨が降らなく、極度に乾燥する年もある。 しかし、夏は短く、酷暑が長く続く事は無いのと土壌自体のPHが低いので圧倒的な酸度は毎年確保されている。 『乾燥した年のワインは閉じてしまう。冷涼年は酸度が高く鋭すぎる。どちらも熟成することで本領を発揮する。長期熟成が大切』 土壌は黄色がかったトゥフォー(石灰岩盤)土壌でシレックスと水晶を含む粘土の表土が薄くトゥフォーを覆っている。 『低いPHとミネラル豊富で痩せた土壌でテロワールを表現できるのがシュナン・ブラン。その為に大切なのがノンマロラクティック発酵』 厳しい自然環境のヴーヴレの個性を最も的確に表現しているのが「セバスチャン・ブリュネ」であり、他のどの産地のシュナン・ブランとも似ていない。 本来のシュナン・ブランの個性 1974年に代々、葡萄栽培農家だったミッシェル・ブリュネが「ドメーヌ・ド・ラ・ロッシュ・フルーリー」を設立したのが始まり。 (輸入元資料参照)
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ルナ・ボワール・ビュル19 750ml / マルク・クライデンヴァイス
¥3,800
【B200:限特】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/アルザス Variety:ピノ・ブラン、オーセロワ、シャルドネ ルナ・ボワールはエコセールを取得している友人の葡萄を使用したカジュアルなスタイル。収穫後、全房のままダイレクトプレス。野生酵母のみで醗酵。マロラクティックは翌年の春に自然と起こるのを待つ。12ヶ月間、フードル樽で澱と共に熟成。その後、翌年のモストを加えて瓶内2次醗酵。24ヶ月間熟成後、デゴルジュマン。ノン・ドサージュ。20%リザーブワイン使用。 Marc Kreydenweiss マルク・クライデンヴァイス オレンジ、酸化防止剤無添加、混植混醸、ニーム、 進化する老舗 偉大な父親、マルクの後を継ぎ、より自然なワイン造りを推し進めるアントワンヌ 独自の解釈でアルザスの枠に捉われないワイン造り 『フランスで最も権威のあるワインガイド、メイユール・ヴァン・ド・フランス2023年度版で★★★を獲得。名実共にアルザスを代表する造り手と認められた』 アルザスの中でも最も古い家系の1つで300年以上の歴史を持つマルク・クライデンヴァイス。その歴史は修道院の畑をグレッセール家が購入した事から始まっています。 『アンドロウ修道院が所有していた葡萄畑の一部を引継ぎ、葡萄栽培農家として始まった。1850年代には、この地域で初めてワイン醸造、瓶詰めを開始した』 1948年にはデニス・グレッセールとルネ・クライデンヴァイス家が結婚したことでドメーヌ・クライデンヴァイスとなり、アンドロウ村は彼等を中心に発展していきました。 本拠地はライン川下流、バ・ラン地区のアンドロウ。この村の周辺に13haの葡萄畑を所有。バ・ランの優良畑はほぼ全てアンドロウ周辺に位置しています。 『オー・ランはヴォージュ山脈の高い位置にあり、強固なワインを産む。バ・ランは標高が低いが、アンドロウ周辺は地形が入り組んでいて複雑なので複雑性がある』 アンドロウは丘が入り組んでいて地形が複雑。隆起した丘は土壌も複雑でテロワールがある。オー・ランにはない繊細さ、複雑さを得る事ができる。 『1999年にはコスティエール・ド・ニームに16haの畑を購入。アルザス同様にビオディナミを導入。収量も40hl/haに抑え、ニームとしては異例の上品さを感じさせるワインを目指す』 現当主は13代目のマルク・クライデンヴァイスだが、1990年から加わった兄、マンフレッドがローヌ。弟、アントワンヌがアルザスを担当しています。 『マンフレッドは畑の専門家でビオディナミを担当。醸造は2004年から加わったアントワンヌが専門でアルザスを担当。ニームは父、マルクが担当している』 マルクの時代の伝統的アルザスワインを踏襲しながら、よりナチュラルで軽やかなスタイルで酸化防止剤無添加のルナ・ボワール・シリーズ(買い葡萄)も開始。常に進化しています。 ❖本当の自然なワインとは❖ マルク・クライデンヴァイスの歴史で最も大きな変革は1971年、23歳の若さでドメーヌを引き継いだマルクによってもたらされます。当時のアルザスでは衝撃的でした。 『1984年、畑毎の個性を際立たせることを目的に有機栽培を導入。更に、収量を半分程度、40hl/ha以下にまで落とす。1989年にはアルザスで初めてビオディナミを導入』 畑ではビオディナミ調剤と独自のホメオパシーのみで病気、害虫に対応。また、できる限り森を残し、自然と葡萄樹を共存させ、生物多様性を実現しています。 『特にグラン・クリュは森と接している。葡萄樹は他の植物の影響を受け、虫や動物にも影響されることで生命力を強める。生命力の強い葡萄樹の果実は力強い』 その年の個性は葡萄樹だけではなく、その他の植物や動物も含めた自然環境に影響されて変わる。それこそが本来の自然なワイン。そんなワインからは自然の癒しが感じられます。 『急斜面なので機械が入れないので全ての畑の耕作は馬で行われる。馬で耕作し、馬の糞を使用してコンポストを作って畑に撒く。何も無駄がない循環型農業が理想』 『土壌は複雑で14種類に分類できる。最も多いシストは色々な色がある。花崗岩が隆起する際に青色シストを熱で焦がしたのが黒色シスト』 基本的には酸性土壌で花崗岩は苦味やストラクチャーを与えるのでピノ・ブランやオーセロワを植えます。シストにはリースリング、ピノ・グリの相性が良い。 ■グラン・クリュ・カステルベルグ 典型的黒いシスト。アンドロウで一番標高の高い入り組んだ丘の上の段々畑。モスト段階では苦く、飲み難い位ミネラルが豊富。6人しか所有者がおらず、水分が少ないので凝縮します。 ■グラン・クリュ・ヴィヴェルスベルグ カステルベルグに隣接する南東向き斜面で少し緩やかな斜度。珍しいピンク色(酸化)の砂岩で下層は粘土。砂岩は強固な酸とテンションをワインに与えてくれます。 ■グラン・クリュ・メンヒルベルグ 泥灰土と砂岩の混合土壌で町の下部に位置。ピノ・グリに力強さと構成力を与える。1097年からベネディクト派修道院がワインを造っていた歴史的畑。最も早く収穫される畑。 ■クロ・デュ・ヴァル・デレオン マルクが89年に開墾した畑でモーゼルと同じ青いシスト。3人しか所有者がいない。森に囲まれているので冷涼で果実ではなくミネラルのワイン。リースリングとピノ・グリを植樹。最も遅い収穫。 ❖コスティエール・ド・ニーム❖ 寒く暗く、雨の多いアルザスで成功を収めたマルクは、奥さんエマニュエルと訪れたコスティエール・ド・ニームの陽気さと過ごしやすさに惚れ込んでしまい、移住してしまいます。 『ニームの1番の問題点は収量が多過ぎる事。カリニャンは収量が多いが、古樹のカリニャンは収量を少なくできる。偉大な個性を見せてくれる。大きな可能性だった』 今では13haまで畑を増やし、元々あった樹齢80年のカリニャンを中心に、リースリング、ゲヴュルツトラミネル等アルザス品種も植樹し、ニームの可能性を広げています。 『ニームで唯一、栽培過程で難しいのはミルデュー(ベト病)だった。リースリングやゲヴュルツトラミネルは耐性を持っているのでニームと相性が良いと思った』 土壌は赤い鉄分を含んだ粘土質でシャトーヌッフデュパプと同じガル・ガーレ土壌で大きな石が多い。地中にはシリカ、水晶も多く含まれています。 『ニームは南ローヌよりもPHが3.2と低く、ワインは暑さの中で育っても酸度やミネラルによる硬質感も失わない。甘さや重さを感じさせないフレッシュなワインを造れる土地』 (輸入元資料参照)
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ブリュット・プレミスNV 375ml / ジョゼ・ミシェル・エ・フィス
¥4,530
【B989:通特】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/シャンパーニュ Variety:ピノ・ムニエ、シャルドネ ステンレスタンクと木製樽で発酵 ステンレスタンクと木製樽で9ヵ月間熟成 しアッサンブラージュして瓶詰15か月以上瓶内シュール・リー熟成 リザーヴ・ワイン:30-50% 旧トラディションと同格である、メゾンのエントリーレベルのシャンパーニュ。エペルネ近 郊、ヴァレ・ド・ラ・マルヌからの畑のブドウを使用。細身で伸びやかな、新生シャンパー ニュ・ジョゼ・ミシェルの名刺代わりのシャンパーニュ。世代交代とともに、新しいキュヴェ 名とエチケットに変更。 ジョゼ・ミシェル・エ・フィスについて ミシェル家はエペルネ南部のムースィ村で1847年から続くブドウ農家で、1955年から5代目にあたるジョゼ・ミシェルが責任者となり、以来、伝統手法と古典原理を堅守して長命なシャンパーニュを生産してきた。レコルタン・マニュピュランの先駆者でもあり、ピノ・ムニエの価値を世に知らしめたことは、忘れてはならない彼の功績だ。2019年11月にジョゼが亡くなり、孫のアントナン・ミシェルへと世代交代した。祖父から受け継いだ伝統を敬意を払いつつも、同世代のグローワー・シャンパーニュの生産者達から多くの影響を受けているアントナンは、バイオロジック栽培の転換や醸造設備への投資を行い、2021年の収穫をベースとするシャンパーニュからエチケットを一新。エチケットの変更はメゾンのイメージも大きく変えてしまう変化ではあるがアントナンにとっては、どうしても必要なことで、新たなジョゼ・ミシェルのシャンパーニュ造りに直往邁進する。 (輸入元資料参照)
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ブリュット・プレミスNV 750ml / ジョゼ・ミシェル・エ・フィス
¥6,790
【D483:通特】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/シャンパーニュ Variety:ピノ・ムニエ、シャルドネ ステンレスタンクと木製樽で発酵 ステンレスタンクと木製樽で9ヵ月間熟成 しアッサンブラージュして瓶詰15か月以上瓶内シュール・リー熟成 リザーヴ・ワイン:30-50% 旧トラディションと同格である、メゾンのエントリーレベルのシャンパーニュ。エペルネ近 郊、ヴァレ・ド・ラ・マルヌからの畑のブドウを使用。細身で伸びやかな、新生シャンパー ニュ・ジョゼ・ミシェルの名刺代わりのシャンパーニュ。世代交代とともに、新しいキュヴェ 名とエチケットに変更。 ジョゼ・ミシェル・エ・フィスについて ミシェル家はエペルネ南部のムースィ村で1847年から続くブドウ農家で、1955年から5代目にあたるジョゼ・ミシェルが責任者となり、以来、伝統手法と古典原理を堅守して長命なシャンパーニュを生産してきた。レコルタン・マニュピュランの先駆者でもあり、ピノ・ムニエの価値を世に知らしめたことは、忘れてはならない彼の功績だ。2019年11月にジョゼが亡くなり、孫のアントナン・ミシェルへと世代交代した。祖父から受け継いだ伝統を敬意を払いつつも、同世代のグローワー・シャンパーニュの生産者達から多くの影響を受けているアントナンは、バイオロジック栽培の転換や醸造設備への投資を行い、2021年の収穫をベースとするシャンパーニュからエチケットを一新。エチケットの変更はメゾンのイメージも大きく変えてしまう変化ではあるがアントナンにとっては、どうしても必要なことで、新たなジョゼ・ミシェルのシャンパーニュ造りに直往邁進する。 (輸入元資料参照)
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ローザ ペル ヴォイ21 750ml / ダニエーレ ピッチニン(ムーニ)
¥4,150
