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明治27年創業のさいたま市桜区の酒屋です。
覚悟ある造りを行っている彼らのその1本をを、その仕事量、努力、そして当然ですがその実力に見合った対価で楽しんでいただきたいとの考えをもとに皆さまへご案内させて頂きます。
定休日:日・祝日(土曜日の午後のご注文は週明けの対応とさせて頂きます。)
※掲載商品に関しまして
・価格は全て税込価格となっております。
・温度管理に敏感な商品を取り扱っておりますので、商品の出荷は全てクール便でのご対応(通年※グッズ類、ウィスキー、スピリッツ、一部リキュール、一部ビールを除く)とさせて頂きます。
・ボトル形状・デザインは、予告なく変更になる場合がございます
・商品画像の生産年表記は異なる場合がございます。(商品名の生産年が正しい生産年です。)
・業務用でも販売しておりますので、注文確定後に欠品している場合がございます。欠品の際はこちらからお電話またはメールにてご連絡させて頂きます。
・購入条件の付いている商品も多々掲載しております。条件に満たない場合は自動でキャンセルとなりますので予めご了承ください。
・商品名へ出荷開始日を記載している商品がございますが、商品の到着状況によっては出荷日が早まる場合がございます。その際は、日時指定されていないご注文は最短にてご出荷させて頂きます。
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※当店は店頭での販売は行っておりません。
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【6/7(土)出荷開始】ローザ ペル ヴォイ21 750ml / ダニエーレ ピッチニン(ムーニ)
¥4,150
【C080】 Type:スパークリングワイン(ロゼ) Region:イタリア/ヴェネト Variety:ドゥレッラ、ピノ ネーロ エポケーに使用されるベースのワイン(ドゥレッラ)に、カリペ(ピノ ネーロ)のプレスワインをブレンドして造るロゼスプマンテ。 ひと手間がかかっている分、価格的にもエポケより高くてもおかしくないような気もするのですが、カリペには使わずデクラスすることにしたプレスワインを二次利用したワインなので、エポケよりも価格を安くすることにしたそう。 ※ボトルによっては、酒石の結晶がボトルに散見するようですが、品質には何の問題もありません。 ダニエーレ ピッチニン(ムーニ) 若くして友人と始めたレストランでソムリエとして働いていたダニエーレ ピッチニン(1980年生まれ)の人生は、2003年(23歳のとき)に偶然試飲したアンジョリーノ マウレ(ラ ビアンカーラ)のワインによって大きく動き始めました。今まで自分が扱ってきたワインと全く違う世界観で造られているワインの味わいに驚き、それが何から生まれているのかを知るために、休日にアンジョリーノ(当時50歳)のワイナリーを訪れ、畑仕事や醸造の手伝いをするようになります。その中でアンジョリーノから言われた「ブドウを潰したらワインになるんだよ」という言葉は、現代醸造で必要とされている工程や化学的な加工用の調剤がなくともワインを造ることができることを改めてダニエーレに気付かせ、醸造がシンプルなだけに逆に底が知れない奥深さがあるワイン造りに魅了されるきっかけとなりました。 ワイン造りで生きていくことを決めたダニエーレの行動は早く、2006年にレストランの権利を売却しワイナリーのスタートを切りました。祖父が生まれ育ったムーニ地区(ビアンカーラがあるガンベッラーラから北に20kmほど、サンジョヴァンニ イラリオーネ郊外)の自宅近くの自分で開墾した畑にドゥレッラ、ムーニよりも標高が高い畑にピノ ネーロを植え、標高350mの樹齢20年ほどのシャルドネ、ドゥレッラ、カベルネ、メルローが植わった借りていた畑でブドウを収穫、自身の初めてのワインを醸造しました。2009年まではアンジョリーノの醸造設備を借りていたが、2010年ムーニにワイナリーが完成したため、以降はすべての作業を自らのワイナリーで行っています。 2011年に日本で開催されたヴィナイオッティマーナでロレンツォ コリーノと初対面。帰国後すぐにワイナリー(カーゼ コリーニ)を訪問し、ブドウ栽培とワイン醸造の両面で大きな影響を受けます。2012年ヴィンテージに、初の発泡性ワインとなるクアットロヴェンティ(現エポケー)を生産。現在では標高300~550mに点在する石灰質土壌の7ヘクタールの畑にて、ドゥレッラを中心にシャルドネ、ピノ グリージョを栽培。黒ブドウに関してはメルローやカベルネの栽培は止め、ピノ ネーロと、この地域の土着品種を栽培しています。 (輸入元資料参照)
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ビュジェ・セルドン メトード・アンセストラルNV 750ml / アラン・ルナルダ=ファッシュ
¥3,678
【B424:限特】 Type:スパークリングワイン(ロゼ):中辛口 Region:フランス/サヴォワ Variety:ガメ70%、プールサール30% ※ 2024年ベースで少量の2023年産をブレンド 植樹:1995年 位置:南向き 土壌:粘土石灰質 ステンレスタンクで発酵、木樽(228L)で9ヶ月間熟成 ビュジェ・セルドンは収穫をしてその年のうちにはビン詰をし、寒い冬を越すとともに、出来上がるワイン。爽やかな甘みと酸味、鮮やかなピンクの色合いが優しく春を告げる。 【Alain Renardat-Fache アラン・ルナルダ=ファッシュ】 ビュジェ・セルドン、すなわちガメとプルサールによる、サヴォワ地方の伝統的ロゼ・スパークリングの名手。通常、40g/L前後糖分を残した、ほのかな甘口となる。現当主、エリー・ルナルダ=ファッシュは、この地方で8世代続くドメーヌを継承。それ以前に1996年、ボーヌの醸造学校を修了し、ブルゴーニュとアルザスで研修。2008年からは所有する約12.8haの畑全てをビオロジックに転換し、エコセールの認証も得た。粘土石灰質豊富な畑には、樹齢50年前後の古木も多数現存。「可能な限り介入しない醸造」を標榜し、補糖や酵母添加は無縁。発泡は、発酵途中で残糖ある果汁を王冠で瓶に密閉するメトード・アンセストラル方式。澱引きも、瓶から瓶へワインを静かに移す方法をとる。亜硫酸総添加量もわずか30~50mg/L。そうして生まれる細やかでクリーミーな泡立ちと、フランボワーズの香り、優しい甘みを引き締める整った酸は6~8℃の温度帯で最も心地よく花開く。 (輸入元資料参照)
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ソーヴィニヨン・フリッザンテ23 750ml / カミッロ ドナーティ
¥3,300
【B450】 Type:スパークリングワイン Region:イタリア/エミリア・ロマーニャ Variety:ソーヴィニョン ソーヴィニョンという名前はフランス語の「Sauvageソヴァージュ(野性的な)」に由来していて、片親がサヴァニャンである可能性があり、フランスのロワール地方を起源とする説が有力。パルマ周辺でも何世紀も前から個人レベルでは植えられてきたが、それを集中的に栽培しパルマの丘のソーヴィニョンのワインを生産することを決めたのはブリアン伯爵であった。1800年代にフランスからブドウを輸入、フェリノ城を中心とした広大な敷地にソーヴィニョンを植え栽培を始めた。ブリアン伯爵の直感は正しく、パルマの気候と土壌との組み合わせは理想的で高品質なワインが生み出されることとなった。 辛口に仕上げたソーヴィニョンのワインに、濾過を行って醗酵を一時的に止めた甘口のマルヴァジーアを数%合わせ瓶内で二次醗酵を行う。ソーヴィニョンはランギラーノの気候と大地に順応し、彼が栽培する白ブドウの中でも、最もリッチで圧倒的なボリューム感を持ったワインとなる。「ソーヴィニョンは熟成させて飲んでも素晴らしく美味しいよ!」とカミッロ談。 