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明治27年創業のさいたま市桜区の酒屋です。
覚悟ある造りを行っている彼らのその1本をを、その仕事量、努力、そして当然ですがその実力に見合った対価で楽しんでいただきたいとの考えをもとに皆さまへご案内させて頂きます。
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・商品画像の生産年表記は異なる場合がございます。(商品名の生産年が正しい生産年です。)
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ベンヘ・ティント22 750ml / エンビナーテ
¥3,395
【B235:限特】 Type:赤ワイン Region:スペイン/カナリア諸島・テネリフェ島 Variety:リスタン・プリエト主体、ティンティーリャ 植樹:1910~1930年 位置:標高1000m以上、複数の畑 土壌:様々な火山性土壌 2~4週間セメントタンクでスキンコンタクト バリックで8ヵ月間熟成 テネリフェ島南西部、イコデン・ダウテ・イソラ地域内の、サンティアゴ・デル・テイデ村付近の畑。標高1000mを超え、夏の間もほとんど雨の降らない地域で、リスタン・プリエトの古樹がゴブレ仕立てで残っている。火山島のテネリフェ島であることからどのエリアのワインからもスモーキーな香りや、火薬を思わせる香りがするが、ベンヘ・ティントの場合は特に顕著に感じる。少し還元的なニュアンスと合わせて、少し閉じた印象を与える。待つ価値あり。 ◆カナリア諸島・テネリフェ島 主にロベルトの担当地域。ロベルトはテネリフェの町の生まれで、両親はレストランを経営している。畑はタガナン村(タガナン・シリーズ)、オロターヴァ地区(パロ・ ブランコとミガン)、サンティアゴ・デル・テイデ村(ベンヘ・シリーズ)の村にそれぞれ点在。 カナリア諸島は、ヨーロッパ最南端の地域で、少し東に行けばモロッコ、日本で言えば、奄美大島と同緯度にある。島ということもあり、かなり高温多湿な環境でのブドウ 栽培を強いられる。カナリア諸島のうち、エンビナーテがブドウを買っているのは、テネリフェ島という一番大きな火山島にある畑。その中でもより涼しい環境にある、北向 き斜面の畑(タガナンやオロターヴァ)や、1000mを超える高い標高の畑(ベンヘ)のブドウを購入して醸造している。 エンビナーテについて エンビナーテ”はロベルト・サンタナ、アルフォンソ・トレンテ、ラウラ・ラモス、ホセ・マルティネスの4人組からなるワインメーカーグループ。アリカンテの大学で醸造学を学んでいた4人が意気投合し、2005年に結成された。大学卒業後、彼らはワイン造りのコンサルタント業を始め、これがのちに“エンビナーテ”へと発展することになる(公式のワインの販売は2008年から)。彼らは、リベイラ・サクラやカナリア諸島といった、主に大西洋気候から影響を受けた地域で、個性的な畑に焦点を当ててワイン造りをしている。彼らが四人組である理由は、”気が合い”、”志を同じくしている”から。その志とは、スペインの古くからのブドウ栽培文化を背景とした、その土地固有の味わいを感じさせるワインを造ること。彼らと話して感じることは、どんなところでも、良いワインはできるし、ましてやスペイン各地に残っている畑を見てくれ、という熱意だ。 4人それぞれに担当の地域があり、畑も醸造所も各地域にあるが、基本的なアイデアは、4人でワインを造るということ。密に連絡を取り合い、シーズンごとに4人で各生産地に集まり、栽培・醸造の方針を決めている。誰がどのワインを造っているの?という質問にはいつも「4人で造っている。僕ら4人でエンビナーテだ」という答えが返ってくる。 畑については、エンビナーテ所有の畑というものはなく、どれも各地域の栽培者とともに、作業をしながら栽培指導をしつつ、ブドウを購入するという形を取っている。畑のある村やその地区の出身でない彼らが、カナリア諸島の人たちのブドウを買わせてもらうことは、最初は難しかったそうだが、畑で一緒に作業をして考えを共有し、収量による変動のない、一定の額を支払うことで、少しずつ信用を得て来た。手入れの仕方はリュット・レゾネで、ビオロジックな栽培を指導しているが、まだ全てのエリアの畑で実現できているわけではない。 (輸入元資料参照)
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フェルゼンⅡ[ツヴァイ]21 750ml / クリスチャン・チダ
¥10,380
【G700】 Type:赤ワイン Region:オーストリア/ノイジードラーゼ Variety:シラー ・手作業で収穫後、除梗し、開放桶で足で破砕し、野生酵母で発酵。 ・圧搾後大樽(1200L)で澱とともに約2年熟成。・清澄なし、ノンフィルター、亜硫酸無添加で瓶詰。 オーナー醸造家のクリスチャン・チダは、実験的な醸造に積極的なオーストリアの醸造界の中でも異端児と呼びたくなる存在。醸造学校へ通ったこともなく、グラフィック・デザイナーだったが2007年に父親から醸造所を継ぐと、一年で全く新しい独自のスタイルに切り替えてしまった。ワイン造りは祖父と父、そしてロワールとブルゴーニュの生産者達から見よう見まねで学んだというが、様々な大きさの木樽(225~2000ℓ)を自在に使いこなしている。醸し発酵を含めた醸造方法を直感的に決めて、一度決めたらあとは極力手出しせずに樽の中のぶどうがワインになるのをただ見守る。モットーは「レッセ・フェール」。放置して、自ずから調和に至らせる自由放任主義だ。亜硫酸は添加しないか、してもごく微量。そしてノンフィルターで瓶詰めする。 イルミッツのごくなだらかな土地に約8haのぶどう畑と、それ以外の農地を約14ha所有していて、羊やアヒル、ガチョウなどを飼っている。栽培はビオロジックで堆肥には近郊の国立公園に住む牛糞を使う。25に分かれた区画で栽培しているのは白はショイレーベ、ヴァイスブルグンダー、グリューナー・ヴェルトリーナー、ムスカート、赤はツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、カベルネ・フラン、シラー。 ウィーンに住んでいた頃親交のあった画家アルフレート・フリドリチカ(2009年に他界)のエッチング作品『地上の楽園』Himmel auf Erdenをエティケットにした同名のワインの自由奔放さ、グリューナー・ヴェルトリーナーを醸し発酵した「ノン・トラディション」の底知れないスケールの大きさ、「ドームカピテル」のカベルネフランの端正で繊細な深み。彼の造るワインは、いずれもが独自の世界を構築している。 (輸入元資料参照)