【C080】 Type:スパークリングワイン(ロゼ) Region:イタリア/ヴェネト Variety:ドゥレッラ、ピノ ネーロ エポケーに使用されるベースのワイン(ドゥレッラ)に、カリペ(ピノ ネーロ)のプレスワインをブレンドして造るロゼスプマンテ。 ひと手間がかかっている分、価格的にもエポケより高くてもおかしくないような気もするのですが、カリペには使わずデクラスすることにしたプレスワインを二次利用したワインなので、エポケよりも価格を安くすることにしたそう。 ※ボトルによっては、酒石の結晶がボトルに散見するようですが、品質には何の問題もありません。 ダニエーレ ピッチニン(ムーニ) 若くして友人と始めたレストランでソムリエとして働いていたダニエーレ ピッチニン(1980年生まれ)の人生は、2003年(23歳のとき)に偶然試飲したアンジョリーノ マウレ(ラ ビアンカーラ)のワインによって大きく動き始めました。今まで自分が扱ってきたワインと全く違う世界観で造られているワインの味わいに驚き、それが何から生まれているのかを知るために、休日にアンジョリーノ(当時50歳)のワイナリーを訪れ、畑仕事や醸造の手伝いをするようになります。その中でアンジョリーノから言われた「ブドウを潰したらワインになるんだよ」という言葉は、現代醸造で必要とされている工程や化学的な加工用の調剤がなくともワインを造ることができることを改めてダニエーレに気付かせ、醸造がシンプルなだけに逆に底が知れない奥深さがあるワイン造りに魅了されるきっかけとなりました。 ワイン造りで生きていくことを決めたダニエーレの行動は早く、2006年にレストランの権利を売却しワイナリーのスタートを切りました。祖父が生まれ育ったムーニ地区(ビアンカーラがあるガンベッラーラから北に20kmほど、サンジョヴァンニ イラリオーネ郊外)の自宅近くの自分で開墾した畑にドゥレッラ、ムーニよりも標高が高い畑にピノ ネーロを植え、標高350mの樹齢20年ほどのシャルドネ、ドゥレッラ、カベルネ、メルローが植わった借りていた畑でブドウを収穫、自身の初めてのワインを醸造しました。2009年まではアンジョリーノの醸造設備を借りていたが、2010年ムーニにワイナリーが完成したため、以降はすべての作業を自らのワイナリーで行っています。 2011年に日本で開催されたヴィナイオッティマーナでロレンツォ コリーノと初対面。帰国後すぐにワイナリー(カーゼ コリーニ)を訪問し、ブドウ栽培とワイン醸造の両面で大きな影響を受けます。2012年ヴィンテージに、初の発泡性ワインとなるクアットロヴェンティ(現エポケー)を生産。現在では標高300~550mに点在する石灰質土壌の7ヘクタールの畑にて、ドゥレッラを中心にシャルドネ、ピノ グリージョを栽培。黒ブドウに関してはメルローやカベルネの栽培は止め、ピノ ネーロと、この地域の土着品種を栽培しています。 (輸入元資料参照)
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ビュジェ・セルドン メトード・アンセストラルNV 750ml / アラン・ルナルダ=ファッシュ
¥3,678
【B424:限特】 Type:スパークリングワイン(ロゼ):中辛口 Region:フランス/サヴォワ Variety:ガメ70%、プールサール30% ※ 2024年ベースで少量の2023年産をブレンド 植樹:1995年 位置:南向き 土壌:粘土石灰質 ステンレスタンクで発酵、木樽(228L)で9ヶ月間熟成 ビュジェ・セルドンは収穫をしてその年のうちにはビン詰をし、寒い冬を越すとともに、出来上がるワイン。爽やかな甘みと酸味、鮮やかなピンクの色合いが優しく春を告げる。 【Alain Renardat-Fache アラン・ルナルダ=ファッシュ】 ビュジェ・セルドン、すなわちガメとプルサールによる、サヴォワ地方の伝統的ロゼ・スパークリングの名手。通常、40g/L前後糖分を残した、ほのかな甘口となる。現当主、エリー・ルナルダ=ファッシュは、この地方で8世代続くドメーヌを継承。それ以前に1996年、ボーヌの醸造学校を修了し、ブルゴーニュとアルザスで研修。2008年からは所有する約12.8haの畑全てをビオロジックに転換し、エコセールの認証も得た。粘土石灰質豊富な畑には、樹齢50年前後の古木も多数現存。「可能な限り介入しない醸造」を標榜し、補糖や酵母添加は無縁。発泡は、発酵途中で残糖ある果汁を王冠で瓶に密閉するメトード・アンセストラル方式。澱引きも、瓶から瓶へワインを静かに移す方法をとる。亜硫酸総添加量もわずか30~50mg/L。そうして生まれる細やかでクリーミーな泡立ちと、フランボワーズの香り、優しい甘みを引き締める整った酸は6~8℃の温度帯で最も心地よく花開く。 (輸入元資料参照)
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ソーヴィニヨン・フリッザンテ23 750ml / カミッロ ドナーティ
¥3,300
【B450】 Type:スパークリングワイン Region:イタリア/エミリア・ロマーニャ Variety:ソーヴィニョン ソーヴィニョンという名前はフランス語の「Sauvageソヴァージュ(野性的な)」に由来していて、片親がサヴァニャンである可能性があり、フランスのロワール地方を起源とする説が有力。パルマ周辺でも何世紀も前から個人レベルでは植えられてきたが、それを集中的に栽培しパルマの丘のソーヴィニョンのワインを生産することを決めたのはブリアン伯爵であった。1800年代にフランスからブドウを輸入、フェリノ城を中心とした広大な敷地にソーヴィニョンを植え栽培を始めた。ブリアン伯爵の直感は正しく、パルマの気候と土壌との組み合わせは理想的で高品質なワインが生み出されることとなった。 辛口に仕上げたソーヴィニョンのワインに、濾過を行って醗酵を一時的に止めた甘口のマルヴァジーアを数%合わせ瓶内で二次醗酵を行う。ソーヴィニョンはランギラーノの気候と大地に順応し、彼が栽培する白ブドウの中でも、最もリッチで圧倒的なボリューム感を持ったワインとなる。