現当主カミッロの祖父オルランドが、パルマから南に20km、ランギラーノ郊外アーロラにグロッポーネ(あまりの急斜面であったため「背中」と名付けられた)と呼ばれる小さな畑を1930年に購入したことから始まったドナーティ家のブドウ園。父アントニオはパルマにあるイタリア商業銀行の経理センターで働きながらグロッポーネでの仕事を手伝っていましたが、1964年に祖父が亡くなってからは一人で畑仕事を引き継ぎました。アントニオの友人で畑を手伝っていたオヴィーディオ(1923年生まれ)が、多忙であった父の代わりとなって畑やワイナリーの仕事を青年カミッロに教え、良き友人としてアドバイスし続けたことで、謙虚さを持った職人としてのカミッロの礎が築かれました。 カミッロはオヴィーディオのことを「偉大な友人であり、師」と慕い、オヴィーディオの晩年まで良い関係は続きました。カミッロの代に入り、自家元詰めを開始、1992年に初めてのワインをリリースしました。現在はバルビアーノとフェリーノに点在する標高300m前後の自社畑12ヘクタールに加え、2017年から借りているヴィディアーナの標高250mほどの5ヘクタールの畑でブドウを栽培しています。妻フランチェスカ、妹クリスティーナ、義理の弟モレノ、従兄弟、義理の父、動ける人はみんな働く文字通りの家族全員攻撃でこの地方に残る伝統的な醸造やブドウを守るために尽力しています。 (輸入元資料参照)
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ヴーヴレイ・ユエ・ブリュット2017 750ml / ユエ
¥5,200
【B753:限特】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/ブルゴーニュ Variety:シュナン・ブラン 所有畑の中でペティアンに合う糖度と酸度の区画を選んで少し早く収穫。野生酵母のみで自然発酵。発酵後期にボトリングすることで瓶内で発酵が続き、僅かに発泡を得る。澱と共に2年間熟成させてからデゴルジュマン。ドサージュは前年のモワルーやドゥミ・セックと蔗糖を混ぜたものを使用。10g/L。 変わらないヴーヴレイの伝説的ドメーヌ ヴーヴレイ最高の畑からセック、ドゥミ・セック、モワルーまで 100年以上使い続ける古バリックで自然発酵 ❖最高評価★★★❖ 9世紀からヴーヴレイのシュナン・ブランはその品質の高さで有名で、14世紀には既にドメーヌ・ユエが所有する優良畑はその優位性が認められていました。 『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランスでは★★★の最高評価を獲得。ロワールの伝説的造り手であり、フランスの白ワイン最高峰の1つと言って間違いないでしょう』 また、ニコラ・ジョリー、マルク・アンジェリ、ブルトンと並び、ロワールにビオディナミを導入し、成功させた立役者として多くの造り手から称賛されているロワール・ビオディナミの父でもあります。 『厳しい自然に任せ、野生酵母のみで100年以上使用している古樽で発酵、熟成。セック、ドゥミ・セック、モワルーにするかは造り手ではなく、酵母が決める』 葡萄の果皮には50種以上の酵母が付着。暑い年で糖度の高い葡萄でも働く酵母が少なければ甘口になるし、酵母が活発であれば辛口になる。一切コントロールはしない。 『甘口から辛口まで全く同じ醸造方法。プレスされた果汁は数時間のデブルバージュ後、600Lの古木樽で発酵開始。発酵が終わると数回移し替えを行い、澱を取り除くだけ』 例年、瓶詰めは翌年の4月。辛口から甘口まで基本的に同じタイミングで瓶詰めされ、その時点で残った糖分がワインの味わいを決定します。 『マッサルセレクションで増やした優良なシュナン・ブランの古樹は収量が半分程度まで落ち、サブソイルまで根を伸ばしているのでヴーヴレイらしさを表現できる』 通常の造り手の半分程度の収量の上、収穫を3回に分けて行い、最高の状態の果実だけを選ぶ事で南国フルーツや蜂蜜のような凝縮した風味を得ています。 『高い酸度のセックであってもシュナン・ブランが完全に成熟した状態まで待って収穫されているので、香に白桃やマンゴーのような充実した果実が出てくる』 ❖1928創業❖ 創業は1928年。パリ出身のヴィクター・ユエが病気がちだった為、空気の良いヴーヴレイに移り住み、ル・オー・リュー畑を購入したのが伝説的ドメーヌの始まりでした。 『息子、ガストンも当初からワイン造りに参加。1937年に父親から引き継ぎます。ワイン造りの常識を無視し、独自のワインを造る事で一気に有名ドメーヌとなります』 第2次世界大戦に参加したガストンは戦地で捕虜となりますが、牢獄でワインパーティーを開き、捕虜を勇気づけた事で英雄となり、ヴーヴレイに戻ります。 『1957年にル・モン、1963年にはクロ・デュ・ブールといったヴーヴレイで最も重要な畑を次々に取得。ユエは一気に名声を高めていきます』 1971年には甥っ子のノエル・パンゲが加入し、1978には栽培責任者としてジャン・ポール・ベルトメが加入。彼が2020年に引退するまでユエを磨き上げ神格化させたのです。 『ベルトメによって1990年からビオディナミが導入され、一切の除草剤、化学薬品が排除されました。ロワールのビオディナミの先駆者の1人だった』 2012年からはベルトメが醸造責任者となり、更に品質を向上させます。ビオディナミによってエネルギーを増した葡萄を、よりシンプルに丁寧に仕込むようになりました。 『垂直式プレスではなく、空気圧プレスに変更し、より優しく圧搾する事で雑味をなくし、ピュアなワインへと変化。ポンプの使い方など微細な変更がワインに透明感を与えた』 2020年にベルトメは引退。2003年から共に働いてきた地元出身、ベンジャミン・ジョリヴォに引き継がれました。それでも、ユエの伝統と格式は何も変わらないのです。 ❖3つの優良畑❖ ロワール川右岸に位置するヴーヴレイ。支流のシス川とブレンヌ川の影響で霧が発生しやすく、ボトリティスが多くなります。日照量は多いが、気温は他産地より少し低め。 『厳しい自然環境だからこそ、畑が重要。優れた畑は川との位置関係と土壌構成による。ユエでは3つの異なる個性を持つヴーヴレイを代表する優良畑を所有』 ■ル・オー・リュー 最初に購入した畑で9haを所有。川から離れている高い場所にあるのでル・オー・リュー(高い場所)と名付けられました。3mと厚い粘土層が特徴でその下に石灰岩盤。 『石灰やシレックスより粘土の影響を受け、日照量も多いので若い内から明るくフレンドリーで最も早く飲み頃を迎えます。 熟成すると石灰の要素が出てくる』 ■クロ・デュ・ブール 西側、教会の前にある痩せた土壌の畑が歴史的にも重要なクロ・デュ・ブール。表土が50cmしかなく、厚い石灰岩盤に直接、葡萄根が伸びています。 『9世紀から文献に載っている歴史的な畑で特に甘口ワインで有名。ガストンのお気に入りで最高の畑の1つ。高いテンションと成熟した果実、凝縮感を併せ持つ』 ■ル・モン 最も川に近い第1テラスにある畑でヴーヴレイ最高の畑と言われます。緑がかった粘土石灰土壌でかなり多くの石灰岩を含みます。その下部は石灰岩盤。 『粘土が少ないので石灰の厳しさを強く感じさせ、冷涼な畑なので果実よりも地中の冷涼感を感じさせ、圧倒的なミネラルがテンションとなり引き締める』 (輸入元資料参照)
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シャルリー・シャルドネ・ペティアン・ヴィニフィエ・パー・ジュンコ(新井順子)23 750ml / ドメーヌ・ジョベール
¥3,120