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フェルゼンⅡ(ツヴァイ)22 750ml / クリスチャン・チダ
¥10,380
【7700】 Type:赤ワイン Region:オーストリア/ノイジードラーゼ 品種:ブラウフレンキッシュ 植樹:1977年 位置:標高135m、南向き 土壌:Edelgrabenの畑(石灰質とシスト) 手作業で収穫後、除梗し、開放桶で足で破砕し、野生酵母で6週間マセレーション発酵 圧搾後大樽で澱とともに約2年間熟成 ノンフィルター、亜硫酸無添加で瓶詰め “Felsen”は岩という意味で、畑はとても大きな岩の上部に位置している。 クリスチャン・チダについて オーナー醸造家のクリスチャン・チダは、実験的な醸造に積極的なオーストリアの醸造界の中でも異端児と呼びたくなる存在。醸造学校へ通ったこともなく、ワイン造りは祖父と父、そしてロワールとブルゴーニュの生産者達から独学で学んだというが、モットーは「レッセ・フェール」。放置して、自ずから調和に至らせる自由放任主義だ。2013年産から亜硫酸は添加していない。そしてノンフィルターで瓶詰めする。14haのブドウ畑をライタベルクの斜面に所有している。30近い点在する区画では栽培しているのは白はショイレーベ、ヴァイスブルグンダー、グリューナー・ヴェルトリーナー、ムスカート、赤はツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、カベルネ・フラン、シラー。ウィーンに住んでいた頃親交のあった画家アルフレート・フリドリチカ(2009年に他界)のエッチング作品『地上の楽園』Himmel auf Erdenをエチケットにした同名のワインの自由奔放さ、グリューナー・ヴェルトリーナーをマセレーションした「ノン・トラディション」の底知れないスケールの大きさ、「ドームカピテル」のカベルネフランの端正で繊細な深み。彼の造るワインは、いずれもが独自の世界を構築している。 (輸入元資料参照)
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ゴーン・ローグ・ピノ・ノワール22 750ml / ウィークエンド・ワインズ
¥2,735
【B030】 Type:赤ワイン Region:ニュージーランド/セントラルオタゴ Variety:ピノ・ノワール ●アルコール度数:12.9% ●クロージャー:スクリュー ●Winemaking:オタゴのクロムウェル盆地に位置する畑(オーガニック)から。野生酵母による自然醗酵(40%全房)。古樽(フランス産、225L)で6 ヶ月熟成。ごく少量の亜硫酸と共にボトリング。ノンフィルター、清澄剤不使用。 典型的なオタゴ産ピノ・ノワールではないモダンなコンセプト。凝縮感がありながら可愛らしい飲み口。 Weekend Wines / ウィークエンド・ワインズはオーナーである Meg Battensby / メグ・バッタンズビーによって 2022 年ニュージーランドに設立されたレーベル。もともと食品メーカーで会社員として働きマーケティングを専門としていた彼女ですが、個人として常にワインへと強い情熱を抱いていたことから一念発起して独立。セントラル・オタゴを中心としたコネクションをもつ畑から有機栽培されたブドウを買い、委託醸造という形でワインを造りリリースすることになりました。実務面で醸造を担当するのはメグの友人でもある Tom Lascelles / トム・ラセルス。オーストリアを中心とした海外で経験を積み、現在はセントラル・オタゴで活躍する NZ 新世代と言える若手醸造家の1人です。彼に醸造を任せられたのはメグにとって幸運だったと言えるでしょう。 「ワインは本来日常にカラフルな豊かさを与えてくれるもの。私はこのプロジェクトで自然と寄り添いながらジューシーかつ親しみやすいナチュラルワインを造り、皆に届けたかったの。私のワインで”週末”に大切な人たちと特別な時間を過ごしてもらえたら、それに勝る喜びはないわ」とメグが語るように、ウィークエンド・ワインズからリリースされるワインは全て有機栽培されたブドウから、人的介入を最小限にしたアプローチで造られます。そのスタイルは真摯なクオリティがベースにありながらも、フルーティでキャッチーな風味に溢れており、見事にメグの想い を体現したものとなっています。 (輸入元資料参照)
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マルト・マンナ21 750ml / ヴァイングート・ヴェルナー
¥3,300
【B450】 Type:赤ワイン Region:ドイツ/ラインヘッセン Variety:ポルトギーザー25%ショイレーベ25% レゲント25%ドルンフェルダー25% 旧約聖書で民が飢えた時にモーゼの祈りによって天から降ってきた食べ物(マナ、マンナ)がキュヴェ名です。ショイレーベはステンレスタンクで2週間醸し、ポルトギーザーは5日間醸し、他2品種は直接圧搾し、フードルで発酵・熟成後アッサンブラージュしました。鮮やかなルージュ色、ザクロやスイカ、グロゼイユのアロマ、ベリーのエキスにベジーな味わいは飲み進めると拡がる旨味を感じます。 毎VTG、成長が楽しみ♫ 彼のワイン達は日に日に味が乗ってきて、これに伴い売れ行きがペースアップしていくイメージです。 入荷数は多めなのですが、ぜひ要チェックにてよろしくお願いいたします!!すべてサンスフル★ ドイツナチュラルワインの若き旗手マルトの無農薬無添加の極み ラインヘッセン地方のマルティン・ヴェルナー氏は1993年生まれ。ヴェルナー家は代々ブド ウ造りを生業にしており、祖父の代まではスパークリングワイン用に全てのブドウを売ってお りました。 マルティンの父の代から自社ブドウを使った醸造を開始。 男3人兄弟の次男坊のマルティンの父親は寡黙で厳格な昔気質、幼少の頃から厳しく育てられました。 在学中の10代は、ギターやドラム、ペインティングなど音楽やアートが大好きで、さらに数 学も得意だった彼は自由な発想を形にしたいと建築家になる思いをもっていたそうです。 ところが卒業前に、父親から知人のワイナリーの収穫の手伝いに派遣され、大きく人生と 考えを方向転換します。 自らに『ヴィニュロンのDNAが宿っている』ことに気付いた彼は、卒業後は様々なワイナリーで研修生として働きワイン造りの勉強を開始、2015年にはオーストリアのナチュラルワインの造り手グートオッガウ、2016年はフランスのマタッサで学びます。 