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明治27年創業のさいたま市桜区の酒屋です。
覚悟ある造りを行っている彼らのその1本をを、その仕事量、努力、そして当然ですがその実力に見合った対価で楽しんでいただきたいとの考えをもとに皆さまへご案内させて頂きます。
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・価格は全て税込価格となっております。
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・ボトル形状・デザインは、予告なく変更になる場合がございます
・商品画像の生産年表記は異なる場合がございます。(商品名の生産年が正しい生産年です。)
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サン・マルティーノ・バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ2020 750ml / カッシーナ・ロエラ
¥4,600
【B436:限特】 Type:赤ワイン Region:イタリア/ピエモンテ Variety:バルベーラ カーゼ・コリーノのカンティーナの隣にある真南を向く畑で、コリーノのバルラ同様に粘土比率が高いので水分不足に苦しむ事はない。樹齢は約25年。収穫は非常に遅く、10月の中旬以降。茎まで熟すのを待つ。軽くプレスして野生酵母のみでコンクリートタンンクで発酵。マセラシオンは60~70日と非常に長い。大樽で12ヶ月、コンクリートに移して12ヶ月、更にボトル内で18~24ヶ月熟成。ノン・フィルター。 Cascina Roera カッシーナ・ロエラ 本物のバルベーラが生まれる畑『サン・マルティーノ』 完璧に熟すまで待ち、最高の熟度のバルベーラを自然酵母のみで完全発酵。酸素との若干の接触を促しながら熟 成。自然な果実感と偉大な構成に驚かされる。 ロレンツォ・コリーノ博士 2002 年「クラウディオ・ロッソ」と「ピエロ・ネッビオー ロ」によってバルベーラ・ダスティの中心「カスティリ オーレ・ダスティ」に「カッシーナ・ロエラ」は設立され た。まだ歴史の浅いカンティーナ。 2 人共葡萄栽培農家の息子。「クラウディオ」家はバ ルク売りが主だった 1960 年、この地域で初めてボト リングを始めた一家だった。 「ピエロ」はバルバレスコの葡萄栽培農家に生まれた。 父親から引き継ぎ品質重視に転換させていた。 『お互いの醸造設備は古く変更が必要だった。同じ 考え方の 2 人で 1 つの醸造所でワインを造る方が 効率的で高い品質を目指せると考えた』 職人として飲み手と自然環境に最大限配慮してワイ ンを造ることで意見が一致。規模的にも 2 人の所有 畑 5ha を合わせた方がより良いワイン造りができると 判断したのだった。 葡萄樹と土壌のバランスをとることを重視している。 よって防カビ剤、殺虫剤、除草剤は一切使用しない。 使うのは銅と硫黄のみ。 『葡萄樹は土壌を介してお互いを助け合っている。 隣の樹が栄養を必要とするのが解る』 葡萄樹は最も生命力の強い生物と言われる。自然 環境が保たれれば土壌を介してまわりの葡萄樹とつ ながることができる。水分や栄養の調整をお互いで 調整するようになっていく。 『栽培・醸造は近所に住むロレンツォ・コリーノ博士 に学んだ。彼の畑が理想だ。僕等の畑は樹齢がま だ若いが理想に近付いてきた』 畑での仕事と収穫のタイミング。そして発酵技術も 教わった。ロレンツォ博士のお陰で僕等の畑も最小 限の手助けだけで病気へ対応できるようになった。 理想の畑サン・マルティーノ ■サン・マルティーノ 地元の造り手達が本物のバルベーラが生まれる畑 と呼ぶ「サン・マルティーノ」。真南を向く畑で粘土、 砂岩、石灰質など様々な土壌層を持っている。樹 齢はまだ若く 25 年程度。 『ロレンツォ・コリーノの隣の畑。ワインは濃厚で骨太。 酸度は高いが質感の滑らかさと濃厚な果実によっ て酸度の高さを感じさせない』 発酵はセメントタンクでゆっくり進んでいく。自然酵母 のみ。収穫は種まで熟してから。周囲の造り手より 1 週間程度遅いことが多い。 『葡萄が完熟するのと果皮が厚くなる畑なのでマセ ラシオンは 60~70 日と長く行う』 ■カルディン 「カルディン」は昔ながらの畑でバルベーラの中に 15%程度ネッビオーロが混植されている。樹齢は何 度か植え替えているので 15 年から 50 年。 2 品種を一緒に収穫してセメントタンクで発酵。マセ ラシオンは 60~70 日。マロラクティック発酵からは スロヴェニア産大樽で行い、36 カ月間樽熟成。 『昔、この地域で普通に行われていたブレンド。バ ルベーラは果実感が強くタンニンがほとんど無い。 ネッビオーロのタンニンとストラクチャーが補う』 バルベーラ・ダスティ 彼等ほど葡萄を大切に扱っている造り手はいない。 葡萄樹はそれぞれの個性を伸ばすという考え方で 仕立てられ、収穫は慎重に腐敗果を取り除きながら 行われる。 丁寧に優しく扱われていて、収穫時も葡萄を投げる ことなどあり得ない。 『アスティは暑く乾燥している。若い葡萄樹は焼けて しまうことも多い。糖度は高いのでアルコールも高く なることが多い』 発酵を調整し、アルコールを低くコントロールし糖分 を残す生産者も多いが、彼等は自然酵母のみで自 然に完全発酵させる。 『発酵はコントロールしてはいけない。自然酵母が 多い自然な畑で収穫された完全な葡萄ならしっか り発酵するはず。アルコールは悪ではない』 良年のみ造られる「セレッツィオーネ」はアルコール 度数が 15 度を超えることもある。陰干しもしていな いし、糖分添加も酵母添加もしていないが、ここまで 発酵するのは健全な畑と完璧な品質の葡萄が収穫 できている証拠と言える。 『人為的介入はしない。温度管理もせずに発酵。ラ ッキングも行わない。フィルターも通さない。添加物 も使わない』 SO2 は収穫時、醸造時は一切使わない。ボトリング 時に 10mg/l 程度の極少量を添加する。 (輸入元資料参照)