「ソーヴィニョンは熟成させて飲んでも素晴らしく美味しいよ!」とカミッロ談。 現当主カミッロの祖父オルランドが、パルマから南に20km、ランギラーノ郊外アーロラにグロッポーネ(あまりの急斜面であったため「背中」と名付けられた)と呼ばれる小さな畑を1930年に購入したことから始まったドナーティ家のブドウ園。父アントニオはパルマにあるイタリア商業銀行の経理センターで働きながらグロッポーネでの仕事を手伝っていましたが、1964年に祖父が亡くなってからは一人で畑仕事を引き継ぎました。アントニオの友人で畑を手伝っていたオヴィーディオ(1923年生まれ)が、多忙であった父の代わりとなって畑やワイナリーの仕事を青年カミッロに教え、良き友人としてアドバイスし続けたことで、謙虚さを持った職人としてのカミッロの礎が築かれました。 カミッロはオヴィーディオのことを「偉大な友人であり、師」と慕い、オヴィーディオの晩年まで良い関係は続きました。カミッロの代に入り、自家元詰めを開始、1992年に初めてのワインをリリースしました。現在はバルビアーノとフェリーノに点在する標高300m前後の自社畑12ヘクタールに加え、2017年から借りているヴィディアーナの標高250mほどの5ヘクタールの畑でブドウを栽培しています。妻フランチェスカ、妹クリスティーナ、義理の弟モレノ、従兄弟、義理の父、動ける人はみんな働く文字通りの家族全員攻撃でこの地方に残る伝統的な醸造やブドウを守るために尽力しています。 (輸入元資料参照)
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トレッビアーノ・フリッザンテ23 750ml / カミッロ ドナーティ
¥2,925
【B170】 Type:スパークリングワイン Region:イタリア/エミリア・ロマーニャ Variety:トレッビアーノ 師オヴィーディオの畑を2004年から借りているカミッロ。その畑に植えられていたトレッビアーノ(1968年植樹)で仕込んだワインの出来に感動したカミッロは、2005年からは自分の畑にも1ha分の区画にトレッビアーノを植えた。イタリアでトレッビアーノが栽培されているのはほとんどがトスカーナなど中部の地域。エミリアロマーニャでは主に東に位置する平野部のロマーニャ地方で植えられており、パルマ一帯では品質ではなく生産量を目的に造られるブドウとして「ピケット」と呼ばれ蔑視され、ほとんど植える人はいないという。 カミッロは「季節のサイクルの中で謙虚さ、深い敬意、そしてたくさんの愛を持ってサポートするだけで、ブドウの樹がどれだけ寛大であるかを証明することができる」という。トレッビアーノはマルヴァジーアほど香りが強い品種ではないが、彼のフリッザンテは力強い香りと風味を特徴としている。 現当主カミッロの祖父オルランドが、パルマから南に20km、ランギラーノ郊外アーロラにグロッポーネ(あまりの急斜面であったため「背中」と名付けられた)と呼ばれる小さな畑を1930年に購入したことから始まったドナーティ家のブドウ園。父アントニオはパルマにあるイタリア商業銀行の経理センターで働きながらグロッポーネでの仕事を手伝っていましたが、1964年に祖父が亡くなってからは一人で畑仕事を引き継ぎました。アントニオの友人で畑を手伝っていたオヴィーディオ(1923年生まれ)が、多忙であった父の代わりとなって畑やワイナリーの仕事を青年カミッロに教え、良き友人としてアドバイスし続けたことで、謙虚さを持った職人としてのカミッロの礎が築かれました。 カミッロはオヴィーディオのことを「偉大な友人であり、師」と慕い、オヴィーディオの晩年まで良い関係は続きました。カミッロの代に入り、自家元詰めを開始、1992年に初めてのワインをリリースしました。現在はバルビアーノとフェリーノに点在する標高300m前後の自社畑12ヘクタールに加え、2017年から借りているヴィディアーナの標高250mほどの5ヘクタールの畑でブドウを栽培しています。妻フランチェスカ、妹クリスティーナ、義理の弟モレノ、従兄弟、義理の父、動ける人はみんな働く文字通りの家族全員攻撃でこの地方に残る伝統的な醸造やブドウを守るために尽力しています。 (輸入元資料参照)
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ヴーヴレイ・ユエ・ペティアン・ブリュット2017 750ml / ユエ
¥5,200
【B753:限特】 Type:スパークリングワイン(微泡)※泡弱めです。スティルワインにしても美味しいです。 Region:フランス/ブルゴーニュ Variety:シュナン・ブラン 所有畑の中でペティアンに合う糖度と酸度の区画を選んで少し早く収穫。野生酵母のみで自然発酵。発酵後期にボトリングすることで瓶内で発酵が続き、僅かに発泡を得る。澱と共に2年間熟成させてからデゴルジュマン。ドサージュは前年のモワルーやドゥミ・セックと蔗糖を混ぜたものを使用。10g/L。 変わらないヴーヴレイの伝説的ドメーヌ ヴーヴレイ最高の畑からセック、ドゥミ・セック、モワルーまで 100年以上使い続ける古バリックで自然発酵 ❖最高評価★★★❖ 9世紀からヴーヴレイのシュナン・ブランはその品質の高さで有名で、14世紀には既にドメーヌ・ユエが所有する優良畑はその優位性が認められていました。 『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランスでは★★★の最高評価を獲得。ロワールの伝説的造り手であり、フランスの白ワイン最高峰の1つと言って間違いないでしょう』 また、ニコラ・ジョリー、マルク・アンジェリ、ブルトンと並び、ロワールにビオディナミを導入し、成功させた立役者として多くの造り手から称賛されているロワール・ビオディナミの父でもあります。 『厳しい自然に任せ、野生酵母のみで100年以上使用している古樽で発酵、熟成。セック、ドゥミ・セック、モワルーにするかは造り手ではなく、酵母が決める』 葡萄の果皮には50種以上の酵母が付着。