【B310】 Type:スパークリングワイン(微泡) Region:フランス/ボージョレ Variety:シャルドネ 酸化防止剤無添加 9月20日収穫/全房で空気圧式圧搾 30hlのステンレスタンクと500Lの木樽で2ヶ月間発酵 糖が残った状態で2023年11月28日瓶詰めし、瓶内発酵・熟成 デゴルジュマン:2024年5月5日 無濾過・無清澄 2023年は新井順子さんとコラボで醸しています。 粘土石灰土壌で育つ樹齢20年のシャルドネを全房でプレス後、30hlのステンレスタンクと500Lの木樽で2ヶ月間発酵、糖が残った状態で瓶詰めし、24年5月にデゴルジュマンしました。細かくクリーミーな泡、グリーンイエロー色、ライムや二十世紀梨、青りんごのアロマ、シャープなアタック、果実味と酸のバランス良く、瑞々しさが溢れるジューシーな仕上がりです。 ボージョレ無農薬栽培のパイオニア名家、長女カリーヌの挑戦 Domaine Joubert(ドメーヌ・ジョベール)の名前を知らない人はボージョレではいない程、 現地フランスでは有名です。それは第4代目の当主Marcel Joubert(マルセル・ジョベール) さんがボージョレのワイン協会の会長であったと共に、1980年代にあのMarcel Lapirre(マル セル・ラピエール)氏と共にボージョレの地で無農薬を実践したパイオニアであるからです。お父様Marcel氏は高校を卒業後、1972年に畑を引き継ぎ、農業大学にはいかないで実践 で農業を学びました。最初はカーブコペラティフの推奨する農法で行っておりましたが、何か が違うと思い、まだ誰も行わなかった無農薬農法に切り替えました。このDomaineは全部で 10ha、Brouillyに位置しておりますので、このAOCは勿論、その他Beaujolais、Beaujolais Village、Fleurie、Chiroubles、Morgonの畑を所有しており全て無農薬で栽培しておりま す。お父様の時代まではGamay100%でした。 Marcelは2人のお嬢さんがおりますが、息子さんがおりませんでした。娘2人共、彼のワイナ リーを継ぐ事には全く興味がなくて、ロワールで実際ワイン造りをしている私に何度も Domaine Joubertをやらないか?やらないか?と話がありました。畑は完璧なので、とても素 敵なお申し出でしたが、ロワールの畑で精一杯の私には不可能な事。長女のCarine(カリー ヌ)さんの子供も2人共お嬢さんなので、Marcel氏は冗談でなく、ちゃんと無農薬を続ける誰 かにDomaineを渡すつもりでした。そんな中、ベルギーに住んでいる次女が結婚して長男が 誕生。その時のMarcelの大喜びったら今も忘れません。「70歳までは何とか頑張らないとなぁ ~」嬉しそうに語っていたMarcelの笑顔が忘れられません。 そんな中、長女Carine(カリーヌ)が離婚しました。彼女は地元の高校を出て、職場で知り 合った男性と結婚。直ぐに家庭に入りました。典型的なボージョレの田舎の女性の生き方、 2人の子供の為、ご主人の為にしっかりと家庭を守ってきた女性です。離婚後、彼女は決心 します。“子供達の為にも、お父さんの為にも、ワイン造りを始めよう!Domaine Joubertを 継ごう!”と。しかし農業は未経験、小さい頃からブドウ栽培やワイン造りを見てきたけれど、実際行った事はありません。そこでMarcelから徹底して学ぶ事にしました。それが2015年、ですから2015年はMarcelにワイン造りを学びながら、彼女が最初に造った初ヴィンテージでもあります。2015年、2016年と2年間しっかりと学び、2017年にMarcelはCarineが大丈夫と判断し、リタイヤの決断をしました。正式に5代目としてCarineを認め、法的にも会社の在り方も全てCarineがTopとなりました。「僕はただのお手伝い、これからはオーナーはカリーヌだよ」と冗談で言っていましたが、その姿は安堵と共に少し寂しそうでした。 時間は2015年に戻ります。2015年からCarineが会社に入り、最初に行った改革は、赤ワインだけのワイナリーを卒業して白ワインの醸造も始めた事!そしてボージュに一番近い坂の急な畑と、新しく買ったブルイィの一番標高の高い畑の2ヶ所にシャルドネを植えました。ボージョレでは誰もシャルドネを植樹しません。カリーヌは女性の身でシャルドネを植えたので、直ぐにプレスから取材が殺到しました。「私がどうしてシャルドネを植えたの?」と聞いたら「順子が頼んだじゃない。貴方のボージョレヌーヴォ白を自社畑で作りたいって言ったでしょう⁉」本当に嬉しくなりました。随分前の話をCarineは覚えていてくれました。それは 彼女がワイナリーのお手伝いをするかなり前の2011年の時、その頃Jean-Louis(ジャン・ルイ)の無農薬のシャルドネで私のヌーヴォを作っておりましたが、それだけではブドウが足りず、Marcelに聞いたけど、彼は基本的に白の醸造は興味がなかったのです。だから言った本人の私すらも忘れていたのです。 その夢をCarineが叶えてくれました。彼女は1974年10月19日生まれ、ワイナリーの実家で生まれたけれど、ワインを実際に作り始めたのは彼女が40歳の時。丁度私がロワールで右も左も解らないでワインを作り始めたのと同じ年です。だから何故だか似たような境遇のCarineとは話が合うのです。そして彼女もお父様からと、醸造家として先輩の私からと醸造を勉強する姿勢で接してくれます。その彼女の好奇心と私の希望が叶って、白とロゼのヌーヴォのペティアン が誕生したのが数年前。白のヌーヴォを作るのすらも、その当時のMarcselはあまり乗り気ではなかったけれど、そのスティルワインのスタイルを変えようと提案し た時に、Carineはやる気満々でした。新しい感覚なので新しいスタイルがとても気になるのでしょう。モチベーションも醸造量もお父様の時代とは圧倒的に違うのです。 2015年に植樹したシャルドネで2017年、たった1樽だけ白をCarineが作りました。彼女は私のTouraine Sauvignon Blancが大好きで、プレス後、迷わず直ぐに樽で熟成しました。それが本当に美味しかったのです。しかし販売量にはほど遠かったのです。そして2018年、2樽になったので、やっと一部のお客様に販売出来ました。それは勿論、日本とフランスの一部のお客様しか知らない幻のシャルドネです。シンプル・イズ・ベスト、ブドウの品の良さがそのまま伝わってくる素直でパワーのある味わいです。もう彼女は私から学ぶ事はありません。醸造家として、今年で6年目になるので、Marcelも安心して彼のMY畑で無農薬の野菜造りに専念できます。勿論、実際は畑のお手伝いはやっておりますが、それは娘だからまだまだ心配なのでしょう。 彼女はどんどん新しい事を取り入れます。アンフォラを2018年から取り入れたり、2019年には新型のプレス機を購入したり。赤ワインだけの時は前のプレス機でも問題はありませんでしたが、白・ロゼはプレス機の良しあしが味わいに影響します。そして2019年から農法も変えました。無農薬の雑草取りを機械と手で切って行っておりましたが、まだ雑草が生える前の春に牧草を撒き、雑草の成長を抑える農法に変えたのです。合理的な農法なのですが、技術的・タイミング的に判断が難しい事、金銭的にも多額の費用がかかる事、また仕事量も膨大な事。実際にはとても大変な農法です。でも写真の通りトラック一杯の牧草を畑にまき、2019年成功したので2020年は撒く箇所を増やしました。私のヌーヴォを作るPont du Diable(ポン・デュ・ディアーブル)の畑も対象です。 春・秋と羊で草を食べ雑草を取り、その他この牧草を撒いて、畑を大切に大切に守ってくれます。醸造方法もCarineになってから、よりカルボニックの期間を長くして、ピュアーな味わいになってきました。お父様から引き継いだ、素晴らしい畑を、女性らしい感覚で守り引き継いでおります。ワインの味わいは年々向上しております。Carineの代で私はそろそろラベルを変えた方が良いのかも!って、提案していますが、まだ彼女は決心がつかないようです。お父様からの時代のお客様が沢山いるので、簡単に変える事は出来ません。でも彼女の代で新しいお客様も増えてきました。 きっとその割合がもっともっと増えたら新しくなるかもしれませんね。勿論、その頃はCarine節がしっかりとワインの味わいに反映している事と思います。 (新井順子) (輸入元資料参照)
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THE BLUNDERS(ザ・ブランダーズ)2023 750ml / 扇屋農園