そんな折、父親が病気で倒れてしまい、2016年秋、マタッサでの収穫終了後、彼は実家に戻ります。そして父の持つ7haの畑のうち3haを自分のタイミングで収穫し、2016VTGより初めて自らのワイン造りを開始。 (マルトワインシリーズの誕生です。マルトとは彼のニックネームです) これを契機に実家の畑の一部を正式に譲り受け、自らの修行で得た知識を元にブドウ造り・ワイン造りを開始。 彼が目指すのは無農薬の畑でのブドウ造りと自然酵母での発酵と酸化防止剤無添加のナチュラルワイン。 ナチュラルで透明感ある味わいをベースに、軽やかさと複雑さを兼ね備えたワインが彼の目指す基本スタイルです。ゆくゆくはクラシカルなスタイルのリースリングを造ることを視野に入れながらも、まだまだ若いので今は自由な発想でリスクに挑戦していきたいと語ります。 2016年の初VTGに父から譲りうけた畑は、現在計4.5haまで引き継いでおります。譲り受けた区画は、標高300mの小高い丘まるごと360度をぐるりと囲むようにブドウが植えられており、 北側の斜面はWURZER(ビュルツァー)、FABER(ファーバー)、BACCHUS(バッカス)、MULLER-THURGAU(ミュラートゥルガウ)、SYLVANER(シルヴァーナー)、SCHEUREBE(ショイレーベ)が混色で植えられており、土壌は小石混じりの砂岩土壌です。 南側の斜面がRIESLING(リースリング)の単一畑となっています。 現在、父と三男が実家でマルティンを手伝っており、長男の兄は別のワイナリーで研修中。 将来は兄も実家にS戻る予定で、男4人で実家すべての畑を無農薬に変え、ますますナチュラルワインに傾倒していくと夢を語るマルティン。 協力を惜しまず自由に畑・ワイン造りに挑戦させてくれる父に感謝してもしきれないと語るマルティン、ワイン造りで自らの発想を具現化する若い芸術家の今後に期待が高まります。 (輸入元資料参照)
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オリバーレス・ティント 750ml / ボデガス・オリバーレス
¥1,700
【A059(通特)】 Type:赤ワイン Region:スペイン/フミーリャ Variety:モナストレル75% グルナッシュ15% シラー10% 位置:標高800m以上 ステンレスタンクで発酵 フレンチオークで3ヶ月熟成 旧オリバーレス・ホーベン。2016年からラベルが変わった。 ダーク・ベリーとチェリーの香り。口に含むとフレッシュで、味わいにも甘く生き生きとした色濃い果実を感じる。 胡椒の風味がアクセントとなり、バランスのよい酸に引っ張られる。ハーブでマリネした肉、北京ダックなどとの相性は抜群。 1970年代まで、乾燥した高地という気象条件に恵まれたフミーリャは、とりわけバレンシア市向け量産ワインの大供給地であった。海抜825メートルの高地にあるフミーリャでもっとも冷涼な地域で、土壌は砂質に富むため、フィロキセラ耐性がある。しかし1988/89年に時期遅れのフィロキセラがついに襲来し、生産量は激減しただけでなく、植え替えを余儀なくされた。ボデガス・オリバーレスを経営するセルバ家(当主:パコ・セルバ)はそれでもなお、フィロキセラの害を免れた、自根のモナストレル種の古樹を持つ。1998年まではバルクワインと、自家消費用の甘口ワインのみを生産していたが、当ワイナリーを訪れたスペインのトップ・ソムリエが偶然このワインを味わって狂喜し、説得の果てにこのワインが市場に出て、一躍トップ格のレストランと小売店を飾ることになった。パコは更に、自根のモナストレルの古樹での赤ワイン造りも始め、低価格帯であるにもかかわらず、熟した果実と美しい酸を持つワインを造っており、スペインの栽培環境のポテンシャルの高さを如実に表している。
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ペタロス21 750ml / デスセンディエンテス・デ・ ホセ・パラシオス
¥3,020
【B177(限特)/2021年へ移行。2023.10下旬~値上】 Type:赤ワイン Region:スペイン / ビエルソ Variety:メンシア 93%、その他赤品種(アリカンテ・ブーシェ/ グラン・ネグロ/ パン・イ・カメ/ ネグレダ )3%、白品種(ヴァレンシアナ/ へレス/ ゴレーリョ) 4%) いブドウ。1/2はコルヨン町に属するスレート岩の丘陵斜面畑産。1/2は、他の諸村(バルチュイジェ、ビラデカネス、パランドネス、ビラフランカ・デゥ・ビエルソ)の尾根にある薄い土壌の畑産。 ”ホセ・パラシオスの跡継ぎたち”と名付けられたこのワイナリーは、ホセの息子で、醸造家として国際的に評価されるアルバロと、その甥であり、ビエルソで実質的にチームを率いるリカルドが1998年にスタートさせた。ビエルソの地は、彼らの求める、「香気ゆたかで強烈な味わいがあるが、デリケートで独特な品質をそなえる」というワインを造るための、急斜面・高樹齢のブドウ・顕著なテロワールという3条件が整っていた。メンシア種を主として、赤も白も様々な品種が混植されている古い畑が残っているというのも大きな特徴だ。ビエルソでは、小さな農家が多く、1ha未満の小さなブドウ畑を栽培している農家がほとんどだ。パラシオスでは自社畑では馬による栽培を実践し、バイオダイナミック栽培も当初から取り入れている。それに加え、契約農家は200を超えていて、ブドウを購入すると同時に、上記のような栽培指導もしている。2016年に完成した4層に分かれている新しいセラー(2017年VTから醸造)は、アルバロとリカルドの長年の知恵が結集した、人にとって働きやすく、ワインにとって無駄なエネルギーがかからない設計となっている。
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アルバーラ22 750ml / エンビナーテ
¥2,640
【A960】 Type:赤ワイン Region:スペイン/アルマンサ Variety::ガルナッチャ・ティントレラ主体、モラビア・アグリア、ガルナッチャ・ティンタ、パルディーリョ 植樹:1978年頃、1988年頃 位置:700-800m、平地 土壌:ガルナッチャ・ティントレラの 畑は粘土質・石灰質、モラビア・アグリアの畑は粘土質・砂質・石灰質 セメントタンクで約2週間マセレーション セメントタンクとバリックで熟成 果汁まで赤い、ガルナッチャ・ティントレラ。酸や苦みを意味するアグリアと名付けられた、モラビア・アグリア。どちらも醸造次第では野趣のあるワインが出来るが、エンビナーテとしては比較的短いマセレーションで、軽やかに、エレガントに仕上げている。 エンビナーテについて “エンビナーテ”はラウラ、ホセ、ロベルト、アルフォンソの4人組からなるワインメーカーグループである。大学の同窓で、2005年にワイン造りのコンサルタント業を始めたことが、エンビナーテの始まりである。“4つの頭、8つの目でいつも考えているのさ”と言う彼らは、お互いへの強い信頼で結ばれており、各地方の担当はあれど、可能な限り4人で畑に立ち、栽培、醸造方針を決めている。 (輸入元資料参照)