暑い年で糖度の高い葡萄でも働く酵母が少なければ甘口になるし、酵母が活発であれば辛口になる。一切コントロールはしない。 『甘口から辛口まで全く同じ醸造方法。プレスされた果汁は数時間のデブルバージュ後、600Lの古木樽で発酵開始。発酵が終わると数回移し替えを行い、澱を取り除くだけ』 例年、瓶詰めは翌年の4月。辛口から甘口まで基本的に同じタイミングで瓶詰めされ、その時点で残った糖分がワインの味わいを決定します。 『マッサルセレクションで増やした優良なシュナン・ブランの古樹は収量が半分程度まで落ち、サブソイルまで根を伸ばしているのでヴーヴレイらしさを表現できる』 通常の造り手の半分程度の収量の上、収穫を3回に分けて行い、最高の状態の果実だけを選ぶ事で南国フルーツや蜂蜜のような凝縮した風味を得ています。 『高い酸度のセックであってもシュナン・ブランが完全に成熟した状態まで待って収穫されているので、香に白桃やマンゴーのような充実した果実が出てくる』 ❖1928創業❖ 創業は1928年。パリ出身のヴィクター・ユエが病気がちだった為、空気の良いヴーヴレイに移り住み、ル・オー・リュー畑を購入したのが伝説的ドメーヌの始まりでした。 『息子、ガストンも当初からワイン造りに参加。1937年に父親から引き継ぎます。ワイン造りの常識を無視し、独自のワインを造る事で一気に有名ドメーヌとなります』 第2次世界大戦に参加したガストンは戦地で捕虜となりますが、牢獄でワインパーティーを開き、捕虜を勇気づけた事で英雄となり、ヴーヴレイに戻ります。 『1957年にル・モン、1963年にはクロ・デュ・ブールといったヴーヴレイで最も重要な畑を次々に取得。ユエは一気に名声を高めていきます』 1971年には甥っ子のノエル・パンゲが加入し、1978には栽培責任者としてジャン・ポール・ベルトメが加入。彼が2020年に引退するまでユエを磨き上げ神格化させたのです。 『ベルトメによって1990年からビオディナミが導入され、一切の除草剤、化学薬品が排除されました。ロワールのビオディナミの先駆者の1人だった』 2012年からはベルトメが醸造責任者となり、更に品質を向上させます。ビオディナミによってエネルギーを増した葡萄を、よりシンプルに丁寧に仕込むようになりました。 『垂直式プレスではなく、空気圧プレスに変更し、より優しく圧搾する事で雑味をなくし、ピュアなワインへと変化。ポンプの使い方など微細な変更がワインに透明感を与えた』 2020年にベルトメは引退。2003年から共に働いてきた地元出身、ベンジャミン・ジョリヴォに引き継がれました。それでも、ユエの伝統と格式は何も変わらないのです。 ❖3つの優良畑❖ ロワール川右岸に位置するヴーヴレイ。支流のシス川とブレンヌ川の影響で霧が発生しやすく、ボトリティスが多くなります。日照量は多いが、気温は他産地より少し低め。 『厳しい自然環境だからこそ、畑が重要。優れた畑は川との位置関係と土壌構成による。ユエでは3つの異なる個性を持つヴーヴレイを代表する優良畑を所有』 ■ル・オー・リュー 最初に購入した畑で9haを所有。川から離れている高い場所にあるのでル・オー・リュー(高い場所)と名付けられました。3mと厚い粘土層が特徴でその下に石灰岩盤。 『石灰やシレックスより粘土の影響を受け、日照量も多いので若い内から明るくフレンドリーで最も早く飲み頃を迎えます。 熟成すると石灰の要素が出てくる』 ■クロ・デュ・ブール 西側、教会の前にある痩せた土壌の畑が歴史的にも重要なクロ・デュ・ブール。表土が50cmしかなく、厚い石灰岩盤に直接、葡萄根が伸びています。 『9世紀から文献に載っている歴史的な畑で特に甘口ワインで有名。ガストンのお気に入りで最高の畑の1つ。高いテンションと成熟した果実、凝縮感を併せ持つ』 ■ル・モン 最も川に近い第1テラスにある畑でヴーヴレイ最高の畑と言われます。緑がかった粘土石灰土壌でかなり多くの石灰岩を含みます。その下部は石灰岩盤。 『粘土が少ないので石灰の厳しさを強く感じさせ、冷涼な畑なので果実よりも地中の冷涼感を感じさせ、圧倒的なミネラルがテンションとなり引き締める』 (輸入元資料参照)
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THE BLUNDERS(ザ・ブランダーズ)2023 750ml / 扇屋農園
¥2,680
【B235】 Type:シードル Region:日本/長野 Variety:サンふじ 、シナノゴールド、紅の夢、国光、Yodo、海外種含む他10種 ※醸造所は、南向(みなかた)醸造 ・樽仕込み ・瓶内1年熟成後 デゴルジュマン ・りんご果汁のみでの製造 THE BLUNDERS 2023 発泡でリリースになります! 2023年は芽吹が早くりんごにとって厳しい年になりました。 年後半は雨も多く晩成種は病気も多い年でした。 植物を育てる上で気象状況は年々厳しくなるばかりですが、その厳しさが個々の農家に工夫や視点の変化を生み激しく変化を迎える時に差し掛かっているのだと思います。 僕たちの変化としては、りんごの品種の構成と今まで使用していたりんごの規格の見直しをかけ、醸造面では発泡の課題をクリアするためにリュラル方式に変化させ 23年のものは念願の発泡の物をリリースに至ります。 工程の変化はもう一つ、今年度は手作業でのゴルジュマンでクリアで広がりのある香りもお届け出来ると思います。 りんごの品種が増えたことにより複雑さも増してきたので酸化させすぎない事も注意して瓶詰めしバランスを図りました。 芯は残しつつ、変化したTHE BLUNDERS 23 僕たちにっとって念願の泡物手にして楽しんでいただけましたら幸いです。 よろしくお願い致します。 (生産者資料参照)
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h3 カリブー(LOT 1)24 750ml / ヒトミ・ワイナリー