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タイヨー2019 750ml / トリンケーロ
¥4,530
【B990(限特)】 Type:赤ワイン Region:イタリア/ピエモンテ Variety:ネッビオーロ50%、フレイザ50% 品種:ネッビオーロ50% フレイザ50% 植樹:1980年代 位置:標高250m 土壌:粘土石灰質 木製樽で30日間マセレーション 木製樽で24か月樽熟成 そのタンニンの強さから、ピエモンテの品種の中でも特に熟成に時間のかかるフレイザ。フ レイザのタンニンは苦味があり、ネッビオーロのタンニンには甘味がある。そのため、フレイ ザの方がネッビオーロに比べて、ほぐれるまでに時間がかかる。そこで両品種を半分ずつ醸造 してみてはどうかと思いついて造り始めた。2019年はそれぞれ別々に醸造し、瓶詰前にブレ ンド。アクセントはヨーです。タイヨー↗! 現当主エツィオは、かつて約50ha所有していた畑を「自ら畑の世話ができる規模にするため」13 haに縮小した勇気と決断力のある情熱家。トリンケーロの代名詞でもあるバルベーラはそもそも酸が高い品種であり、エツィオのように果実の完熟を待ち、しっかりと抽出もすると、20年以上も深みと気品ある表現力を増し続ける。特に1925年植樹のバルベーラから生まれる「ヴィーニャ・デル・ノーチェ」は偉大な伝統派のバローロにも似て、「辛抱強く待てば必ず応えてくれる」ワインである。バルベーラ以外にもネッビオーロやフレイザなどのピエモンテの地品種を数多く植えているが、出来上がるワインはいずれもトリンケーロのワインらしい大柄な骨格を備えている。 エツィオ本人が仕事終わりにも飲むという、マセレーションをしたシャルドネやマルヴァジーアから造られる白ワインも秀逸。持ち味の酸と酒質の強さを優美に柔らげるためには、樽や瓶での長期の熟成が不可欠ではあるが時間をかけて仕上げられるワインは、いずれも優雅な味わいで、確固たる個性が備わっている。1982年から、若くしてワイナリーの運営から造りにまでかかわってきたが、90年代の終わりに転機が訪れる。グラヴナーをはじめとする、フリウリの偉大な造り手たちのマセレーションの白ワインを飲み、大きく影響を受ける。特に白品種の醸造において、マセレーションでの醸造を始める。 持ち味の酸と酒質の強さを優美に柔らげるためには、樽や瓶での長期の熟成が不可欠ではあるが時間をかけて仕上げられるワインは、いずれも優雅な味わいで、確固たる個性が備わっている。
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ブリッコ・デル・ノーチェ・バルベーラ・ダスティ20 750ml / トリンケーロ
¥3,775
【B800】 Type:赤ワイン Region:イタリア/ピエモンテ Variety:バルベーラ ※旧名「テッラ・デル・ノーチェ」 木製樽で40日間マセレーション 木製樽とセメントタンクで3年間熟成 東向きの冷涼なはたけ、南向きで果実の良く熟す畑、毎年バランスの取れたブドウのできる畑。以上の3種類の異なる特徴のバルベーラの畑のブレンドをした、トリンケーロのスタンダードなバルベーラ。しかし味わいは、しっかりとした、果実味、バランス、伸びやかな酸味を備えており、長期の熟成により、しっかりとまとまっている。 Terra del Noceが他ワイナリーに商標登録されてしまったため2019VTより、名称を「Bricco del Noce」に変更してリリース。Briccoは、ピエモンテの方言で「丘の頂上」という意味で、彼らの畑のある丘陵を意味している。 現当主エツィオは、かつて約50ha所有していた畑を「自ら畑の世話ができる規模にするため」13 haに縮小した勇気と決断力のある情熱家。トリンケーロの代名詞でもあるバルベーラはそもそも酸が高い品種であり、エツィオのように果実の完熟を待ち、しっかりと抽出もすると、20年以上も深みと気品ある表現力を増し続ける。特に1925年植樹のバルベーラから生まれる「ヴィーニャ・デル・ノーチェ」は偉大な伝統派のバローロにも似て、「辛抱強く待てば必ず応えてくれる」ワインである。バルベーラ以外にもネッビオーロやフレイザなどのピエモンテの地品種を数多く植えているが、出来上がるワインはいずれもトリンケーロのワインらしい大柄な骨格を備えている。 1982年から、若くしてワイナリーの運営から造りにまでかかわってきたが、90年代の終わりに転機が訪れれ、グラヴナーをはじめとする、フリウリの偉大な造り手たちのマセレーションの白ワインを飲み、大きく影響を受けた。それまでのワイン醸造を考え直し、特に白品種の醸造において、マセレーションでの醸造を始める。 持ち味の酸と酒質の強さを優美に柔らげるためには、樽や瓶での長期の熟成が不可欠ではあるが、時間をかけて瓶詰めされるワインには確固たる個性が備わっている。 (輸入元資料参照)
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ロッソ・ラシーヌ2018 1500ml / トリンケーロ
¥6,600