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ロウサス・ロゼンデ22 750ml / エンビナーテ
¥4,715
【C500】 Type:赤ワイン Region:スペイン/リベイラ・サクラ Variety:メンシア85%、土着品種15%(ブランセリャオ、メレンサオ、アリカンテ、グラオ・ネグロ、ヘレス) 植樹:1960年頃、1993年頃 土壌:長石の結晶を含む花崗岩、風化した粒子の粗い花崗岩 マロラクティック醗酵は熟成中に自然発生。無濾過、無清澄。ロウサスの他のキュヴェに比べ、比較的色の明るい、赤い果実味のワインが仕上がる畑。 エンビナーテについて “エンビナーテ”はラウラ、ホセ、ロベルト、アルフォンソの4人組からなるワインメーカーグループである。大学の同窓で、2005年にワイン造りのコンサルタント業を始めたことが、エンビナーテの始まりである。“4つの頭、8つの目でいつも考えているのさ”と言う彼らは、お互いへの強い信頼で結ばれており、各地方の担当はあれど、可能な限り4人で畑に立ち、栽培、醸造方針を決めている。 (輸入元資料参照)
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ニンジャ デ ラ ウヴァ(ティント)19 750ml / ラ・デル・テッレーノ
¥3,120
【B310】 Type:赤ワイン Region:スペイン/ムルシア Variety:ガルナッチャ100% スペイン南東部ムルシア州Aceniche valleyにあるコーペラティブで、除梗したガルナッチャをステンレスタンクでルモンタージュを施しながら15日間発酵、500Lの木樽でマロラクティック発酵・熟成しました。淡いルビー色、クランベリーやいちじくの香り、柔らかなアタックでタンニンと酸味ともに中程度で、レッドチェリーの香りが余韻に拡がります。 スペイン、南東部のムルシア州、ブーリャスというDOがあります。あまり日本に輸入されていないので、耳慣れない方も多いと思います。 そこに誕生した女性の新人生産者をご紹介させて頂きます。 彼女の名前はJulia Casado Marcoフリア・カサド・マルコ、1984年9月28日マドリードで生まれました。 実はフリアはチェロ奏者、音楽家からワイン醸造家に転向した珍しいキャリアの持ち主です。10歳の時から20年間もの間、音楽しか知りませんでした。大学では自然が好きなので農業工学を専攻しましたが、彼女の生活は音楽一辺倒でした。余りに熱中する為、実はご両親が現実的な生活を考え、他の道を進めたのです。そこで興味があったのがナチュラルワイン、美味しい物を食べる事・飲む事が好きなフリアはワイン造りをする事を決意し、アリカンテの大学で醸造学を学びました。そしてその後、ドイツのファルツで醸造を実践しました。そして自分のワインを造る為、2010年に故郷のスペイン、ムルシアに戻ります。 2013年「パイサノス」というブドウ畑を借り、ナチュラル栽培を始めました。フリアその者が非常にナチュラリスト、愛嬌があり憎めないタイプ。実は最初のアポは会えず、2回目の訪問でやっと会えたのです。彼女に「ごめんね」とキュートに言われてしまえば、そんなハプニングも思い出の1つに変わってしまいます。一見華奢ですが、非常に強い精神と情熱の持ち主。女性一人でワイナリーを立ち上げるのはかなりエネルギーが要りますが、フリアはまるでチェロでも弾くように簡単に奏でるのです。しかし非常に頭が良く理知的でフェアな感覚の持ち主。彼女の目標は明確で、よりピュアなワインを淡々と自分のペースで造り続ける事です。食文化を通して人々を結び付けたい!との思いがこのワインを飲めば伝わってきます。 アメリカ・ドイツ・フランス・スイス・イギリス・ベルギーに輸出され、本場スペインでは人気上昇中です。 (輸入元資料参照)
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サロト・レッド22 750ml / アリバシュ・ワイン・カンパニー
¥3,210
【B380】 Type:赤ワイン Region:ポルトガル/トラズ・ウズ・モンティシュ Variety:地場品種の混植、赤70%(ティンタ・ゴルダ、バシュタルド、ティンタ・セッラーナ、アルヴァレリャォン、ルフェテ、アルフロシェイロ、ヴェルデーリョ・ヴェルメーリョ他)、白30%(マルヴァジア、ヴェルデーリョ、ポシュト・ブランコ、バシュタルド・ブランコ、フォルモーサ他) 植樹:1950年代以前 位置:標高600~680m、南~南東向き 土壌:珪岩、石英と少量の粘土を含む、風化した花崗岩 伝統的な石の酒槽と開放桶の中で、全房を足で潰し、5日間マセレーション。その間足で踏んだり、手作業で果帽を沈めたりした。フレンチオークとオーストリアオークの古樽で9カ月熟成。様々な赤白品種によるブレンド。固定観念を刺激するわくわくするワイン。 赤品種はティンタ・ゴルダ、バシュタルド、ティンタ・セッラーナ、アルヴァレリャォン、ルフェテ、アルフロシェイロ、ヴェルデーリョ・ヴェルメーリョなど。 白品種はマルヴァジア、ヴェルデーリョ、ポシュト・ブランコ、バシュタルド・ブランコ、フォルモーサなど。 ポルトガル北東部、スペイン国境に近いベンポシュタ村に、フレデリコとリカルドの二人組が設立。両人とも旧世界、新世界を問わず多くの地域でワイン醸造を経験するのと同時進行で、情熱を注ぎこむ地を探していた。リカルドはトラズ・ウズ・モンティシュの出身で、そしてフレデリコの祖父母も同地域のベンポシュタ村の出身で、2人にとってゆかりの地ではあるのだが、村周辺に広がる畑の写真を見た瞬間に、そのファインワイン生産をする上でのポテンシャルを2人は見抜いていた。 2017年初醸造のワインは「サロト」と名付けた。それは「しっぽを切り落とされた動物を意味する現地での呼び名」であるが、トカゲは再生能力の象徴でもあり、そのポテンシャルを認識されぬまま、消え去りそうなベンポシュタのワイン文化を復興させるのだという意志が込められている。現在所有している2haの畑は全て赤品種と白品種が混植されており、赤ワインにも30%ほど白品種が混醸される。 (輸入元資料参照)