¥2,178
【A748】 Type:スパークリングワイン(微泡) Region:日本/滋賀 Variety:デラウェア 山形県産 デラウェア 750ml アルコール度数10% 微々発泡辛口 酸化防止剤無添加 h3シリーズ ヒトミワイナリーならではの発泡性にごりワイン ・Hitomi Winery ヒトミワイナリー ・Handmade 手造り ・Happou NIGORI Wine 発泡性にごりワイン 【醸造人からの特徴コメント】 山形県のデラウェアを使用しました。早摘みで酸の強いものと、完熟で甘いアロマを持ったものを合わせる事で、デラウェアの持つ味わいを存分に堪能してもらえるスパークリングに仕上げています。 醗酵を終えて数週間タンクで落ち着かせたものに、瓶詰め前にデラウェアの果汁を添加する事で、野生酵母による瓶内二次醗酵をさせています。 前年同様に酷暑であった2024年でしたが、早摘みの青デラの使用比率を多くすることで、爽やかで飲み心地の良い味わいに仕上げました。 発泡感は例年通り、舌をぴちぴちと刺激する優しい微々発泡です。様々なシーンで気軽に楽しんでいただけましたら幸いです。 (生産者資料参照)
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グランド・ヴィンテージ・エクストラ・ブリュット2014 750ml / ジョゼ・ミシェル
¥9,900
【69C0】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/シャンパーニュ Variety:シャルドネ70%、ピノ・ムニエ30% 植樹:1953年(シャルドネ)、1955年 (ピノ・ムニエ) 土壌:粘土・石灰質 ステンレスタンクで6日間醗酵 小樽熟成させたワインをアッサンブラージュし、さらにゆっくりとステンレスタンクで熟成 その後瓶内澱上熟成 アーモンドとフレッシュなノワゼットをベースに上品な口当たり。アロマと際立った新鮮さが とてもよいバランスをとる。 上品なこのミレジムは昼食のご馳走、焼き魚、ヒラメ、調理された白身の肉のクリームソース 合えと相性がよい。 ジョゼ・ミシェル・エ・フィスについて ミシェル家はエペルネ南部のムースィ村で1847年から続くブドウ農家で、1955年から5代目にあたるジョゼ・ミシェルが責任者となり、以来、伝統手法と古典原理を堅守して長命なシャンパーニュを生産してきた。レコルタン・マニュピュランの先駆者でもあり、ピノ・ムニエの価値を世に知らしめたことは、忘れてはならない彼の功績だ。2019年11月にジョゼが亡くなり、孫のアントナン・ミシェルへと世代交代した。祖父から受け継いだ伝統を敬意を払いつつも、同世代のグローワー・シャンパーニュの生産者達から多くの影響を受けているアントナンは、バイオロジック栽培の転換や醸造設備への投資を行い、2021年の収穫をベースとするシャンパーニュからエチケットを一新。エチケットの変更はメゾンのイメージも大きく変えてしまう変化ではあるがアントナンにとっては、どうしても必要なことで、新たなジョゼ・ミシェルのシャンパーニュ造りに直往邁進する。 (輸入元資料参照)
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Y24HR_DD_00(共栄堂2024年謹製造 春リリースの橙) 750ml / 共栄堂
¥2,420
【注意事項】微微微微発砲で、泡は非常に少ない状況です(2025.04.01)。 【B200】 Type:スパークリングワイン(微微微微発砲で、泡は非常に少ない状況です) Region:日本/山梨 Variety:甲州種 産地:山梨市 Alcool:11.5% F-SO2:5ppm T-SO2:20ppm以下 ガス圧:約1.5bar JAN:4595122994345 産地:甲州市 Alcool:11.0% F-SO2:0ppm T-SO2:0ppm以下 ガス圧:約2.0bar JAN:4595122994352 「DD」はまだ育成が足らず、微々発泡となっております。当然、甘みも有しております。 よろしければが用命ください。「DD」はマグナム(1.5L)もありますのでぜひぜひ遊んでください。(同じ日に同じ条件下で詰めているのにフルボトルとMGの味も気圧も違う。なぜだろう。) 薄いだいだい色。ちょっと濁りも残り、酒石も残っている瓶もあります。(開栓注意)ダイレクトプレスと醸し発酵を500Lの中樽で樽発酵し、瓶の中で発酵したアンセストラルスタイルです。 のちの加温作業によって瓶むらが激しいです。(すいません。) (生産者資料参照)
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Y24HR_RZ(共栄堂2024年謹製造 春リリースのロゼ) 750ml / 共栄堂
¥2,420
【注意事項】微々発泡です。 【B200】 Type:スパークリングワイン(ロゼ:微微発砲) Region:日本/山梨 Variety:巨峰+シャインマスカット 産地:山梨市 Alcool:11.5% F-SO2:5ppm T-SO2:20ppm以下 ガス圧:約1.5bar JAN:4595122994345 「RZ」は目指したところの微発泡になりました。 ほんのりと薄紅色をまとったロゼです。ちょっと淡い香もでて面白いです。225Lの小樽で樽発酵している後瓶詰めしたアンセストラルスタイルです。 (生産者資料参照)
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クレマン・ダルザス・ラファエル22 750ml / レ・ヴァン・ピルエット
¥3,960