【4B71】 ※2018年ヴィンテージです。 Type:赤ワイン Region:イタリア/ピエモンテ Variety:バルベーラ セメントタンクで30日間マセレーション ステンレスタンク、セメントタンクか木樽で30~36ヵ月間熟成 トリンケーロの代名詞とも言えるバルベーラ。若木や、比較的冷涼な畑のブドウを原料に、日本向けに特別に造ってもらっている。エントリーレベルのワインながら、エツィオ本人の品質へのこだわりは変わらず、30~36ヵ月間の長期熟成を行う。 現当主エツィオは、かつて約50ha所有していた畑を「自ら畑の世話ができる規模にするため」13 haに縮小した勇気と決断力のある情熱家。トリンケーロの代名詞でもあるバルベーラはそもそも酸が高い品種であり、エツィオのように果実の完熟を待ち、しっかりと抽出もすると、20年以上も深みと気品ある表現力を増し続ける。特に1925年植樹のバルベーラから生まれる「ヴィーニャ・デル・ノーチェ」は偉大な伝統派のバローロにも似て、「辛抱強く待てば必ず応えてくれる」ワインである。バルベーラ以外にもネッビオーロやフレイザなどのピエモンテの地品種を数多く植えているが、出来上がるワインはいずれもトリンケーロのワインらしい大柄な骨格を備えている。 1982年から、若くしてワイナリーの運営から造りにまでかかわってきたが、90年代の終わりに転機が訪れれ、グラヴナーをはじめとする、フリウリの偉大な造り手たちのマセレーションの白ワインを飲み、大きく影響を受けた。それまでのワイン醸造を考え直し、特に白品種の醸造において、マセレーションでの醸造を始める。 持ち味の酸と酒質の強さを優美に柔らげるためには、樽や瓶での長期の熟成が不可欠ではあるが、時間をかけて瓶詰めされるワインには確固たる個性が備わっている。 (輸入元資料参照)
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ロッソ・ラシーヌ19 750ml / トリンケーロ
¥3,020
【B240】 ※2019年ヴィンテージです。 Type:赤ワイン Region:イタリア/ピエモンテ Variety:バルベーラ
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ロッソ・トスカーノ22 750ml / サングイネート
¥3,300
【B450】 Type:赤ワイン Region:イタリア/トスカーナ Variety:サンジョヴェーゼ ヴィーノ ノービレの生産地域からギリギリ外れた、近隣の友人が所有する区画のブドウで造るワイン。ブドウ品種(プルニョーロ ジェンティーレ / サンジョヴェーゼ)も自社畑と一緒で、栽培から収穫までドーラとパトリーツィアが手がけているものから造られたワイン。 ヴィーヴァの間にある35ヘクタールの楽園のようなその土地に恋をして購入を決め、すぐに移り住んだことからワイナリーの歴史は始まります。フェデリーコは1983年に亡くなる直前まで、家畜と穀物、ブドウを育て農場に人生を捧げました。 街で様々な仕事を経験していた9人兄弟の末っ子ドーラは、自分の生まれ育った土地が自然や人との絆を失っていない場所であることを改めて認識し、父親の仕事を引き継ぐために家族の農場に戻ることを決意しました。父親と一緒に僅かな生産量のワインを造りながら醸造の基礎を学んだドーラは、フェデリーコの死後農場を引き継ぎ、徐々に本格的なワイナリーとしての道を歩んでいき、1997年に初めてのボトリングを開始します。 現在敷地は50ヘクタールでそのうちの6ヘクタールが標高300mほどのブドウ畑で土着品種を栽培、大地と自然、天候との絆を最優先に考え除草剤や一切の化学肥料を使用せず有機農法を実践。ワイナリーでは一族の伝統とモンテプルチャーノでこれまで栽培されてきたブドウに敬意を払い、温度管理せずに野生酵母による醗酵を行い、大樽で時間をかけた熟成の後、清澄作業せずに少量の二酸化硫黄を添加し無濾過で瓶詰めされています。 サングイネートというワイナリー名は、古代ローマとエトルリアの歴史的戦いの中でこの土地が血で赤く染まったことからSanguineto(Sangueサングエは「血」の意)と呼ばれていたことに因んでいます。モンテプルチャーノ狩猟協会の副会長を務めたこともあるドーラは、家の窓から100kgオーバーのイノシシを仕留めたり、飲みっぷりもかなり豪快だったり、とワイルドすぎるお姉さま。 (輸入元資料参照)
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「レ」 ヴィーノ ロッソ22 750ml / カンティーナ・ジャルディーノ
¥3,590
【B660】 Type:赤ワイン Region:イタリア/カンパーニャ Variety:アリアーニコ60%、コーダ ディ ヴォルペ ビアンカ、ピエーディロッソ、サンジョヴェーゼ、モンテプルチャーノ、シャシノーゾ、その他土着品種 NA TU RE(ナ トゥ レ)シリーズは、レストランやワインバーなどでグラスワインとして使われることが多かった、マグナムにボトリングされる彼らのヴィーノビアンコ&ロザート&ロッソの一部を750mlでボトリングしたもの。(白をNA、ロゼをTU、赤をREと名付け、3つ合わせてNATURE=ネイチャー!)。 第1弾はブドウも仕込みもマグナムでボトリングされたものと全く一緒だったのに対して、第2弾の2020VTはマグナムのワインとは少々違った仕立てに。白、ロゼ、赤共にブドウは全く一緒のものを使用、短期間の醸し醗酵な点も一緒だが、マグナムは栗製の大樽で熟成させたのに対し、NA TU REシリーズはセメントタンクでの醗酵&熟成。 