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モーリッシュ・コムン19 750ml / ルイシュ・ロペシュ
¥4,905
【36D0】 Type:赤ワイン Region:ポルトガル/バイラーダ Variety:ガルナッチャ・コムン 植樹:2016年~2017年 土壌:粘土質、石灰質 コンクリートタンクで醗酵 600Lのフレンチオーク樽で熟成 ルイシュがスペイン・エストレマドゥーラ州で手掛けるプロジェクト。ボデガス・パラシオ・ケマードの所有する畑に新しく植えたガルナッチャ・コムンでの醸造。以前このプロジェクトを担っていたエンビナーテから、ルイシュが引き継いで醸造した。エチケットのデザインはVTにより 異なる。 ルイシュ・ロペシュについて 醸造家ルイシュ・ロペシュはポルトガルで醸造学を修めたのち、ブルゴーニュ、ニュージーランド、ドイツで醸造家として働き、2006年にポルトガルへ帰国した。帰国後はダン地方のキンタ・ダ・ペラーダで醸造責任者として働き(2006~2017)、アントニオ・マデイラ氏の元でも醸造コンサルタントとして勤務した。 ルイシュは伝統と先進技術の共存するブルゴーニュや、世界のワイン市場でクオリティーワインとして認知の広がるニューワールドでも醸造経験を積む。クラシック/モダン/ナチュラルなどワインのスタイルによらず、こよなくワインを愛するルイシュだが、フランスにいた頃の忘れられない経験の一つはピエール・オヴェルノワとのディスカッションだった。醸造中の亜硫酸の是非について、とことんまで質問を投げかけた。 2022年現在、ダォン地方のアントニオ・マデイラ氏の元で醸造コンサルタントとして働きつつ、買いブドウで、自身のワイン造りをしている。友人のワイナリーを間借りして、コンサルタント業の合間を縫ってのワイン造りなので、初VTから2021年VTまでの毎年の生産量は1000本以下。そんな彼の2013年のワインを、2019年にパリのポルトガルワインバーでラシーヌの開発ティームが飲み、彼にメッセージを送ったことから、ルイシュとのやり取りが始まったのだが、彼にとってはあまりにも思いがけず、嬉しいことだったそうで、彼自身の生産が本格的に始まるまでは、ほとんどの生産ワインを日本に向けて出す、とまで言ってくれた。 人柄もさることながら、醸造センスとワインへの見識の深さから、他の生産者からも「彼はナショナルスターだ」と高く評価されていて、これからのポルトガルワインシーンにおいて重要人物になることは、間違いない。 (輸入元資料参照)
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ベイオルテ・アルフロシェイロ20 750ml / ジョアォン・コシュタ
¥3,780
【B800】 Type:赤ワイン Region:ポルトガル/ダォン Variety:アルフロシェイロ 植樹:1960年代、1980年代 位置:標高500m、南向き 土壌:粘土混じりの花崗岩 除梗し10日間マセレーションをした後プレス ラガール(開放発酵槽)で野生酵母とともに醗酵、温度コントロールはしない。 ステンレスタンクで20ヵ月間熟成 隣村の栽培家からの買いブドウで醸造。 エチケットはダォンの村で見られる花崗岩が積みあがった壁の写真。前に立つ年配の女性が、困難に直面しながらも勇気と決意を強くもって歩き続ける様子は、この村の遺産を引き継いでいくジョアォンの意志と野心の表れでもある。 サンタ・オヴァイア以外で栽培されたブドウで造るワインにはこのエチケットが使われる。 やや暗めの色調でどっしりと重心が低い。いわゆるヴァン・ナチュール的な味わいの中にも厳粛さの要素がありうることを教えてくれる。不安定さはないが、2日目からは果実味がかなり減退する。 ダォン生まれのジョアォン・コシュタは、家族と共に農業に従事しながら成長し、2011年にコインブラ農業学校(ESA)で有機農業を学ぶ。イタリアのアルバでのインターンシップを経てワインへの情熱を深め、リスボンの農業高等研究所でブドウ栽培と醸造学の修士課程に進んだ。スイスのヨハニターケラー、ポルトガルのフムス・ワインズ、キンタ・ダ・セッラディーニャなどでの経験を経て、人為的介入を最小限に抑え、テロワールを純粋に表現したワインに対する感性を磨いた。現在はドミニオ・ド・アソールでもワイン造りに情熱を注いでいる。プロジェクトの名前『ベイオルテ(BEIORTE)』は、かつてこの村で話され、今も特に老人によって使われている方言(アルギナ=arguina)で「ワイン」を意味する言葉。高齢化が進みブドウ栽培と醸造を続けることが困難になるケースが増えている中で、放棄されつつあった古いブドウ畑を引き受けて、古代から受け継がれてきたブドウ樹の遺伝的遺産を保存し、次世代に渡すことを目指している。 (輸入元資料参照)
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ダォン・ティント21 750ml / アントニオ・マデイラ
¥3,210
【B380】 Type:赤ワイン Region:ポルトガル/ダォン Variety:アルフロシェイロ、バガ、ジャエン主体、20種以上の土着品種 植樹:1940~2000年 位置:標高500m、様々な方角 土壌:花崗岩 マセレーション15日間 ラガール(開放発酵槽)とステンレスタンクで醗酵 古樽(フレンチオーク)で15ヵ月間熟成 地元の小規模栽培家が育てたブドウを購入し醸造したベーシックキュヴェ。 アントニオはパリ生まれのパリ育ち。大手企業でエンジニアとして働いていた時ワインにのめり込み、休暇のたびに訪れていた、両親の故郷ダォンの伝統とポテンシャルを再認識。2010年、耕作放棄されて荒れ放題となっていた樹齢約50年のブドウ樹が育つ畑に出会い、醸造家となることを決意。2017年にパリの家を売り払い、妻子とともにダォンに移り住んだ。バイオダイナミック農法を採用し、現在は6つの村に広がる8haの畑で、50種以上の土着品種を栽培している。2018年から新しい醸造施設に移転。極力介入しない醸造方法で醸造。エストレーラ山脈の自然が脳裏に蘇るようなワインを目指している。 (輸入元資料参照)
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ブラウフレンキッシュ・ルスターベルク21 750ml / エルンスト・トリーバウマー
¥2,930
SOLD OUT