¥2,680
【B235】 Type:シードル Region:日本/長野 Variety:サンふじ 、シナノゴールド、紅の夢、国光、Yodo、海外種含む他10種 ※醸造所は、南向(みなかた)醸造 ・樽仕込み ・瓶内1年熟成後 デゴルジュマン ・りんご果汁のみでの製造 THE BLUNDERS 2023 発泡でリリースになります! 2023年は芽吹が早くりんごにとって厳しい年になりました。 年後半は雨も多く晩成種は病気も多い年でした。 植物を育てる上で気象状況は年々厳しくなるばかりですが、その厳しさが個々の農家に工夫や視点の変化を生み激しく変化を迎える時に差し掛かっているのだと思います。 僕たちの変化としては、りんごの品種の構成と今まで使用していたりんごの規格の見直しをかけ、醸造面では発泡の課題をクリアするためにリュラル方式に変化させ 23年のものは念願の発泡の物をリリースに至ります。 工程の変化はもう一つ、今年度は手作業でのゴルジュマンでクリアで広がりのある香りもお届け出来ると思います。 りんごの品種が増えたことにより複雑さも増してきたので酸化させすぎない事も注意して瓶詰めしバランスを図りました。 芯は残しつつ、変化したTHE BLUNDERS 23 僕たちにっとって念願の泡物手にして楽しんでいただけましたら幸いです。 よろしくお願い致します。 (生産者資料参照)
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サンライズ ペットナット 24 750ml / リッカテッラ
¥2,640
【A960】 Type:スパークリングワイン Region:オーストラリア/リヴァーランド Variety:ゲヴュルツトラミネール ●ALC / Closure:12.2% / Crown 2024 年は華やかなアロマが魅力的なゲヴュルツトラミネールからとなったペットナット。手摘み、ステンレスで野生酵母によって醗酵、ごく少量の亜硫酸を添加。既定の残糖度に達したところでボトリング。 程よい旨み・酸を感じる辛口だがアロマティックな表現ですこぶるキャッチーに。 リッカ・テッラはオーナーであり、自らをChaos Creator / カオス・クリエイターと称する栽培家Ashley Ratcliff / アシュリー・ラトクリフによって2003年に設立。SA州リヴァーランドの地に70haの自社畑を所有し、実に45種類ものブドウ品種、それもオルタナティブ品種を 主に栽培しています。当初はCHやCSといったブドウ品種を植えていましたが、2004年に南イタリアへ旅行した際に出会った数々の地ブドウたちが全てを変えました。「温暖で乾燥したリヴァーランドの地にこそ、こういったブドウ品種が合うのではないか」と閃きを得たアシュリーはすぐに国際品種を引っこ抜き、ネロ・ダーヴォラやヴェルメンティーノ、フィアーノといったブドウを植え始めます。当初はオルタナティブ品種という言葉すらない時代、オーストラリアで誰も聞いたことがないような品種にも意欲的に取り組むアシュリーは中々理解を得られませんでしたが(結果自らをカオス・クリエイターと名乗るに至る)、徐々にその合理性が認められるようになります。乾燥が激しいリヴァーランドではどうしても灌漑設備に頼らざるを得ませんが、気候に合致したブドウ品種を植えることで灌漑を最小限にした上で環境負荷の少ないサステーナブル農法を実践。オーストラリアでオルタナティブ品種の可能性が見出されるようになると2015年にはGourmet Traveller Wine誌によって「Perpetual Viticulturist of the Year / 歴史に名を遺す栽培家」に選出されたのです。 「私はあくまで栽培家であり、醸造は専門外。誰も真似できないことをする栽培家としてトップでありたいと思っている」と語るアシュリー。 そのためワインは全て彼が信頼するバロッサ内3ワイナリーの醸造家によって委託醸造されています。また、リッカ・テッラの名前で出されるワインは全て手摘み、野生酵母によって自然醗酵され添加物の使用も最小限に抑えられています。あくまで安定したクリーンな酒質であることが大前提ですが、なるべく人の手による介入を無くすことでブドウが持っている魅力を損なうことなく表現しています。そうして出来上がるワインはフレッシュかつ瑞々しいほどのフルーツ感に溢れており、個性的でありながら日常に溶け込むようなカジュアルさを備えたものとなるのです。 (輸入元資料参照)
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h3 カリブー(LOT 1)24 750ml / ヒトミ・ワイナリー
¥2,178
【A748】 Type:スパークリングワイン(微泡) Region:日本/滋賀 Variety:デラウェア 山形県産 デラウェア 750ml アルコール度数10% 微々発泡辛口 酸化防止剤無添加 h3シリーズ ヒトミワイナリーならではの発泡性にごりワイン ・Hitomi Winery ヒトミワイナリー ・Handmade 手造り ・Happou NIGORI Wine 発泡性にごりワイン 【醸造人からの特徴コメント】 山形県のデラウェアを使用しました。早摘みで酸の強いものと、完熟で甘いアロマを持ったものを合わせる事で、デラウェアの持つ味わいを存分に堪能してもらえるスパークリングに仕上げています。 醗酵を終えて数週間タンクで落ち着かせたものに、瓶詰め前にデラウェアの果汁を添加する事で、野生酵母による瓶内二次醗酵をさせています。 前年同様に酷暑であった2024年でしたが、早摘みの青デラの使用比率を多くすることで、爽やかで飲み心地の良い味わいに仕上げました。 発泡感は例年通り、舌をぴちぴちと刺激する優しい微々発泡です。様々なシーンで気軽に楽しんでいただけましたら幸いです。 (生産者資料参照)
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グランド・ヴィンテージ・エクストラ・ブリュット2014 750ml / ジョゼ・ミシェル
¥9,900
【69C0】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/シャンパーニュ Variety:シャルドネ70%、ピノ・ムニエ30% 植樹:1953年(シャルドネ)、1955年 (ピノ・ムニエ) 土壌:粘土・石灰質 ステンレスタンクで6日間醗酵 小樽熟成させたワインをアッサンブラージュし、さらにゆっくりとステンレスタンクで熟成 その後瓶内澱上熟成 アーモンドとフレッシュなノワゼットをベースに上品な口当たり。アロマと際立った新鮮さが とてもよいバランスをとる。 上品なこのミレジムは昼食のご馳走、焼き魚、ヒラメ、調理された白身の肉のクリームソース 合えと相性がよい。 ジョゼ・ミシェル・エ・フィスについて ミシェル家はエペルネ南部のムースィ村で1847年から続くブドウ農家で、1955年から5代目にあたるジョゼ・ミシェルが責任者となり、以来、伝統手法と古典原理を堅守して長命なシャンパーニュを生産してきた。レコルタン・マニュピュランの先駆者でもあり、ピノ・ムニエの価値を世に知らしめたことは、忘れてはならない彼の功績だ。2019年11月にジョゼが亡くなり、孫のアントナン・ミシェルへと世代交代した。祖父から受け継いだ伝統を敬意を払いつつも、同世代のグローワー・シャンパーニュの生産者達から多くの影響を受けているアントナンは、バイオロジック栽培の転換や醸造設備への投資を行い、2021年の収穫をベースとするシャンパーニュからエチケットを一新。エチケットの変更はメゾンのイメージも大きく変えてしまう変化ではあるがアントナンにとっては、どうしても必要なことで、新たなジョゼ・ミシェルのシャンパーニュ造りに直往邁進する。 (輸入元資料参照)
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Y24HR_DD_00(共栄堂2024年謹製造 春リリースの橙) 750ml / 共栄堂