ナポリから北東に100km、新石器時代の集落跡が発見された街アリアーノ イルピーノで、2003年にワイナリーを始めたカンティーナ ジャルディーノ。それまでエノーロゴ(醸造家)として地元の大きなワイナリーで働きながら家族や友人のために自家醸造ワインを造っていたアントニオ。アリアーノ イルピーノは穀物の栽培がメインで近くにブドウ畑がなかったため、30~40km離れたタウラージのエリアの農家までブドウを買いに行っていました。 様々な農家に足繁く通ううちに、高樹齢の古いブドウ樹を植え替え、効率と収量を重視した農業に切り替えていく人々の姿を目の当たりにしたことから、この地域のブドウ栽培に疑問を抱き、高樹齢のブドウ樹とその樹があることで生まれてきた歴代の農家たちの伝統的な手法や考え方を守るために何ができるかを考え、5人の仲間たちとワイナリーを始めることにしました。 タウラージの生産地域は特に地価が高いことから畑の購入は若者たちには困難であり、高樹齢なブドウを栽培する農家も買い手がいなければ新しいブドウに植え替えるだけなので、創業当初は自社畑なしで、信頼のおける栽培農家のブドウを市場価格よりも高い金額で買い上げることに決め、多くの農家を巻き込みつつ買いブドウであることを感じさせないワインを目指します。 イル カンチェッリエーレ、ルイージ テッチェはジャルディーノにブドウを提供する農家の一つで、アントニオの後押しもあり自家ボトリングを始めました。 2010年に念願の自社ブドウ畑、5ヘクタールのキャンツァーノの区画を購入。現在では自社畑5へクタールと借りている畑20ヘクタールの計25ヘクタールほどの広さとなっています。ワイナリーではとにかく何でも試してみたいアントニオらしく、出来る限り自然なアプローチの中で様々な挑戦を行っています。2021年より、親交のあったカンティヨン醸造所の4代目当主ジャン ヴァン ロワと共に、ランビックとドロゴーネのコラボレーションビールを醸造。 (輸入元資料参照)
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レゼール22 750ml / フォラドーリ
¥3,020
【A695:限特】 Type:赤ワイン(薄い赤) Region:イタリア/トレンティーノ Variety:テロルデコ、ラグレイン 2017年、雹害で40%の葡萄が被害を受けた。残った葡萄を24時間の短いマセラシオンで軽いワインを醸造してみたところ、非常に個性的でテロルデゴの個性も反映させたワインが造れたので毎年、少量造ることにした。セメント、アンフォラ、ステンレスの各容器で一部、全房を使って発酵。春先にアッサンブラージュして2ヶ月間落ち着かせてから出荷。 (輸入元資料参照)
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ヴィーノ・ロッソ22 3LBIB / フランチェスコ・ブレッツァ
¥4,900
【C570:2024.05~VIN変更の為、値上げ】 Type:赤ワイン Region:イタリア/ピエモンテ Variety:バルベーラ、グリニョリーノ、フレイザ ブドウ畑10ヘクタールを含む40ヘクタールの所有地を使って肉牛を飼い、与える餌もすべて自家生産したものを使用、ワラと牛糞を使って堆肥を作りそれを畑に返すという完全循環型のバイオダイナミックス農法を30年以上実践している。ワイナリーでもごく少量の2酸化硫黄以外の薬剤は一切使用しない。
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ピアン・デル・チャンポロ20 750ml / モンテヴェルティーネ
¥6,130
【D550】 Type:赤ワイン Region:イタリア/トスカーナ Variety:サンジョヴェーゼ+α 2020年ヴィンテージの国内への割り当ては僅か300本ほど。 チェリーやオレンジピール、薪の香り、大地香に、ほのかにフレッシュオレガノなどのアロマが混ざり合う。まろやかな味わいに、ほどよいタンニンが広がり、心地よい余韻へと続く。サラミやパスタ、グリルした肉料理とともに。 モンテヴェルティーネは、キアンティ丘陵地帯の中心で、マネッティ家が営む家族経営のワイナリーです。1967年に鉄鋼業を営んでいた先代のセルジオ・マネッティが、休暇を過ごすための別荘としてこの地に2haの土地を購入したことからワイナリーの歴史が始まります。 ワイン造りにのめり込んだセルジオは、ほどなくして本業を辞め、古い友人であった伝説的エノロゴ、ジュリオ・ガンベッリ氏をコンサルタントに招き、本格的にワインビジネスに専念することになります。 当初はキアンティ・クラッシコの規定に沿ったワイン造りをしていたモンテヴェルティーネですが、枠にとらわれずサンジョヴェーゼ本来の魅力を純粋に表現するために、1984年代初頭にあえて DOCGを脱退。自分たちの信念に基づいたワイン造りに注力することを選 択。法律が変わり、キアンティ・クラッシコを名乗ることができるようになってからもIGTを継続しています。セルジオが2000年に他界してからは、息子であるマルティーノが醸造家のパオロ・サルヴィとともにワイナリーを守っています。 キアンティ・クラッシコエリアの中でも最も高い、ラッダ・イン・キアンティの海抜425mの土地に、1968年の植栽されたレ・ペルゴレ・トルテをはじめ、8か所に計18haの自社畑を所有。サンジョヴェーゼが全体の90%を占め、残りの10%でコロリーノとカナイオーロを栽培しています。冷涼な気候と、ガレストロ(片岩や砂岩が混じる砕けやすい白亜質)とアルヴェレーゼ(硬質石灰岩)の混ざり合った土壌、そしてバイオダイナミックと有機農法により、最良なブドウを作り出します。全て手摘みで収穫されたブドウは、創業から変わらない伝統的 な醸造方法でサンジョヴェーゼの魅力を余すところなく凝縮したワインへと作り上げられます。 なかでも、彼らのフラッグシップワインであるサンジョヴェーゼ100%の「レ・ペルゴーレ・トルテ」は、先代のセルジオが、ジュリオ・ガンベッリとともに長年にわたり実現させたワインで、1977年のファースト・ヴィンテージ以降、その圧倒的な存在感と美しい味わいで、ヴィンテージを重ねた今でも世界中に衝撃を与え続けています。 (輸入元資料参照)