【B940】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/アルザス Variety::オーセロワ 60%、リースリング 30%、ピノ・ブラン 5%、ピノ・グリ 5% (Dom.de l'Envol) 花崗岩質の沖積土や、石灰質、砂質など様々な土壌の葡萄を使用。4 時間かけてゆっくりとダイレクトプレス。ステンレスタンクでアルコール発酵とマロラクティック発酵を行った後、5 カ月間のシュール・リー。2023 年 1 月ティラージュ。取って置いたモストのみで瓶内二次発酵。約 9 カ月間澱と共に熟成し、デゴルジュマン。ノン・ドサージュ。酸化防止剤無添加。 クリスチャン・ビネール、ステファン・ヴァンワルドが中心となって出来上がったヴァン・ナチュール・アルザスの実験室的存在レ・ヴァン・ピルエット。自分達のドメーヌワインには蔵としてのスタイルがある為にできない挑戦的ワイン造りをレ・ヴァン・ピルエットの名前でどんどん試しています。 それはやりすぎだろう!から、なんだ、これ凄い!まで色々ありますが色々楽しいワイン達。しかも安い! (輸入元資料参照)
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クレマン ダルザス KB 2014 750ml / クリスチャン ・ ビネール
¥7,080
【5B50】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/アルザス Variety:ピノオーセロワ、ピノブラン、ピノグリとその他(手摘み/平均40年) 水平式・垂直式圧搾機でプレス、100年以上のフードルで12ヶ月間発酵・熟成 自社のブドウジュースを添加しティラージュし瓶内二次発酵・熟成 ノンドザージュ/デゴルジュマン:2024年6月19日/無濾過・無清澄 SO2無添加 トータル:7mg/L アルコール11% ガス圧5.5 GCシュロスベルグへと続くカイゼルベルグ村の丘の急斜面の花崗岩土壌の混植畑で育つ高樹齢の数品種をフードルで12 ヶ月発酵・熟成しブドウジュースを添加しティラージュし瓶内二次発酵・熟成、ノンドザージュでデゴルジュマンしました。クリーミーで細かい泡、緑を帯びた綺麗なイエロー、リンゴジャムや洋梨コンポート、カモミールの香り、しっかりコク旨の味わいで口中に完熟柑橘の香りが拡がりエレガント、ボリュームある長めの余韻です。 アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村に位置するDomaine Binnerは1770年からワイン造りを行っている、非常に名門の家族です。 醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用しておりません。今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、お父様の時代には化学肥料がもてはやされた頃でした。その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けました。まわりの人に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続けた造り主です。収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る11haの畑を大切に守っております。アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に受け継がれた財産は、カーブの中1つとってもうかがえます。 まず古いヴィンテージのワインが数多くストックとして残っており、アイテムが多い為に 各ストック場所がCaveの地図で管理されているのです。歩いていると偶然1955年のリースリングを発見、珍しいヴィンテージなので、譲ってくれないかと申し出たら瓶を見せてくれて、「目減りがすごいので譲りたいが残念ながら出来ない」と、品質に関する徹底した姿勢が伺えました(実際は大丈夫な程度なものですが…)。 Binner家のワインの味わいはウルトラ自然、一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えたスーパーワイン。看板商品です。アルザスリースリングと言えば、ビネールと言われる程、最近ではお陰様にも認知度もあがって参りました。こういうワインを扱わさせて頂く事に誇りを感じます。(新井順子) (輸入元資料参照)
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ペットナット・ド・ダヴィッドNV 750ml / レ・ヴァン・ピルエット
¥3,300
【B450】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/アルザス Variety:Riesling 造り手:Dom, Muller-Koeberle 花崗岩土壌の丘の麓にある畑。ビオディナミ農法で常に観察しながら栽培している。ステンレスタンクで 2 日間マセラシオンし、その後自然発酵。ノンフィルターでボトリング。補糖はしない。酸化防止剤無添加。残糖 5,6g/L。 クリスチャン・ビネール、ステファン・ヴァンワルドが中心となって出来上がったヴァン・ナチュール・アルザスの実験室的存在レ・ヴァン・ピルエット。自分達のドメーヌワインには蔵としてのスタイルがある為にできない挑戦的ワイン造りをレ・ヴァン・ピルエットの名前でどんどん試しています。 それはやりすぎだろう!から、なんだ、これ凄い!まで色々ありますが色々楽しいワイン達。しかも安い! (輸入元資料参照)
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クレマン・ダルザス・ブリュットナチュール(セレクショネ・パー・マルク・テンペ)NV 750ml / マルク・テンペ
¥3,300