¥2,420
【注意事項】微微微微発砲で、泡は非常に少ない状況です(2025.04.01)。 【B200】 Type:スパークリングワイン(微微微微発砲で、泡は非常に少ない状況です) Region:日本/山梨 Variety:甲州種 産地:山梨市 Alcool:11.5% F-SO2:5ppm T-SO2:20ppm以下 ガス圧:約1.5bar JAN:4595122994345 産地:甲州市 Alcool:11.0% F-SO2:0ppm T-SO2:0ppm以下 ガス圧:約2.0bar JAN:4595122994352 「DD」はまだ育成が足らず、微々発泡となっております。当然、甘みも有しております。 よろしければが用命ください。「DD」はマグナム(1.5L)もありますのでぜひぜひ遊んでください。(同じ日に同じ条件下で詰めているのにフルボトルとMGの味も気圧も違う。なぜだろう。) 薄いだいだい色。ちょっと濁りも残り、酒石も残っている瓶もあります。(開栓注意)ダイレクトプレスと醸し発酵を500Lの中樽で樽発酵し、瓶の中で発酵したアンセストラルスタイルです。 のちの加温作業によって瓶むらが激しいです。(すいません。) (生産者資料参照)
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Y24HR_RZ(共栄堂2024年謹製造 春リリースのロゼ) 750ml / 共栄堂
¥2,420
【注意事項】微々発泡です。 【B200】 Type:スパークリングワイン(ロゼ:微微発砲) Region:日本/山梨 Variety:巨峰+シャインマスカット 産地:山梨市 Alcool:11.5% F-SO2:5ppm T-SO2:20ppm以下 ガス圧:約1.5bar JAN:4595122994345 「RZ」は目指したところの微発泡になりました。 ほんのりと薄紅色をまとったロゼです。ちょっと淡い香もでて面白いです。225Lの小樽で樽発酵している後瓶詰めしたアンセストラルスタイルです。 (生産者資料参照)
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クレマン・ダルザス・ラファエル22 750ml / レ・ヴァン・ピルエット
¥3,960
【B940】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/アルザス Variety::オーセロワ 60%、リースリング 30%、ピノ・ブラン 5%、ピノ・グリ 5% (Dom.de l'Envol) 花崗岩質の沖積土や、石灰質、砂質など様々な土壌の葡萄を使用。4 時間かけてゆっくりとダイレクトプレス。ステンレスタンクでアルコール発酵とマロラクティック発酵を行った後、5 カ月間のシュール・リー。2023 年 1 月ティラージュ。取って置いたモストのみで瓶内二次発酵。約 9 カ月間澱と共に熟成し、デゴルジュマン。ノン・ドサージュ。酸化防止剤無添加。 クリスチャン・ビネール、ステファン・ヴァンワルドが中心となって出来上がったヴァン・ナチュール・アルザスの実験室的存在レ・ヴァン・ピルエット。自分達のドメーヌワインには蔵としてのスタイルがある為にできない挑戦的ワイン造りをレ・ヴァン・ピルエットの名前でどんどん試しています。 それはやりすぎだろう!から、なんだ、これ凄い!まで色々ありますが色々楽しいワイン達。しかも安い! (輸入元資料参照)
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クレマン ダルザス KB 2014 750ml / クリスチャン ・ ビネール
¥7,080
【5B50】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/アルザス Variety:ピノオーセロワ、ピノブラン、ピノグリとその他(手摘み/平均40年) 水平式・垂直式圧搾機でプレス、100年以上のフードルで12ヶ月間発酵・熟成 自社のブドウジュースを添加しティラージュし瓶内二次発酵・熟成 ノンドザージュ/デゴルジュマン:2024年6月19日/無濾過・無清澄 SO2無添加 トータル:7mg/L アルコール11% ガス圧5.5 GCシュロスベルグへと続くカイゼルベルグ村の丘の急斜面の花崗岩土壌の混植畑で育つ高樹齢の数品種をフードルで12 ヶ月発酵・熟成しブドウジュースを添加しティラージュし瓶内二次発酵・熟成、ノンドザージュでデゴルジュマンしました。クリーミーで細かい泡、緑を帯びた綺麗なイエロー、リンゴジャムや洋梨コンポート、カモミールの香り、しっかりコク旨の味わいで口中に完熟柑橘の香りが拡がりエレガント、ボリュームある長めの余韻です。 アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村に位置するDomaine Binnerは1770年からワイン造りを行っている、非常に名門の家族です。 醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用しておりません。今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、お父様の時代には化学肥料がもてはやされた頃でした。その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けました。まわりの人に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続けた造り主です。収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る11haの畑を大切に守っております。アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に受け継がれた財産は、カーブの中1つとってもうかがえます。 まず古いヴィンテージのワインが数多くストックとして残っており、アイテムが多い為に 各ストック場所がCaveの地図で管理されているのです。歩いていると偶然1955年のリースリングを発見、珍しいヴィンテージなので、譲ってくれないかと申し出たら瓶を見せてくれて、「目減りがすごいので譲りたいが残念ながら出来ない」と、品質に関する徹底した姿勢が伺えました(実際は大丈夫な程度なものですが…)。 Binner家のワインの味わいはウルトラ自然、一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えたスーパーワイン。看板商品です。アルザスリースリングと言えば、ビネールと言われる程、最近ではお陰様にも認知度もあがって参りました。こういうワインを扱わさせて頂く事に誇りを感じます。(新井順子) (輸入元資料参照)
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ペットナット・ド・ダヴィッドNV 750ml / レ・ヴァン・ピルエット
¥3,300
【B450】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/アルザス Variety:Riesling 造り手:Dom, Muller-Koeberle 花崗岩土壌の丘の麓にある畑。ビオディナミ農法で常に観察しながら栽培している。ステンレスタンクで 2 日間マセラシオンし、その後自然発酵。ノンフィルターでボトリング。補糖はしない。酸化防止剤無添加。残糖 5,6g/L。 クリスチャン・ビネール、ステファン・ヴァンワルドが中心となって出来上がったヴァン・ナチュール・アルザスの実験室的存在レ・ヴァン・ピルエット。自分達のドメーヌワインには蔵としてのスタイルがある為にできない挑戦的ワイン造りをレ・ヴァン・ピルエットの名前でどんどん試しています。 それはやりすぎだろう!から、なんだ、これ凄い!まで色々ありますが色々楽しいワイン達。しかも安い! (輸入元資料参照)