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フェルメンティ・オ・フラッメンティ20 750ml / パーネヴィーノ
¥5,740
【D200】 Type:赤ワイン Region:イタリア/サルデーニャ Variety:カリニャーノ、モニカ ラベルにはFRAMMENTIの「RAM」の上に「ER」と表記されていまして、(詳細は下記リンクより画像をご確認ください!)、ヴィナイオータ公認(?)パーネヴィーノのマスコットキャラクター、マリッポ君も、おにぎり型の輪郭の中には大小&形が様々な図形が描かれています。ジャンフランコは、「さまざまなモノを一緒にすることで、個々が持つ特性を無効にしようとする、錬金術的表現」とまた訳分かんない事を書いてきました(笑)。フェルメンティは、このケースでは“複数の醗酵体(=ワイン)”、そしてフラッメンティは“複数の断片”を意味し、とどのつまり、樽に収まりきらなかった様々なワインを適当に混ぜて熟成させたワインという事になるのかと・・・。13%という、2020ヴィンテージのパーネヴィーノのワインとしては低いアルコール度数から鑑みるに、カリニャーノ、モニカの割合が高いのかもしれません。還元などはしていないのですが、少し待ってあげるだけで格段に面白くなる予感がするワインです。 現当主ジャンフランコ マンカは代々受け継いできた畑でのブドウ栽培を1986年に始め、1994年からは公式にワイナリーとしての活動を始める。標高450mから700mまで、土壌も火山岩質から粘土-片岩質と様々な特性の、5つの区画に合計3ヘクタールの畑を持ち、サルデーニャの土着品種を栽培する(カンノナウ、ムリステッル、カニュラーリ、カリニャーノ、モニカ、モレットゥ、ジロ、モスカート、マルヴァジーア、ヴェルメンティーノ、セミダーノ、ヌラーグス)。樹齢も品種、区画によっては100年を超えるものも。年生産量7500-9000リットル。大地、人、その他の生命に対して最大限の敬意を払うべく、畑では一切の施肥を行わず、畑に自生する草を鋤き込むことで緑肥として利用しているほか、ボルドー液さえも使用せず、細かい粉末状の土と硫黄を混ぜたものを農薬代わりに6月に1度(年、畑によっては1度も撒かない)する以外には一切何も畑には散布しない。ワイナリーでも、醸造からボトリングまでの全ての工程で一切の薬剤を使用しない。ブドウ以外にオリーヴ、野菜、フルーツ、穀物を栽培し、それらは彼が経営するアグリトゥリズモで供される。ステンレスタンクでの醗酵後バリックで約12ヶ月間熟成。瓶詰め時にも二酸化硫黄は全く添加しない。 (輸入元資料参照)
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サンタ・ディエチ14 750ml / サンタ・ディエチ
¥4,340
【C220】 ※これは、今ガチガチなので、まだ飲まないほうがいいです。寝かせたい方はご購入ください。 Type:赤ワイン Region:イタリア/トスカーナ Variety:サンジョヴェーゼ、プティ・ヴェルド、カベルネ・フラン。 野生酵母のみでステンレスタンク発酵。2012年1月まで発酵が続いた。マロラクティック発酵までステンレスタンクで行う。熟成はトノー、フードルと色々な樽を使用して24ヶ月以上。ノン・フィルターでボトリング。12ヶ月以上熟成。 5軒しか存在しない『シエナ』の造り手の1人 会計士を辞めワイン造りに転身。キャンティの造り手パーチナにワイン造りを教わりながら、年々成長している若手注 目株。もう既に偉大なサンジョヴェーゼの片鱗を見せ始めている。 シエナに5軒残るカンティーナ 税理士として働いていた「ジャンニ・マッソーネ」はスト レス性胃炎で体調を崩してしまう。仕事を続けていく か悩んでいた時、相談したのが「パーチナ」の当主 「ステファノ」だった。 『妻の妹がパーチナのステファノと結婚していたので 親戚のような関係だった。ステファノの自由な生き方 に惹かれていった』 「ジャンニ」は税理士を少し休みながら自宅周辺の荒 れ果てた葡萄畑を再生し始める。 『2003 年にサンジョヴェーゼを中心にプティ・ヴェル ド、カベルネを植樹した』 お爺さんが所有していた 1.5ha の葡萄畑と 480 本の オリーヴの樹を含む 8ha の土地を相続し、地下を熟 成庫、ガレージを醸造所に改装してしまう。 場所はシエナの南 10km の丘の上。自宅の周辺が 葡萄畑になっている。その周辺を森林が囲っていて 自然に囲まれた環境。 『シエナには造り手は 5 軒しか残っていない。シエナ に近いので皆シエナで働くことを選び、葡萄畑は荒 廃していった』 「パーチナ」の「ステファノ」の協力で葡萄畑を再生し ていった。無施肥の自然農法を実践しながら、土壌 を作っていく。 『今まで一度も薬品を使っていない畑。除草剤も肥 料も使用していない。葡萄以外の植物が育っていた ので複雑性もある』 醸造に関しても全くの素人だったので「ステファノ」に 学び、自然なワイン造りを目指していった。 