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ベンヘ・ティント22 750ml / エンビナーテ

¥3,395 税込

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【B235:限特】
Type:赤ワイン
Region:スペイン/カナリア諸島・テネリフェ島
Variety:リスタン・プリエト主体、ティンティーリャ

植樹:1910~1930年
位置:標高1000m以上、複数の畑
土壌:様々な火山性土壌

2~4週間セメントタンクでスキンコンタクト
バリックで8ヵ月間熟成


テネリフェ島南西部、イコデン・ダウテ・イソラ地域内の、サンティアゴ・デル・テイデ村付近の畑。標高1000mを超え、夏の間もほとんど雨の降らない地域で、リスタン・プリエトの古樹がゴブレ仕立てで残っている。火山島のテネリフェ島であることからどのエリアのワインからもスモーキーな香りや、火薬を思わせる香りがするが、ベンヘ・ティントの場合は特に顕著に感じる。少し還元的なニュアンスと合わせて、少し閉じた印象を与える。待つ価値あり。


◆カナリア諸島・テネリフェ島
 主にロベルトの担当地域。ロベルトはテネリフェの町の生まれで、両親はレストランを経営している。畑はタガナン村(タガナン・シリーズ)、オロターヴァ地区(パロ・
ブランコとミガン)、サンティアゴ・デル・テイデ村(ベンヘ・シリーズ)の村にそれぞれ点在。
 カナリア諸島は、ヨーロッパ最南端の地域で、少し東に行けばモロッコ、日本で言えば、奄美大島と同緯度にある。島ということもあり、かなり高温多湿な環境でのブドウ
栽培を強いられる。カナリア諸島のうち、エンビナーテがブドウを買っているのは、テネリフェ島という一番大きな火山島にある畑。その中でもより涼しい環境にある、北向
き斜面の畑(タガナンやオロターヴァ)や、1000mを超える高い標高の畑(ベンヘ)のブドウを購入して醸造している。



エンビナーテについて

エンビナーテ”はロベルト・サンタナ、アルフォンソ・トレンテ、ラウラ・ラモス、ホセ・マルティネスの4人組からなるワインメーカーグループ。アリカンテの大学で醸造学を学んでいた4人が意気投合し、2005年に結成された。大学卒業後、彼らはワイン造りのコンサルタント業を始め、これがのちに“エンビナーテ”へと発展することになる(公式のワインの販売は2008年から)。彼らは、リベイラ・サクラやカナリア諸島といった、主に大西洋気候から影響を受けた地域で、個性的な畑に焦点を当ててワイン造りをしている。彼らが四人組である理由は、”気が合い”、”志を同じくしている”から。その志とは、スペインの古くからのブドウ栽培文化を背景とした、その土地固有の味わいを感じさせるワインを造ること。彼らと話して感じることは、どんなところでも、良いワインはできるし、ましてやスペイン各地に残っている畑を見てくれ、という熱意だ。
 4人それぞれに担当の地域があり、畑も醸造所も各地域にあるが、基本的なアイデアは、4人でワインを造るということ。密に連絡を取り合い、シーズンごとに4人で各生産地に集まり、栽培・醸造の方針を決めている。誰がどのワインを造っているの?という質問にはいつも「4人で造っている。僕ら4人でエンビナーテだ」という答えが返ってくる。
 畑については、エンビナーテ所有の畑というものはなく、どれも各地域の栽培者とともに、作業をしながら栽培指導をしつつ、ブドウを購入するという形を取っている。畑のある村やその地区の出身でない彼らが、カナリア諸島の人たちのブドウを買わせてもらうことは、最初は難しかったそうだが、畑で一緒に作業をして考えを共有し、収量による変動のない、一定の額を支払うことで、少しずつ信用を得て来た。手入れの仕方はリュット・レゾネで、ビオロジックな栽培を指導しているが、まだ全てのエリアの畑で実現できているわけではない。

(輸入元資料参照)

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