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【5/21(水)再出荷】クレマン・ダルザス・ブリュットナチュール(セレクショネ・パー・マルク・テンペ)NV 750ml / マルク・テンペ
¥3,300
【B450】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/アルザス Variety:ピノ・ノワール、ピノ・オーセロワ、ピノ・ブラン 1/3ずつ テンペが日本の皆様にセレクトしたとっておきのクレマン・ダルザスです。ブドウ3種を直接圧搾後、ステンレスタンクで発酵、5 ヶ月熟成、ティラージュ、デゴルジュマンを経て2年瓶内熟成を行いました。ほんのりグリーンを帯びたイエローの外観に細かな泡が輝き、丸みのあるふくよかな果実に柑橘の酸、長熟由来の奥深さはシャンパーニュに匹敵する味わいです。 3時間直接圧搾後、ステンレスタンクで1 ~ 2 ヶ月間発酵 (1 ヶ月間マロラクティック発酵) ステンレスタンクで5 ヶ月熟成後、 2年間瓶内二次発酵/ドサージュ:3g/ ドメーヌ・マルクテンペはアルザス南部の中心、コルマールから7kmほど進んだ南西向きの ツェレンベルグ村に有ります。アルザスは南仏のペルピニャンの次に降雨量が少なく、乾燥 した地域。南向きの夏の畑は「目玉焼きが焼けるほど」暑いため、ブドウにもしっかりと糖 度がのります。標高は225 ~ 260m、粘土石灰土壌をベースに、ヴォージュ山脈の花崗 岩や黄色みを帯びた石灰の混じる多様な土壌は、さまざまなブドウ品種に適合し、ミネラ ルたっぷりなふくよかな味わいを生み出します。 初夏、マルクの畑の土からはなんともいえない深い土の香りが漂います。雑草も元気に 生い茂り、ブドウの樹の根元には直径1cm弱のミミズの穴がポコポコ。そう彼の畑はビオ ディナミ。総面積8haの畑で、93年からビオロジック、96年からビオディナミに取り組む彼は、化学肥料や農薬をいっさい使わず、芽かきによる収量制限や夏季剪定も行ないません。 ブドウの樹が自分の力でうまいこと育っていくのを助ける以外は何もしません。見れば樹に は太ったエスカルゴ(かたつむり)も。除草剤や化学肥料を使った近くの畑と比べて生き物 の数は雲泥の差。「おいしい畑はかたつむりも知ってるよ!」 太陽の光を一杯に浴び糖度が充分にのったブドウは9月に選果しつつ手摘み収穫。 房、茎をつけたまま優しく5 ~ 6時間かけてプレスします。「テントウ虫が生きたまま出てこられるくらいやさしいプレスなんだよ」と彼は言います。地つきの天然酵母で仕込むマルクのワインからは明るく前向きな温かさを感じます。 (輸入元資料参照)
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ペティアン・ラ・プティット・ゴール・デュ・マタン21 750ml / フランツ・ソーモン
¥3,490
【B590】 Type:スパークリングワイン(微泡) Region:フランス/ロワール Variety:シュナン・ブラン、シャルドネ フランツがユーモアを込めて名付けたキュヴェ名ですが「友達がオーナーのバーの名前」とのことです(笑)。2種のブドウをステンレタンクで発酵、糖が残った状態で瓶詰めし瓶内で発酵・熟成し翌年4月にデゴルジュマンしました。クリーミーな泡、緑が目立つイエロー、グレープフルーツ、柚子、文旦、ペパーミントの香りに丸みのある酸、全くとがりのない全体的にミルキーで丸く優しい味わいです。 ※僅かにトロリ(糸引き、タンパク質の結合)がいます ロワール地方トゥールから東側にロワール河とシェール河の間に広がるACモンルイは1938年に認定され、シュナンブランで辛口から甘口までの白ワインを生産しております。M.Jacky BLOTの出現から始まり、今は亡きStephane Cossaisをはじめ色んな生産者がこのACの認知度を高めてきました。 フランツ・ソーモンは2002年からワイン造りを始めた醸造家で、今ではDomaineだけの生産量では足りなく2009年からネゴシアンの会社Un Saumon dans la Loire(アン・ソーモン・ダン・ラ・ロワール)を設立し、意欲的に活躍しております。 無農薬の農法に興味が有り、シュナンブランに挑戦したいとモンルイを選びました。畑で無農薬の仕事はきりがありません。彼の畑は4haですが、オーナーが無農薬とは全く反対の農法を行っていたので、1年目は仕事がエンドレスな状態でした。予算の関係もあり、最初から畑は購入できません。1haを購入し、残り3haは借りました。この3haも将来的に購入予定です。4haをたった1人で化学肥料から無農薬へ切り替える作業が大変なのがご想像頂けますでしょうか?本当に朝から晩まで畑とにらめっこです。このように沢山のエネルギーを頂いた畑から取 れたブドウは格別です。彼の畑は毎年毎年、質が向上しております。 久しぶりに彼のモンルイを飲んだら、2002年当時のワインより、グッとグッと洗礼された素晴らしいワインになっております。私の中ではいつまでも若きフランツが印象的ですが、今ではもう大御所の仲間入り、Gregory Leclear氏もフランツの所で見習いとして働いてたことがあり、若手醸造家を育てどんどん指導する立場に回っているのです。丁度脂の乗っている充分な経験を積んだ醸造家。やはりこういうワインは是非リストに載せて頂きたいラインです。(新井順子) 2019年の3月からフランツは、パートナーのマリー・チボーと醸造所、熟成場所をシェアしています。以前より使用しているモンルイ圏内の自宅兼醸造所から、高速道路を使っても車で1時間程かかるvalleresという村で、洞窟(とても広い)を醸造所と熟成場所にして、様々な種類のタンク、アンフォラ、樽を所有しています。洞窟のすぐ向かいには自宅があり、マリーと二人の娘さんと毎日なんだか楽しそうに暮らしております。 この新カーヴではネゴスものを醸造しており、タンクを置く広い場所があるからこそ為せる技ですが、それぞれのミレジムの特徴やブドウの特性に合わせタンクを使い分ける、かつ各キュヴェに熟成の時間もかけてあげることができる、とても良い環境で醸造を行っています。 モンルイにある旧カーヴでは自社ブドウを使ったドメーヌものを醸造しており、新カーヴ近くの新しい畑に植樹したコーとピノノワールで造るドメーヌものの赤ワインが数年後にはお披露目できそうです。 (輸入元資料参照)
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ラ・デマラント・シャルドネ・ノンデゴ21 750ml / ドメーヌ モンタイヤン
¥3,800
【B800】 【輸入元より注意事項】吹くので抜栓ご注意ください。 Type:スパークリングワイン(微泡) Region:フランス/ロワール Variety:シャルドネ 100%(1991年植) メトドアンセストラーレ SO2発酵前に5mg/l添加 ファイバー槽発酵 残糖を残したまま瓶詰め 4.5気圧 ノンフィルター ノンゴラージュ ノンデゴルジュマン アンセストラーレはデゴしない方が、ナチュラル感がありますね。これはまさにそのタイプです。じゅわっとしたトロピカルな果実味が豊かです。吹くので抜栓ご注意ください! モンタイヤンより"ラ・デマラント" シャルドネのノンデコルジュマンを!こちらもはじめて蔵に伺った際に弊社恩田のリクエストで作ってもらいました。 旨味抜群で複雑味もあり最高なのですが、結構吹きます。1/5は勢いよくなくなる可能性が高いですが、試飲会でも大好評でございました。日本に来たてという事もありますのである程度落ち着かせていただければ、もう少し落ち着くと思いますが、現段階では吹きますのでご注意ください。 〇Domaine Montaillant ドメーヌ モンタイヤン Loire-La Charite と ネゴスのアレクシス・ヒュドン 元ソムリエのカナダ人のアレクシスは、2014年頃より収穫の手伝いを始め、その後パリで働いたり、2016年からはジュラで3年間エスタジュをしたりして、2018年にはネゴスワインを始めた。その後奥さんとサンセールで出会い、結婚を機にここに移り住んできた。2020年にモンタイヤントの畑6haを借りることができ、仕事のパートナーのジュローム氏と一緒に、ここにドメーヌを誕生させた。 もともとの畑のオーナーは1990年代にブドウを植えていたので、樹齢は25~30年。サンセールというよりはブルゴーニュに近い土壌で、植えられている品種はシャルドネとピノノワール。畑の微細なミクロクリマにより、シャルドネはペットナットと白、赤は薄赤とクラシックなタイプに造り分けている。 畑仕事ではハーブ(西洋カノコ草など)の煎じ液を良く使い、ビオデナミの500番、501番なども使用する。葡萄の生育は健康そうで、新梢は切ってはいるが、切らないことも試してみたいと話してくれた。 醸造も試行錯誤の上、綺麗なタイプを目指している。発酵は目下セメント槽(内部塗装なし)とグラスファイバー槽を使用。 (輸入元資料参照)