『50 年以上放置されていた畑。見た目は悪いが土 壌は健全だった。凝灰岩と砂を多く含む粘土質でト ゥーフォと呼ばれる』 年産500ケース 2007 年が初ヴィンテージ。年産 500 ケースの生産 量なので専業では不可能。税理士を続けながら、毎 朝、毎週末に葡萄畑を管理している。 醸造所は小さなステンレスタンクが 5 つだけ置ける小 さなもの。設備も最小限。 『発酵はステンレスタンク。温度管理機能は付いて ないので 30 度まで温度が上がらないように冷水を かけながら発酵させる』 発酵は野生酵母のみ。ボトリング前の極少量の亜硫 酸以外は何も足さない。清澄もしない。フィルタリング も行わない。 「サンタ・スビト」は樽にも入れないでステンレスタンク で熟成。何度か移し替えをすることで澱をひく。 「サンタ・ディエチ」はトノーで熟成。少しずつ色々な樽 を買い足していてフードル樽も試している。 以前は発酵容器も揃っていなかったので全品種を 同じタイミングで収穫していたが、ここ数年で分けて 収穫し、発酵させるように変更。 『カベルネは早く熟すので、以前は過熟していた。今 ではカベルネをベストのタイミングで収穫し、発酵で きるのでワインに構成力が出てきた』 樹が若いのでサンジョヴェーゼだけでは味の構成力 がなく、複雑味が足りない。最適のタイミングで収穫 されたカベルネはワインに背骨を与えてくれる。 『キャンティよりも重厚で硬いので飲み頃になるまで に時間が必要。今後は少しマセラシオンを短くして 飲みやすさを出したい』 「サンタ・ディエチ」のリリースは収穫後 5 年。バローロ よりも長い熟成期間を経てリリースされる。 家族を表すエチケット 自宅兼醸造所の隣には中世の塔が建っていてアグリ ツーリズモになっている。地下で自宅とつながってい てボトル熟成庫になっている。 『塔の地下を修復していたら、昔ワイン貯蔵庫であっ たことが判明した。その時にワイン造りという私の夢 の選択は正しかったと確信した』 「ジャンニ」と「エリサ」夫妻は 2 人の子供と共に暮らし ている。彼等のエチケットは家族を表している。 『樹は家と葡萄の樹を表す。4 つの葉は家族 4 人を 表していて、葡萄の樹のように家族 4 人が成長して いく様を表している』 また、彼等はサンジョヴェーゼを使ってブランデーを 蒸留している。果皮ではなく、果汁を蒸留したブラン デー「スピリト・サンタ」も秀逸。
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アユーキ!2014 750ml / トリンケーロ
¥3,960
【B940】 Type:赤ワイン Region:イタリア/ピエモンテ Variety:バルベーラ 2014年は太陽に恵まれなかった年という事もあり、繊細なブドウであるバルベーラにとっては非常に難しい年でした。そこにトリンケーロのワイナリー&家族的な事情も相まって、バルベーラはVDNのブドウのみを収穫&醸造することに。2014年はオータ家第3子ユーキの生まれ年だったという事もあり、全量(5000リットルの大樽2樽)分けてもらい、VDNではなくアユーキ!という名前でリリースすることにしましたぁ!!今回入荷したのは1樽目をボトリングしたものになります。アユーキ2014はアルコール度数的にも13.5%と重過ぎず軽すぎず、端正でバルベーラという品種の魅力が最大限に表現されているワインです。
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ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ "プルニョーロ" 750ml / ボスカレッリ
¥2,550
【A700(限特)】 Type:赤ワイン Region:イタリア/トスカーナ Variety:プルニョーロ・ジェンティーレ(サンジョヴェーゼ)85%、マンモーロ15% ステンレスタンクで醗酵 セメントタンクで数ヶ月熟成。 ジェノヴァに住むデ・フェッラーリ侯爵家が、1962年にモンテプルチアーノに土地を取得し、1967年からワイン生産を開始。現在は創業者の孫となる兄弟が運営し、兄ルーカが醸造責任者、弟ニコロが栽培責任者を務める。この生産者は、今では一般化したサンジョヴェーゼの優良クローンへの植え替えを1991年から大胆に推進した先駆けでもある。ワインは悠揚迫らず、おっとりとして温和な“クラシック”な持ち味が特徴的である。また近年はベースのヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノにも木製の発酵タンクを用いるなど、常に先見性のある造り手でもある。もう一つ、特記すべきは、良年のみ生産されるトップ・ワイン「イル・ノーチョ」の卓越性。1972年植樹の、同社最良の3haの畑からのサンジョヴェーゼ100%(2001年以降)で、40日以上もマセレーションして造られるこのワイン、傑出した深みと奥行き、魔性の陰翳はモンテプルチアーノという土地に育つサンジョヴェーゼの偉大なフィネスを示す最上のサンプルの一つである。
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キャンティ・コッリ・セネージ21 750ml / ラ・トッレ・アッレ・トルフェ
¥2,830