【A930(限特)】 Type:赤ワイン Region:オーストリア/ブルゲンランド Variety:ブラウフレンキッシュ 半年前の入港時にはアタックが強すぎ粗い印象でしたが、直近の試飲では良くまとまり、柔らかい飲み心地ながら健全な果実味がしっかりと感じられました。 ブラウフレンキッシュの名手、トリーバウマー家の名刺代わり トリーバウマー家の名刺代わりともいえる赤ワイン。これを飲めば、他のワインの品質の高さも推して知るべし。ステンレスタンクで醸し発酵して、圧搾後は大樽で約半年熟成。ほどよく濃厚、それでいて軽快な味わいで、ファンも多い。ちなみに「ルスターベルク」は複数の単一畑をひとくくりにした畑名です。 エルンスト・トリーバウマーについて ワイナリーは、オーストリアのノイジードラー湖近傍ルストに位置し、約20ヘクタールの自社畑の3/4が赤ワイン用品種。トリーバウマー家は1980年代から赤ワインではオーストリア随一の名手として知られるが、赤ワインのみならず白やロゼなど幅広いタイプの説得力と魅力をそなえた高品質なワインを、比較的合理的な価格で送りだしているため、オーストリア国内での支持がきわめて高いのもうなずけます。ルストの町の誇りでもある極甘口のルスター・アウスブルッフも、その例外ではありません。 環境意識の高い同家では、環境保護と持続可能性を重視した農業に熱心に取り組み、CO2排出量を抑えるため、トラクターの使用を出来るだけ減らし、ブドウ畑では放し飼いの羊による除草と堆肥を行い、ミツバチや豚を養うなど、農地全体の調和とバランスを考えて経営しています。 (輸入元資料参照)
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ラブリー・リリー・ピノノワール21 750ml / シェルター・ワイナリー
¥3,000
【B100:2025.03~B170へ値上】 Type:赤ワイン Region:ドイツ/バーデン Variety:ピノ・ノワール 愛犬リリーがモチーフ。ピノノワールのナチュラル感を大切にした、チャーミングでフルーティ、バランスの良い柔らかな喉越し。 南西向き。レス土壌。 平均樹齢15年。植密度4,000~6,000本/ha。有機農法を採用。 発酵前果皮浸漬は行わない。発酵は温度管理の下約3週間。大樽にて16カ月熟成。瓶詰め前に濾過。 2003年にハンスベルト・エスペ氏と妻ズィルケヴォルフ夫妻は、かねてから念願のピノノワールを醸造するワイナリーを設立。二人はガイゼンハイム大学でワイン醸造学などを習得後、世界各国でワイン造りを経験しています。初ヴィンテージの2003年から6年間、カナダ空軍が使用していた古いシェルターを使用してワイン造りを行ってきました。現在は重力に沿って醸造過程が進むグラヴィティシステムを導入した新しいシェルターで、出来る限りブドウやワインにストレスを与えない様つとめる他、有機栽培の実施などテロワールを重視した表現力豊かなピノノワール造りを実践しています。 (輸入元資料参照)
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リトル レッド ライディング ウルフ21 750ml / ヤン・マティアス・クライン
¥4,500
【C150】 Type:赤ワイン Region:ドイツ/モーゼル Variety:ブラウフレンキッシュ 100% 21 年は冷涼多雨で、ベト病や黒斑病の被害のため収量が激減したため、オーストリアのオーガニック生産者 Franz Wenninger から購入したブラウフレンキッシュをステンレスタンクと古樽で発酵・熟成しました。ブラックガーネット色、カシスジャムや黒胡椒の香り、骨太なタンニンとジューシーな果実味、カシスジャムの甘さが拡がる余韻長めの味わいです。 ドイツ、モーゼル地方の中部モーゼルに位置するベルンカステラル・ヴィットリッヒ地区の歴史ある村Kröv(クレフ)、栄えあるモーゼルの中でも特にその名を知られている畑や生産者がひしめいている重要地区の生産者をご紹介いたします。フランクフルトからちょうど真西に150km、アルザスのストラスブールから北北西に約240kmの位置にある村です。 歴史あるこの地域で非常に長い歴史を誇るワイナリーの若き現当主が革新的な試みを始めました。 ヤン・マティアス・クライン、1977年生まれ。 ヤンはシュタッフェルター・ホフという862年創業、1100年以上の歴史を誇るドイツ最古のワイナリー、かつ世界最古の会社の一つとして名を連ねるワイナリーを所有するファミリーに生まれました(ウィキペティアにも載っています)。 ヤンが家族のワイナリーで本格的に働き始めて15年をこえます。ヤンの父親は1960年代から除草剤や農薬の使用に疑念を持ちこの地域では珍しくオーガニックでの栽培を開始しました。父の意思を引き継ぎビオロジック栽培を徹底し、2012年に全ての畑においてビオの認証を受けております。 そして2014年より醸造においてももっとストイックに酸化防止剤の使用を抑えることに努め始め(この土地では皆無です)、シュタッフェルター・ホフ名義のカテゴリーも担当しながらもまた別で自らの名前ヤン・マティアス・クラインを冠した新しいプロジェクトをスタートさせました。 これはシュタッフェルター・ホフのスタイルとは全く異なり、またモーゼルの典型的なスタイルとも全く異なります。収穫してブドウを絞るところまでは両カテゴリーに大差はないのですが、彼に言わせると違いはいたってシンプル、3点のみだといいます。 ①濾過しない ②清澄しない ③亜硫酸を添加しない 家族の所有する畑は約10ha。 リースリング75%、ミュラートルガウ10%、ソーヴィニヨンブラン4%、ピノノワール5%、残りはポルトギーザ―、ミュスカ、ゲレントが植わっております。この畑の中から選りすぐった区画2.5haのブドウ畑からヤンのワインは造られます。1haに満たない場所もありますので生産本数もキュヴェにより2,000本から10,000本程という少量生産になりますが、ヤンのやりたいことが目いっぱいに詰まった新しいモーゼルスタイルと言えます。 この土地の土壌はグレーまたはブルーのシーファーボーデンと呼ばれるスレート粘板岩の風化した土壌で、香り、味共に印象豊かなワインを生み出します。時に粘土質や石灰が混ざる区画もありますが、石灰質の混在しない土壌は、リースリングに類のないミネラリティをもたらします。急斜面の畑上部からこの村を見下ろすと、全ての家々の屋根がすべて青黒いものばかりだった事はとても印象に残っています。スレートは日中の陽光を吸収し夜間にゆっくりとブドウ樹に放出し、また陽光から素早くしっかりと熱を吸収して温まりやすく、 保温力が大きいのが特徴です。 