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アトモスフェール・ヴァン・ムスー・ジョ・ランドロンNV 750ml / ドメーヌ・ランドロン
¥3,960
【B940】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/ロワール Variety:フォル・ブランシュ主体、ピノ・ノワール、シャルドネ 植樹:1980年代~2000年代 位置:標高60~70m、平地 土壌:粘土砂質(フォル・ブランシュ)、砂礫土壌(ピノ・ノワール) セメントタンクで10ヵ月間熟成 12ヵ月間の瓶内二次醗酵 ドザージュあり 杏子とアーモンドのニュアンスと、活力あるミネラル感。温暖化により、果実の糖度が上がりがちなので、近年は成熟の遅く酸の高いフォル・ブランシュ種の割合を増やしている。 ドメーヌ・ランドロンについて 1940年代以来、ナント近郊ラ・エ・フアスィエール村で栽培家としての歴史を持つランドロン家が、1980年にドメーヌでの元詰めを開始。1999年に創業者の子息ジョセフ(愛称ジョー)が栽培をビオロジックに移行させ、さらなる栽培への探求を続け、2011年にはビオディナミ認証も獲得した。地域の特性を見事にとらえるジョーの作品は、2000年代以降、カジュアルなビストロからレストランでも楽しまれる、ミュスカデの象徴的なワインとなった。 2021年よりジョーは徐々に引退、娘夫婦へとワイナリーの運営を引継ぎしていく。エレーヌとニコラの2人はこれまで羊を飼いチーズを造ってきたが、羊たちと一緒にワイナリーへと戻ってきた。 名刺代わりのワインであるアンフィボリットは7ヶ月間澱とコンタクトさせ、この地方特有の海洋性角閃岩のテロワールを映す凜々しいミネラルと酸、ほどよい塩気が心地よい。またフォル・ブランシュ主体の、辛口ヴァン・ムスー(キュヴェ・アトモスフェール)も、杏子とアーモンドのニュアンスと、活力あるミネラル感で非常に人気が高い。 近年(2015年以降)の霜害や気温の上昇、雨量の減少や時期のずれへの対応策として、フォル・ブランシュ種を積極的に植えている。フォル・ブランシュ種は発芽のタイミングは遅いが、早熟でアルコール度数が低く、酸も特に高い土着品種であるため、アトモスフェールのブレンド比率を増やしている。 (輸入元資料参照)
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ビュジェ・ブリュット・オリジナル・レゼルヴ22 750ml / イヴ・デュポール
¥3,300
【B200<限特>】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/サヴォワ Variety:シャルドネ、ピノ・ノワール、アリゴテ 甘口スパークリングワインで有名な産地だが、彼等は辛口に力を入れている。石灰粘土質(白色粘土、山からの堆石)と珪土粘土の石灰質の砂岩(氷堆石の沈殿物)という2種類の土壌から収穫される葡萄を使用することで複雑味を出している。野性酵母のみで発酵。12~18ヶ月の瓶内熟成。ドザージュは7g/L。 ビュジェの自然から生まれる独自のワイン サヴォワの西『ビュジェ』。忘れさられたこの産地を復活させる為に土壌改良、自然環境の保持から始め、ビュジェの 味を追求。イヴとセリーヌがこの地域の復興をめざす。 廃れてしまったビュジェ 「サヴォワ」の西、荒廃した産地「ビュジェ」。聞きな れない地域だがフィロキセラが蔓延した 19 世紀後半までは主産業はワインだった。フィロキセラと世界大戦の影響で葡萄畑は激減。そのほとんどは森に戻った。 『ビュジェは紀元前からイタリアとの交流で栄えた。葡萄栽培の歴史も古くジュリアウ・シーザーから葡 萄栽培が伝わったと言われる』 「イヴ・デュポール」はこの地域で 4 代続く造り手。現 当主は「イヴ・デュポール」。ブルゴーニュでワイン造 りを学び現在は栽培から醸造、販売まで全てを仕切 っている。 『ビュジェの葡萄畑は最盛期の30%まで減ってしまった。復興を目指し、南斜面の優れた土壌の区画 を徐々に畑に戻している』 畑の中に畑があるブルゴーニュとは違い、ここでは 森の中、山の斜面の一部が葡萄畑になっている。自然の中に畑がある。アルプスが形成される時に、いくつもの山が隆起、色々な年代の層が複雑に組み合わされている。 『山間部は珪土質粘土主体。氷堆石や貝類の化石 が大量に含まれる。シャルドネの骨格が出る』 ブルゴーニュと大きく異なり粘土が少なく、モザイク 状に色々な年代の層が露出している。 『上部は砂質比率が高く岩盤の上に少しの表土がのっている。風化した砂岩はもろく、すぐに崩れてし まう。ピノ・ノワールの上品さを表現する』 鉄やマンガンは少なく石灰とシストが風化して崩れて 砂に変化している。アンモナイトや 2枚貝の化石がゴ ロゴロしている。 『モンタニューは泥灰岩質。白い粘土でアルテス(ル セット種)やモンドゥーズが適している』 現在、所有畑は10ha。近隣の栽培農家は醸造設備を持たない人が多いので彼等の葡萄も購入し、醸造している。年産 140,000 本。 欠点ではなく個性 『自然に囲まれたビュジェでワインを造ることに意味がある。テロワールを昇華させることが醸造家の仕 事であり、価値』 畑では一切の化学薬品、化学肥料は使用しない。除草剤も一度も使用したことがない。 グラン・クリュのような偉大なワインを造りたいのではなく、ビュジェの個性を反映したワインを造っている。よって土壌の欠点や気候の難点を消すのではなく、その個性をワインにするという考え方。 『辿り着いたのが自然と隣り合わせで自然の影響を 受けながら栽培すること』 防虫剤で害虫を殺すのではなく、生態系に葡萄樹を順応させることが彼等の畑仕事。痩せた土壌と激しい昼夜の気温差。葡萄にとっては厳しい環境だが彼等の葡萄樹は強い。根は垂直に伸び、岩盤層にまで届いている。 ビュジェの味がするワイン 赤ワインは全房発酵。収穫後、一度大型の冷蔵庫 で冷やされ二酸化炭素を少し加えて48 時間低温浸漬することで果実のフレッシュさを残す。セメントタンクで発酵。マセラシオンは10日程度。熟成は古バリックで 12 ヶ月程度と非常にシンプル。補 酸も補糖も一切行わない。 『モンドゥーズはシラーの野生種のような葡萄。この地域の地葡萄で胡椒、スパイスが強い。肉を噛み しめながら飲むワイン』 白は「シャルドネ」。ステンレスタンクで低温発酵。使 い古しのバリックで澱と共に熟成。ノンフィルター。そして、「ビュジェ」と言えばスパークリングワイン。甘口に仕上げられたワインが有名だが彼等のワインは極辛口。葡萄そのものの質が高いので甘さを残さな くても十分に飲み応えがある。 『歴史あるビュジェを復活させたい。その為には糖分を足した甘口スパークリングを造っていてはいけ ない。ビュジェの個性が無ければいけない』 彼等の目的はワインでビュジェを復興すること。その為にはビュジェの個性が現れたワインを造ることが重 要と考えている。
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ビュジェ・セルドン・メトード・アンセストラル・ロゼ23 750ml / ラファエル・バルトゥッチ