【A871(限特)<VIN変更の為、2024.01~価格変更】 Type:赤ワイン Region:イタリア/トスカーナ Variety:サンジョヴェーゼ 品種:サンジョヴェーゼ主体 (カナイオーロ、コロリーナ)10% 植樹:1960年代、2000年代 位置:330m、南東~南西向き 土壌:粘土石灰、砂質も多い セメントタンクで醗酵 セメントタンクで10ヵ月熟成 砂質のサンジョヴェーゼのタンニンは、木樽で熟成をさせると、タンニンが強くなりすぎることが多いため、活き活きとした、ニュアンスを出すためにセメントタンクでの熟成を選んだ。 ラ・トッレ・アッレ・トルフェは8世紀に建てられた塔(Torre)を中心に、できた貴族の郊外の別宅で、現オーナーのマニア・カステッリの曽祖父が二次大戦後に購入し、それ以来、オリーブオイルやワインの生産を行ってきた。古い貴族の別邸ということもあり、スペースは広く、13haの自社畑には十分な醸造設備がある。古い大容量のセメントタンクが多いのもこのワイナリーの特徴だ。2018年、長らくワイン造りを担当してきた醸造家が、トッレ・アッレ・トルフェを去ることが決まった。そこでその醸造家がオーナーのマニアに推薦をしたのが、ジャコモ・マストレッタだった。2016年に惜しまれながらも、閉業したキアンティ・ガイオーレのワイナリー、ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネの元醸造家だ。ジャコモにとって初めての経験である、砂地でのサンジョヴェーゼの醸造。果実味とタンニンの表現が、石灰質土壌のそれとはまったく違うとジャコモは言う。確かに骨格よりも柔らかなタンニンが、印象的だが、果実味と酸味に彼らしい魅力が出ている。
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キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ19 750ml / ビッビアーノ
¥3,800
【B224:限特】 Type:赤ワイン Region:イタリア/トスカーナ Variety:サンジョヴェーゼ 敷地内丘陵の南西及び北東向きの両斜面で収穫された葡萄を使用。石灰粘土質土壌。収穫は9月下旬よりスタート。除梗後、ステンレスタンクとセメントタンクで23日間発酵、マセラシオン。50%はセメントタンク、50%フレンチオーク樽で18ヶ月間熟成後、約6ヶ月間の瓶内熟成。 (輸入元資料参照)
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2017 750ml / リドルフィ
¥8,110
【F020】 Type:赤ワイン Region:イタリア/トスカーナ Variety:サンジョヴェーゼ あえてタンニンの柔らかなフレンチオークで熟成を行うことで、リリース時に飲み頃を迎えるよう狙って醸造している。 2017VT:端に僅かにオレンジのニュアンスが出始めている輝きのあるルビー色。ベリー系のエッセンスを思わせる軽やかな赤い香りにピンクペッパー、ローズマリー。黒い果実やカラメルのような濃厚さとは無縁な、透明感のある流麗なサンジョヴェーゼ。 リドルフィは、ラシーヌがご案内してまだ3年目ですが、世界のワイン界で頭角を現し、早くも定評が確立しはじめました。ブルネッロでは新顔視されがちなリドルフィですが、2014年に醸造責任者に着任したジャンニ・マッカーリは、ポッジョ・ディ・ソットとサリクッティで延べ25年間ブルネッロ造りに携わった、サンジョヴェーゼとブルネッロ造りでは並ぶもの無きベテラン醸造家です。モンタルチーノに14haあるリドルフィの自社畑は、町の北東部にあたる冷涼地で、ガレストロ土壌と、塩分を多く含む灰色の海洋性堆積土壌が点在。後者の可能性を見抜き、その地質改良に成功したジャンニは、それぞれの区画にあった7つのクローンを選別し、栽培をおこなっています。入念きわまる栽培は、有機農法とビオディナミ農法が基本。ブドウの選果は、風圧を利用した徹底的な粒選びです。醸造は自然酵母で、現在はステンレスタンク発酵ですが、すでにコンクリート発酵への転換を準備中。 ワインは、フレンチ・オークとスラヴォニアン・オークの両材を用いた樽に移した後、大樽で熟成させています。 キアンティを含めてジャンニの手がけるサンジョヴェーゼには、いずれも品種と産地の特徴が歪められずに表現されているだけでなく、純で透明な果実感が伸びやかに伝わってきます。テロワールの可能性を最大限に引き出し、かつ表現することが、リドルフィの使命であり、哲学なのです。 (輸入元資料参照)
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ロッソ・ピチェーノ2020 750ml / ボッカディガッビア
¥2,640
【A742:通特】 Type:赤ワイン Region:イタリア/マルケ Variety:モンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼ 温度管理されたスティールタンクで長期間のマセラシオンを行ったあと、フレンチオーク樽で12ヶ月間熟成させる。 3年に1度、全体の約5%のみ新樽を導入。あとは基本的に古樽(2~3年)を使用。海に近いことで、より豊かなボディと骨格、また高い果実味を与えている。2016年VTより、日本向けのみ瓶詰時の亜硫酸添加をやめてもらった(醸造中には使っている)。それ以降、リリースした手からより柔らかくてフレッシュで生き生きとした味わい、を感じられる。また、樽熟成後も瓶詰までの期間を大容量のタンクでたっぷりと時間を取り、収穫年から3~4年後にリリースするため、リリース直後からワインは落ち着き、しっかりと開いている。 ボッカディガッビアについて ナポレオン直系の子孫、ルイージ・ジローラモ・ナポレオン・ボナパルト公が1950年まで所有していたワイナリー。