モーゼルはナチュラルワインを造るにはおそらく最も最適な土地の一つだとヤンは考えています。土地のPHが低く、この温暖化の時代に今も冷涼な気候が維持されているためです。常にどんなシーズンもブドウ樹の健康を維持すること、化学的アプローチは一切用いず自然の摂理に許された方法でのみアプローチすることが重要で、それこそが畑における最大のチャレンジだといいます。 彼のワインのキュヴェ名は全て、ちょっと笑ってしまうような、たまには現代社会の皮肉のような、そして彼のユーモアがたっぷり表現された名前になっています。 ニルヴァーナの曲をワイン名に使っていることからもわかるように、彼は10代の頃から大のグランジやミクスチャーロック好き。特にレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ビースティ・ボーイズ、メタリカなどがフェイバリットだったようで、このあたりの感覚がラベルの表現のベースになっているのでしょうか⁉ 今の趣味は、ワイン以外では美味しいものを食べる事、家族や友人と一緒に過ごす事と優等生的な発言が返ってきましたが、彼のカーヴの横には酒場兼ライブハウスが併設されており、今でもバンドを呼んではライブ・パーティも行っているようです。 862年続く偉大な歴史を引き継ぐ事は相当なプレッシャーだったようです。長く長く続くファミリーの未来の階段をこれからは自分が築いていく、この誇らしく素晴らしいチャレンジと重圧を40代となり抱きしめることができるようになったそうです。だからこそ、この歴史あるモーゼルの地でナチュラルワインの新しい歴史の1ページをも書き始めることができたのでしょう。 (輸入元資料参照)
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シュポート・ナトゥーア31 2019 750ml / リンダー
¥4,530
【C360】 Type:赤ワイン Region:ドイツ/バーデン Variety:シュペートブルグンダー(ピノノワール)100% マセ 6 週間前後、 ステンレス発酵 バリック熟成 2 年 SO2 無添加 31Kg/100 ㎡ ドイツ、バーデン、カイザーシュトゥール。もともと火山だったこの地域は、一面葡萄畑が広がっている。標高は190~240m。当主ロナウドさんは、電気技師や列車運転手、メディア関係の仕事などを経て、2011年に実家の農園に戻り、ワイン造りを始めた。今では、小麦を造り、野菜を造り、果実を造り、20頭の羊を飼い、総合的な農園へと変貌している。 2013にはデメテールの認証を取得。農法は常に試行錯誤、ビオデナミの薬草、カモミール、イラクサ、バレリアン等を駆使し、通年を通じて植物検疫的処置を施していく。 土壌は火山性土壌と肥沃なレス土壌。時に葡萄の樹勢が強すぎるエリアでは、一緒にカボチャや野菜を植え、余分なエネルギーを吸い取らせ、その野菜は消費する。畑は健康そのもので、草はなぎ倒すだけで地表を保湿し、のちに羊に食べさせる。新梢は切らず、自然にできる果実を大切にしている。2019年からは防疫の銅と硫黄も撒かなくなった。しかしその代償として2021年は90%をペロノスポラ(ベト病)でやられてしまった。しかしそれでも、それ以上に葡萄が強くなれば良いとの考えのもと、今後も銅と硫黄の防疫はするつもりはないようだ。 2022年の収穫時期に一部ペロノスポラのついた葉っぱを見かけたが、広がってはおらず、収穫は上々そうであった。セラーで小さなタンクを指さし、2021年のすべての葡萄でこれしかできなかったよと、苦笑しながら話してくれた。 醸造に関しても驚くことがある。マセラシオンは2週間から6週間、しかし彼のワインにそれほどの長さは感じない。理由は櫂入れをしないこと。かきまぜないことで余計な抽出をしない、酸化を促さない。そして上層の浮き上がった皮の部分はなんと捨ててしまい、中の良い部分だけをワインとする。まさに中取りである。皮の引き上げ時期は、香りを嗅いで判断する、彼にとってマセラシオンの日数はあまり意味がないとのこと。 彼の妥協をしない、真っすぐなワイン造りは品質に表れている。心を魅了するワインである。 mit Herz und Hand, mit Liebe und Verstand, zum Wohle und zur Freude gereicht 心と手で、愛と理解をもって、善と喜びの為に (輸入元資料参照)
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レッド22 750ml / ダス・ジュース
¥3,300
【B450】 Type:赤ワイン Region:オーストラリア/マクラーレンヴェイル Variety:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン すべてのブドウは手摘み、全房で2週間マセラシオン=カルボニックし、プレスしてタンクに入れたあと、ゆっくりと自然発酵させました。果実味と軽いタンニンを持つ、ジューシーなライトレッド。冷やして飲むのがおすすめです オーストラリアのナチュールシーンを牽引するインポーター「 Lo-Fi Wines」が、自然派生産者「A.R.C wines」のジェームズ・オーダスと共同で立ち上げたワインブランド「DAS JUICE」(ダス ジュース)南オーストラリア州内の最高の有機・バイオダイナミック農法によるブドウ畑から収穫されたブドウを使用し、ワイン造りはもちろん 無清澄 ・ 無濾過で造られます。自然が与えてくれたブドウに敬意を表し、人の手を加えずありのままを表現した自然派ワインです 。 Lo-Fi Winesはオーストラリアを拠点に、フランスやイタリア、オーストリアなど 国 内外の自然派生産者のワインを輸入・販売する業界でいま注目されている会社です。 日本にも輸入されている人気のナチュラルワイン、持続可能性に強くこだわったブド ウ栽培や人的介入度の低い自然なワインに焦点を当てたセレクトをおこなっています。 (FRANCE) Alexandre Jouveaux / Amaury Beaufort Chateau de Beru / Domaine Bobinet Domaine Dame Jeanne Domaine Didon / Domaine Finot Francois Dhumes / Francois St-Lo Jerome Balmet / Joe Chandellier Laurent Saillard / Le Batossay Le Facteur / Les Errances Les Grangeons de l’Albarine Lulu Vigneron / Mai & Kenji Hodgson Matassa / Raphaelle Guyot Thomas Boutin / Val de Combres (AUSTRIA) Christian Tschida / Claus Preisinger Gut Oggau / Michael Gindl ...etc (輸入元資料参照)