¥3,680
【B730】 Type:スパークリングワイン(ロゼ) Region:フランス/サヴォワ Variety:ガメ90%, プールサール10% 位置:標高380~480m、東~南東向き 土壌:石灰岩石、岩石、泥灰土 ステンレスタンク、琺瑯タンクで26日間醗 酵後、2ヶ月間瓶内2次発酵 1983年以来、自家消費用に造っていたこの地方伝統のドゥミ・セック・ロゼのスパークリング・ワイン、ビュジェ・セルドンが評判を呼び、1992年に畑でスタートしたドメーヌ。当主ラファエルは1997年にエコセールのビオロジック認証を取得。ガメイ、プルサールともメリニャ村周辺特有の痩せた石灰岩土壌で、収穫量をわずか47hl/ha前後まで抑制。野生酵母で、醸造時は亜硫酸無添加、メトード・アンセストラル(ビン詰め自然発酵)が生む、爽やかな甘みと微笑むような優しい酸が心地よいワインは、パリのビストロなどでも高い人気となった。しかし、「ワインは崇高な自然の産物であり、けっして産業のためのものではない」とのラファエルの哲学は、自家消費ワイン生産時から不動で、畑の拡張には非常に慎重。全ての区画はセラー兼住居から半径500m以内とし、2017年の時点でも総面積2.1haにとどめる。2016年から長男も栽培、醸造に参画。
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シードル・パルシモニ22 750ml / シプリアン・ルルー
¥2,900
【B030】 Type:シードル Region:フランス/ノルマンディ Variety:ブダン、ドゥース・モエン、ドゥース・コエリニェなどの品種 品種:主に甘みと苦みのある、ブダン、ドゥース・モエン、ドゥース・コエリニェなどの品種を使う。そこに緊張感を与えるために、プティ・ジョーヌ、ルネ・マルタンなど酸味の高い品種と、骨格を与えるために苦みの強いフレキン・ルージュ、マリー・メナールなどの品種をVTを見て配合を変える。 樹齢:1990年代植樹が多い 位置:平野、なだらかな斜面、標高は高くない。 土壌:粘土石灰質 ノルマンディー各地を巡り、集めたリンゴを集めて作ったシプリアンにとっての初めてのシードル。キュヴェ名のパルシモニーには、”少しずつ”や”あちこち”と言った意味がある。 フレッシュな果実味、繊細な苦味。全体を支える控えめなアルコールによって、ふたくち目には香りがふくよかに広がる。白身の肉、焼き豆腐、ショウガなどとの好相性。 水分が少なく、野性味の強いヨーロッパのリンゴそのままの鮮烈な味わい。草の香りや苦味などが複雑性を与えているが、全体としての印象はよくまとまって難解さがない。 シプリアンは、グランゼコール(高等教育機関)で商業を修めたものの「地に根差した仕事」に従事したいと考えるようになり、シードル造りの道を歩むことを決める。ファースト・ヴィンテッジは2020年VTで、もともと家族で所有していたのはとても小さな果樹園だったので、近隣の放置された果樹園からもリンゴを購入している。それらの果樹園はどれも手入れされなくなった果樹園が多くまた、所有者達も高齢であることが多いので、彼らの元を一人一人訪ねては、シプリアンの手で剪定などの管理から収穫までを行わせてもらえるよう交渉して回っているそうだ。 リンゴの樹の仕立ては植密度が低く仕立ても高い、オート・ティージュと呼ばれる伝統的な仕立て。収量は少なくとも植え付け間隔が広く、農薬の散布回数も少なく済み、リンゴ樹へのストレスも少ないことから、リンゴ樹の寿命も長くなる。醸造添加物の使用はなく、一次醗酵終了後の濾過により一度醗酵を止めて瓶詰。原料となるリンゴ/洋ナシは、複数種類の品種を、酸味、甘み、苦みと言った要素に大別し配合を決めているそうで、初VTから透明感と甘み、適度な雑味、収斂味のバランスの良いシードルが魅力。 (輸入元資料参照)
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シードル21 750ml / ドメーヌ・ダンドリオン
¥3,020
【B240】 Type:シードル(リンゴのスパークリングワイン) Region:フランス/ブルゴーニュ Variety:リンゴ ブルゴーニュのドメーヌ・ダンドリオンが醸すシードル。 ブルゴーニュでは貴重な、亜硫酸無添加ピノ・ノワールを生む生産者。オート・コートの農家に生まれ、アニェス・パケのほかオーストラリアのスモール・フライなどのナチュラルワイン生産者で経験を積んだモルガーヌ・スイヨと、オーストラリア人でバス・フィリップの後、シャンドン・ド・ブリアイユで醸造責任者を務めたクリスチャン・ノットの二人組が、2016年にドメーヌをスタート。実作業はモルガーヌが担うが、畑はオート・コート・ド・ボーヌの標高350m前後の南向き斜面で、牡蠣の化石を多く含む石灰粘土質。耕作は馬で行う。セメントタンクでの醸造時、約3週間かけるマセレーション時はできるだけブドウにふれず、軽くバケツでルモンタージュを行うのみ。終盤にのみ、足でピジャージュを行う。また、ラベルは手漉き紙に手書きで一枚一枚ドメーヌ名とワイン名を記入。クロージャーはガラス栓を蝋封するなど、ワインは細部まで美意識が行き届く。冷涼感あるミネラリーなピノ・ノワール以外に、ガメイ、アリゴテも生産する。 (輸入元資料参照)
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ブル・ド・パッション NV 750ml / ジャン・プラ・セレクション
¥1,900
【A330:5/1~値上旧A260】 Region:フランス / ルーション Variety:マカブー70%、ユニブラン30% 南仏ルーションの地場品種をバランス良くブレンドし、シャルマ方式(タンク内二次発酵)で造るカジュアルなスパークリングワイン、パッションシリーズの人気キャラクター「太陽君」がコルクに乗って宇宙旅行をするエチケットです。淡いイエローのはじける泡立ちに、落ち 着いた香ばしい麦や甘酸っぱいレモン、ハーブの香り、活き活きとした酸味と豊かな果実味を伴うブリュットタイプです。
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ブリュット・プレミスNV 375ml / ジョゼ・ミシェル・エ・フィス
¥4,340
※375mlです。。。 【B858:定特】 Type:スパークリングワイン Region:フランス/シャンパーニュ Variety:ピノ・ムニエ70%、シャルドネ30% 植樹:1970~2000年代 土壌:粘土・石灰質 ステンレスタンクと木製樽で発酵 ステンレスタンクと木製樽で8ヵ月間熟成 しアッサンブラージュして瓶詰 15か月以上瓶内シュール・リー熟成 リザーヴ・ワイン:30-50% 旧ブリュット・トラディションと同格である、メゾンのエントリーレベルのシャンパーニュ。 エペルネ近郊、ヴァレ・ド・ラ・マルヌからの畑のブドウを使用。細身で伸びやかな、新生 シャンパーニュ・ジョゼ・ミシェルの名刺代わりのシャンパーニュ。世代交代とともに、新し いキュヴェ名とエチケットに変更。 ミシェル家はエペルネ南部のムースィ村で1847年から続くブドウ農家で、1955年から5代目にあたるジョゼ・ミシェルが責任者となり、以来、伝統手法と古典原理を堅守して長命なシャンパーニュを生産してきた。レコルタン・マニュピュランの先駆者でもあり、ピノ・ムニエの価値を世に知らしめたことは、忘れてはならない彼の功績だ。2019年11月にジョゼが亡くなり、孫のアントナン・ミシェルへと世代交代した。祖父から受け継いだ伝統を敬意を払いつつも、同世代のグローワー・シャンパーニュの生産者達から多くの影響を受けているアントナンは、バイオロジック栽培の転換や醸造設備への投資を行い、2021年の収穫をベースとするシャンパーニュからエチケットを一新。エチケットの変更はメゾンのイメージも大きく変えてしまう変化ではあるがアントナンにとっては、どうしても必要なことで、新たなジョゼ・ミシェルのシャンパーニュ造りに直往邁進する。 (輸入元資料参照)