19世紀初頭から、ナポレオン家の経営のもと、主にフランス品種が栽培されていた。ゆえ、現オーナーのエルヴィティオ・アレッサンドリも、モンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼ、トレッビアーノなどと共に、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨンなども栽培する。栽培はリュット・レゾネで、除草剤は撒かないが、海辺のブドウ畑で湿度も高いため、防カビ剤だけは散布しなければならないと、エルヴィディオは話す。醸造技術が非常に高く、特に「ロッソ・ピチェーノ」は、派手な押しつけがましさや装飾が皆無。軽やかさと落ち着いた雰囲気があり、日々のイタリア料理にスッと寄り添う「大人のワイン」。2013年は、ラシーヌのキュヴェのみ瓶詰め時の亜硫酸添加なしでリリースされた。白の「ガルビ」も、フレッシュで早くから楽しめる。ともにラシーヌ創業時から約20年、輸入を続ける定番・お気に入りワインである。 (輸入元資料参照)
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イルピーニア アリアニコ チンクエ・クエルチェ19 750ml / サルヴァトーレ・モレッティエーリ
¥3,210
【B118:限特】 Type:赤ワイン Region:イタリア / カンパーニャ Variety:アリアニコ 「南のバローロ」と謳われるタウラージにおいて特に重要な畑を所有する。イルピーニア・アリアニコも使われるブドウはタウラージと同じ畑のもので、比較的樹齢の低い樹から造られる。透明感のあるルビー。チェリーのような可愛らしさを持ちつつも深い果実香、豊富なタンニン、充実した酸を連想する、重層性ある香り。香り通りのどっしり構えた味筋なのに非常に重心が高く、冷ややかさすらも感じる事ができるのは、標高500mを超える畑の環境のおかげか。 (輸入元資料参照)
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ガイオ・ガイオ21 750ml / ラ・カラブレッタ
¥2,880
【B030】 Type:赤ワイン Region:イタリア/シチリア Variety:ネレッロ マスカレーゼ ロザートと同じくカルデラーラ地区の樹齢の若い区画のネレッロで造る、果実味豊かなワイン。ある意味カラカラ ロッソの対となるワイン。名前の由来は、父マッシモの少年期のあだ名(ガイオ)から。 シチリア東部の都市カターニャから北に70km、地中海最大の活火山であるエトナ山(標高3326m)の北側、標高800mの人口1万人の小さな街ランダッツォにあるカラブレッタ。 1900年ガエターノ カラブレッタは妻グラーツィアと結婚し、遺産として相続した土地を再整理するとともにランダッツォに土地を購入しました。第二次世界大戦が終わる頃、息子サルヴァトーレが両親の後を引き継ぎ、ブドウ栽培を始め、コンチェッタと結婚、新しく土地を購入し家業を拡大。1990年代に入り、サルヴァトーレの息子マッシモと孫のマッシミリアーノに受け継がれたカラブレッタ家は、1997年からそれまで桶売りしていたワインでの自家ボトリングを始めました。 エトナ山から流れ出る溶岩の質は標高によって違いがあり、土壌に大きな影響を与えるため、それぞれの畑に特性をもたらすと感じたマッシミリアーノは、様々な標高の地質の異なる畑でブドウを栽培しています。火山岩質の黒い土壌は豊富なミネラルを持ち、昼間の熱を夜まで保温してくれ、絶えず流れる乾いた風は畑に湿気をため込まず、激しい昼夜の寒暖差はブドウに偉大な酸を与えるため、エトナ山の自然環境は、彼らが行っているアルベレッロ仕立ての農薬に頼らない農法にとって理想的な場所といえます。現在は樹齢100年以上の古樹がある区画を含み、合わせて12.5ヘクタールの畑でブドウを栽培、溶岩をくり抜いたセラーでは動力を極力使わないシンプルな醸造を心掛け、年間約40000本のワインを生産しています。 (輸入元資料参照)
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ネロ・ダーヴォラ・シチリア22 750ml / ヌース
¥3,020
【A989:限特】 Type:赤ワイン Region:イタリア/シチリア Variety:ネロ・ダーヴォラ 21日間マセレーション ステンレスタンクで25日間醗酵 ステンレスタンクで14ヵ月間熟成 暑い地域の品種らしい、複雑なハーブの香りと、口の中いっぱいに広がる果実味。アルコール度数も高いが、きっちりと酸味を残した造りなので、飲み飽きることが無い。 ワイナリー名のヌースとは、新プラトン主義で、神が初めて降臨した時に発した神聖な理性を指す。アレッサンドロ・フィリッピは、ソアヴェで長い歴史を持つワイナリーの出身。量子物理学からヒントを得たという独自の理論を元に、イタリア各地でコンサルタントとして活躍する。フィリッピがシチリア島西端部、トラパニ郊外で醸造責任者を務める協同組合がNoûs(ヌース)である。組合の構成農家はわずか4名で、アレッサンドロの指導の元、ビオロジック栽培へと転換した。アレッサンドロはかつて、同エリアの古樹を守るために立ち上げた協同組合“カンティーナ・エリチーナ”を率いていたが、400名もの栽培農家の意見が整わず、現在この組合は解散した。しかし栽培農家には100年を越えるネーロ・ダーヴォラやカタラットの古木を持つ農家も多くいた。現在はアレッサンドロの意見に理解を示してくれた4名の栽培家との協同組合だが、今でもその他の栽培家たちの復帰の説得は続けている。 (輸入元資料参照)