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ヴェッキエ・トノー24 750ml / モンテ・マレット

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【C850】
Type:白ワイン
Variety:イタリア/ピエモンテ
Variety:エルバルーチェ

2017年までエルバルーチェ ディ カルーソの名前でリリースされていたこのワインは、2018年のDOC官能試験で落とされてヴェッキエ トノー(古い木樽)に名前を変更。エルバルーチェは16世紀前半の文献からその存在を確認することができる地品種で、ピエモンテ州のカルーソ近郊のみで栽培されている。

エルバルーチェは「光のハーブ」という意味で、収穫が近づく秋になるとエルバルーチェの果実が光を取り込んでさまざまな鮮やかな色を纏うことから、ギリシャ語で「夜明けの光」「太陽神と夜明けの神との間に生まれた女神」を表すアルバルーチェと呼ばれていたことに由来して名付けられた。酸がしっかりとした品種であるため、この地域ではスプマンテ、白ワイン、パッシートとして愛されてきている。

標高400mの棚仕立ての区画のエルバルーチェを収穫後、ダイレクトプレスし、樫の使い古した木桶(ヴェッキエ トノー)にてアルコール醗酵と熟成を行う。




ロンドンのラムゼイを筆頭とする、ヨーロッパの星付きレストランでソムリエとして活躍してきたジャンマルコ ヴィアーノ。結婚と出産を機に、生まれ育ったイヴレーア(トリノから北に50km)に戻ったものの、何をするのかハッキリとは決まっておらず、ヴァッレ ダオスタのレストランで働きながら日銭を稼いでいました。そんななか、急峻な岩山に張り付くように佇むカレーマの畑に呼ばれたような気がしたジャンマルコ、自分の直感を信じてワイナリーを始めることにします。ブドウ栽培とワイン醸造の経験はなかったため、近くのワイナリーで働きながら、カレーマのゾーンで栽培放棄されかけている畑を借りる交渉、そして農作業に時間を費やし、2015年ヴィンテージより自分のワインをリリースしました。

岩の台地の斜面にへばりつくように作られたDOCカレーマの畑は、1940~50年代に64ヘクタールとピークに達しましたが、機械化できない作業効率の悪い畑に耐え切れずに廃業してしまうブドウ生産者も多く、2014年には全体の耕作面積が13ヘクタールまで落ち込み絶滅寸前の状態となりました。しかし、ジャンマルコを中心とした若い生産者たちが移住して新たにワイナリーを始めるケースも増え、現在は全体で17ヘクタールまで増加してきました。ジャンマルコは色々な人に借りた、カレーマの7つの区画(あわせて0.5ヘクタール)とカルーソの約0.4ヘクタールの畑から、年間約2000本ほどのワインを生産しています。

使う農薬はボルドー液のみで、他の農薬は一切使わず、無施肥を実践。カレーマは小さな段々畑で構成されているため、当然のことながらトラクターなどの機械は入ることができないので、除草も刈り払い機で行います。初醸造は培養酵母を使っていましたが、2017年からは野生酵母で醗酵しています。

ピエモンテ州北部のワイン生産エリアには、ガッティナーラやゲンメといった偉大なワインを生み出してきた地域もありますが、カレーマはガッティナーラよりやや西に位置し、ヴァッレ ダオスタとの州境の標高400~600mの山地にあるマイナー地域です。雨が多く、寒さの厳しいカレーマでは、パーゴラと呼ばれる、石造りの支柱を使うことで、石柱が昼間に蓄えた熱を夜に放出し、夜間の冷気からブドウを守る独特の伝統的な畑が今でも残っています。
(輸入元資料参照)

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