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スリンキー・ベア 750ml / カウパンク
¥1,900
【A400】 Type:赤ワイン Region:オーストラリア/ニューサウスウェールズ Variety:ピノ・ノワール 明るい赤色で、ラズベリーやチェリーとスパイスの香り。味わいはライト~ミディアムボディで、滑らかで洗練されたピノ・ノワールのタンニンがあり、爽やかな仕上がりです。 Winemaking 風味が熟したブドウを早摘みすることで、自然に低いアルコール度数とフレッシュでバランスのとれた酸を生み出します。 果実は破砕し、果汁を皮の上で発酵させ、糖分が乾燥する前に圧搾し、ステンレススチールで発酵を終了させます。最小限の処理でタンニンの抽出を抑え、果実味が全面に出た柔らかく丸みのある仕上がりです。 ハンズオフな自然な造りを行う人気生産者「カウパンク」から、 低価格帯のフレッシュ&ジューシーなピノノワールが新入荷致します! その名も「スリンキー ベア」 Slinky=セクシー Bare=裸の なんとも興味をそそる名前です。 ワインスタイルにも表れていて、 早摘みのブドウから搾汁されるフリーランジュースを使用、 人的介入をほぼ行わず、自然なスタイルに仕上げられたピノノワール100%。 明るい赤色、チェリーやスパイスなど、 この価格では驚きの味わいに、社内テイスティングをして即採用になったワインです。 カウパンクはワインコンペティションで受賞歴をもつ「アーロン・マーサー」氏が醸造し、長年の友人や知人によって育てられた単一畑から造られるスモールバッチ(小規模生産)ワインです。100%自然派であることにこだわったカウパンクは、手間と時間ををかけてでも複雑さと楽しさを追求する道を切り拓いています。このダイナミックなブランドは「オーガニック」「ヴィーガン」「酸化防止剤無添加」を特徴にしています。 (輸入元資料参照)
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ピノ・ムニエ22 750ml / ノマズ・ガーデン
¥3,300
SOLD OUT
【B450】 Type:赤ワイン Region:オーストラリア/ヴィクトリア Variety:ピノ・ムニエ 100% 昨年も大人気でした、口いっぱいに広がる旨味たっぷりピノ・ムニエ! 淡い色合いとセイヴァリーなアロマから想像できない旨みが素晴らしく、クラシカル な魅力も持つ上質な赤。 キング・ヴァレー Evans Vineyard からのピノ・ムニエ。全体の 80%は破砕せずに2200L のコンクリートタンクで低温浸漬させ自然醗酵、残りの 20%は 5 日間カーボニック・マセレーション。どちらも古樽へとバスケットプレス、澱と共に 7 ヶ月熟成させアッサンブラージュ。軽くフィルタリングさせ、少量の酸化防止剤と共にボトリング Nomads Garden / ノマズ・ガーデンは 2017 年ヴィクトリア州ビーチワースでスタートした小規模生産(年産 3500 箱)のマイクロ・ネゴシアン。立ち上げたのは 1989 年生まれの若き醸造家 Ben Schulz-Dahlenburg / ベン・シュルツ・ダーレンバーグ。幼少期から醸造家だった両親の傍でブドウ畑に親しみながら育ち、現在は自身のレーベルでワインをリリースしながらビーチワースで名声高いワイナリーEldorado Road / エルドラド・ロードの2代目としても活躍している男です。「醸造家夫婦の息子だったから、いつも週末はブドウ畑で手伝いをさせられていたんだ。当時はそれが嫌で、早く都会に行きたいと考えていたよ」と語るように、当初は醸造家になるつもりはなかったというベン。大学では環境科学を専攻しその道で職を探していましたが、2009 年に両親が独立してワイナリーを立ち上げると当初から参画。さらに 2012 年にはナパで収穫を経験し現地の醸造家と交流したことで、自分の中にあるワイン造 りへの情熱を再認識することになったと言います。そのまま南アフリカでもヴィンテージを経験し、翌年オーストラリアへと戻った彼はチャールズ・スタート大学へ入り栽培・醸造を学びつつ、複数のワイナリーで経験を積みながら修士号を取得します。2017 年には本格的にエルドラド・ロードに合流し、さらに自身のプロジェクトとしてノマズ・ガーデンを設立しました。 ベンが2代目として携わるエルドラド・ロードでは当初から全て畑に由来する野生酵母によって自然に醗酵させ、余計な添加や介入をしないような造りを実践していたこともあり、彼が他のワイナリーで経験した工業的なワイン造りには強烈な違和感を覚えたと言います。「コンヴェンショナルな造りでは安定した品質のワインが造れるけれど、同時にブドウが本来持っていた個性も取り去られてしまっていた。複数の産地をブレンドすることも多くて、それは畑の偉大なテロワールを台無しにしてしまうことだとも思った。だから僕は自分のワインは全て野生酵母によって自然醗酵させ、単一畑のブドウのみで仕込むことにしたんだ」と語る通り、ノマズ・ガーデンのワインはヴィクトリア州北東部のワイン産地(King Valley, Alpine Valleys, Beechworth など)の単一畑のブドウから、最低限の人的介入アプローチによって造られます。さらにサヴァニャンやピノ・ブラン、ピノ・ムニエといったこれらの産地では従来あまり注目を集 めてこなかったブドウ品種にもスポットを当てることで成功を収め、このエリアで最も注目すべき新世代となっているのです。 (輸入元資料参照)
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バスケットプレスシラーズ2016 750ml / ロックフォード
¥11,350
【8D00】 Type:赤ワイン Region:オーストラリア/バロッサ・ヴァレー Variety:シラーズ 灌漑は一切していません。開放発酵槽で醗酵後バスケットプレス。フレンチオークとアメリカンオークの新古樽(300L から 4000L まで)で 24 ヶ月熟成。 (輸入元資料参照)