【B450】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/アルザス Variety:ピノ・ノワール、ピノ・オーセロワ、ピノ・ブラン 1/3ずつ テンペが日本の皆様にセレクトしたとっておきのクレマン・ダルザスです。ブドウ3種を直接圧搾後、ステンレスタンクで発酵、5 ヶ月熟成、ティラージュ、デゴルジュマンを経て2年瓶内熟成を行いました。ほんのりグリーンを帯びたイエローの外観に細かな泡が輝き、丸みのあるふくよかな果実に柑橘の酸、長熟由来の奥深さはシャンパーニュに匹敵する味わいです。 3時間直接圧搾後、ステンレスタンクで1 ~ 2 ヶ月間発酵 (1 ヶ月間マロラクティック発酵) ステンレスタンクで5 ヶ月熟成後、 2年間瓶内二次発酵/ドサージュ:3g/ ドメーヌ・マルクテンペはアルザス南部の中心、コルマールから7kmほど進んだ南西向きの ツェレンベルグ村に有ります。アルザスは南仏のペルピニャンの次に降雨量が少なく、乾燥 した地域。南向きの夏の畑は「目玉焼きが焼けるほど」暑いため、ブドウにもしっかりと糖 度がのります。標高は225 ~ 260m、粘土石灰土壌をベースに、ヴォージュ山脈の花崗 岩や黄色みを帯びた石灰の混じる多様な土壌は、さまざまなブドウ品種に適合し、ミネラ ルたっぷりなふくよかな味わいを生み出します。 初夏、マルクの畑の土からはなんともいえない深い土の香りが漂います。雑草も元気に 生い茂り、ブドウの樹の根元には直径1cm弱のミミズの穴がポコポコ。そう彼の畑はビオ ディナミ。総面積8haの畑で、93年からビオロジック、96年からビオディナミに取り組む彼は、化学肥料や農薬をいっさい使わず、芽かきによる収量制限や夏季剪定も行ないません。 ブドウの樹が自分の力でうまいこと育っていくのを助ける以外は何もしません。見れば樹に は太ったエスカルゴ(かたつむり)も。除草剤や化学肥料を使った近くの畑と比べて生き物 の数は雲泥の差。「おいしい畑はかたつむりも知ってるよ!」 太陽の光を一杯に浴び糖度が充分にのったブドウは9月に選果しつつ手摘み収穫。 房、茎をつけたまま優しく5 ~ 6時間かけてプレスします。「テントウ虫が生きたまま出てこられるくらいやさしいプレスなんだよ」と彼は言います。地つきの天然酵母で仕込むマルクのワインからは明るく前向きな温かさを感じます。 (輸入元資料参照)
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ペティアン・ラ・プティット・ゴール・デュ・マタン21 750ml / フランツ・ソーモン
¥3,490
【B590】 Type:スパークリングワイン(微泡) Region:フランス/ロワール Variety:シュナン・ブラン、シャルドネ フランツがユーモアを込めて名付けたキュヴェ名ですが「友達がオーナーのバーの名前」とのことです(笑)。2種のブドウをステンレタンクで発酵、糖が残った状態で瓶詰めし瓶内で発酵・熟成し翌年4月にデゴルジュマンしました。クリーミーな泡、緑が目立つイエロー、グレープフルーツ、柚子、文旦、ペパーミントの香りに丸みのある酸、全くとがりのない全体的にミルキーで丸く優しい味わいです。 ※僅かにトロリ(糸引き、タンパク質の結合)がいます ロワール地方トゥールから東側にロワール河とシェール河の間に広がるACモンルイは1938年に認定され、シュナンブランで辛口から甘口までの白ワインを生産しております。M.Jacky BLOTの出現から始まり、今は亡きStephane Cossaisをはじめ色んな生産者がこのACの認知度を高めてきました。 フランツ・ソーモンは2002年からワイン造りを始めた醸造家で、今ではDomaineだけの生産量では足りなく2009年からネゴシアンの会社Un Saumon dans la Loire(アン・ソーモン・ダン・ラ・ロワール)を設立し、意欲的に活躍しております。 無農薬の農法に興味が有り、シュナンブランに挑戦したいとモンルイを選びました。畑で無農薬の仕事はきりがありません。彼の畑は4haですが、オーナーが無農薬とは全く反対の農法を行っていたので、1年目は仕事がエンドレスな状態でした。予算の関係もあり、最初から畑は購入できません。1haを購入し、残り3haは借りました。この3haも将来的に購入予定です。4haをたった1人で化学肥料から無農薬へ切り替える作業が大変なのがご想像頂けますでしょうか?本当に朝から晩まで畑とにらめっこです。このように沢山のエネルギーを頂いた畑から取 れたブドウは格別です。彼の畑は毎年毎年、質が向上しております。 久しぶりに彼のモンルイを飲んだら、2002年当時のワインより、グッとグッと洗礼された素晴らしいワインになっております。私の中ではいつまでも若きフランツが印象的ですが、今ではもう大御所の仲間入り、Gregory Leclear氏もフランツの所で見習いとして働いてたことがあり、若手醸造家を育てどんどん指導する立場に回っているのです。丁度脂の乗っている充分な経験を積んだ醸造家。やはりこういうワインは是非リストに載せて頂きたいラインです。(新井順子) 2019年の3月からフランツは、パートナーのマリー・チボーと醸造所、熟成場所をシェアしています。以前より使用しているモンルイ圏内の自宅兼醸造所から、高速道路を使っても車で1時間程かかるvalleresという村で、洞窟(とても広い)を醸造所と熟成場所にして、様々な種類のタンク、アンフォラ、樽を所有しています。洞窟のすぐ向かいには自宅があり、マリーと二人の娘さんと毎日なんだか楽しそうに暮らしております。 この新カーヴではネゴスものを醸造しており、タンクを置く広い場所があるからこそ為せる技ですが、それぞれのミレジムの特徴やブドウの特性に合わせタンクを使い分ける、かつ各キュヴェに熟成の時間もかけてあげることができる、とても良い環境で醸造を行っています。 モンルイにある旧カーヴでは自社ブドウを使ったドメーヌものを醸造しており、新カーヴ近くの新しい畑に植樹したコーとピノノワールで造るドメーヌものの赤ワインが数年後にはお披露目できそうです。 (輸入元資料参照)